
今日は早く帰ると申し出ているときに限って,午後5時過ぎに緊急の検討案件が入ってきて(提出は月曜日朝まで)
それも日曜日中にはやるからと断りながら,とにかく会社を出たものの,地下鉄の中で携帯に着信が3件。
運動公園駅で地下鉄を降りて,順番に電話をかけて回答してるうちに,なんだか球場から歓声が。
とにかく今日は1年の中で,結構大事にしてた日。
24年前の阪急ブレーブスが蘇った神戸の屋外球場。

1ヶ月間晴れ間が続いていたのに,昨日の時点で今日の午後のみ雨という予報を見たときは愕然としましたが,
なんとか曇り空ながら天気は持っていました。


やっぱり近代的なドームよりも,屋外で夜風を感じながら見てる方が
当時の西宮球場に近いものがあるように思えますよね。
野中は急に調子が良くなった所為か,阪急のユニフォームも似合って見えました。

球場のビジョンやオルガン演奏など,阪急西宮スタジアムをモチーフにした演出がされていましたが,
(時には福本さんの世界新記録の盗塁時やブーマーのホームランを打った過去の映像も)
ライトスタンドの応援は昨年までのような懐古企画は行わず,常に現在のオリックス・バファローズのスタイルでした。
いろいろ自粛とか規制も厳しくなってるので,仕方ない面もあるのでしょうが,ちょっと物寂しく思うところ。
(「絶対勝つぞ,バファローズ!」って言わなきゃいけない)
でも,ブレービーの姿を見ると,やっぱり切なくなりますね。島野修さん・・

そういえば今日から合流の助っ人スケさん。
アメリカ3Aでは,そこそこ調子がいいとのことで,入団即昇格即スタメンという待遇。
だからでしょうか,ランナーコーチがサインプレーを耳打ちしてたのは。
オリックスの外野は,元内野手の野中・スケールズ,そしてルーキーの川端の3人。
守りの野球などと言ってられなくなりましたが,ここまで来たらポリシー云々を通す必要性もないでしょう。
ここまでの展開,阪急は広島先発の野村を攻めランナーを貯めるものの,初回と4回にゴロの間に得点した2点のみ。
対して,先発の木佐貫は5回表に2死からあっさり追いつかれ,阪急の方が圧倒的に攻めてる割に試合は均衡状態で前半戦終了。

今日は花火もしっかり見ることが出来ました。

その直後にニックの花火も見てしまいましたが。
ソロホームランを浴びて勝ち越し点を献上。(急2-3広)


♪晴れたる青空~


木佐貫は大崩れはしなかったのですが,中盤以降に逆転を許したことで不利な展開に。
広島野村は7回まで投げきり,向こうの勝ちパターンへ・・

阪急も木佐貫は8回を投げきり,9回表は平野が抑えて裏の攻撃へ。
広島は守護神のサファテがマウンドへ。

先頭の北川はバットで捉えるも,レフトの守備範囲。
続く打者はフミヒロの代打として日高が登場。ライトスタンドは「おぉ~」という声が。
ここで,日高の応援歌は阪急時代からの藤田の応援歌が受け継がれていたことを思い出します。
日高の打席では,唯一阪急時代にも流れていた曲が球場内に木霊したわけです。
♪POWER SWINGに 気迫込めて 飛ばせ 飛ばせ どこまでも~
そのブレーブスの魂が日高に乗移ったか。


「飛ばせ 飛ばせ どこまでも」


起死回生の第1号。(急3-3広)
ブレーブス魂が日高を動かしたというよりも,
この球団で,この球場だからこその日高の意地みたいなものではないでしょうか。
ずっと活躍してるわけじゃないけど,たまにこういうのがあるからこそ面白いもの。
そして試合は延長戦に。

10回表攻撃前,堀江さんのアナウンスでは・・「代打しました日高がそのまま入り,キャッチャー」
ついに,勝負どころで日高がマスクを被る。

マウンドには岸田が。
ちなみに,投手コーチの入れ替えで星野さんが1軍に復帰。赤堀さんがブルペン担当に。
なんだか,星野さんがそのまま投げに行っても違和感ないんですけど。
すでに試合開始から3時間20分を回り,10回の表裏で試合は時間切れで終了というところ。
しかし,どうも今日の岸田の調子が悪い。
直球はMAX141キロだし,コントロールもイマイチ。(ちなみに,この球場は球速が出やすい)
先頭梵にヒット&盗塁を許し,続く東出には四球。無死1,2塁で打者は丸の代打に木村。
木村はバントがなかなか成功できず,ただ岸田も警戒しすぎてカウントを悪くし,結局ヒッティングされ・・

打球は1,2塁間を抜けようかという当たりに後藤が飛びつき,1塁送球アウトに。
ライト前へ抜けると思い込み3塁を通過して飛び出していた梵を見て,デホが素早く3塁へ送球,
これで梵はホームへ突っ込まざるを得なくなり,バルからホームへ送って日高がブロック。

梵はタッチアウト。無死1,2塁だったものが二死2塁になり,一気に形勢逆転。
後藤は初回のチャンスでゲッツーを阻止できる1ゴロで状況に応じたバッティング,
5回のチャンスのときも2塁手の頭を越せそうな当たりだっただけに,底は脱したかもしれません。
(と油断してると,エラーしてくれますけど。)
デホの守備は,今日もバルの送球をスルーしてしまうところはありましたが,
この1プレーのような状況判断の良さがあれば,今後も安心できます。

続いてニックは敬遠策。そして広島は代打に打率4割を超える前田を送り,芯を捉えた当たりを打たれましたが,
なんとかセンター野中の守備範囲内。奇跡的に無失点で済みました。これで負けはなくなったわけで。
岸田はベンチに戻る際,日高に向かって「ゴメン」と手を合わせていましたが,日高は逆に握手を求めていました。
そして,ピンチの後にはチャンスあり。


広島は4番手岸本。先頭野中は四球を選び,すかさず盗塁。そしてバルは敬遠され,打席にはデホ。
もう今日の岸本にデホを抑える力はなく,イデホの放った打球はライトの頭上を越えて右中間を転々と・・


そして野中が生還。という間にイデホには飛沫が飛び交ってました。
と同時に,野中が本当に嬉しそうな表情をしてるがいいね。(急4x-3広)




ヒーローはデホ。とにかく渋い声でした。


Braves 4x - 3 Carp
私が小学生の頃,確かに存在していた阪急ブレーブス。
初めて西宮球場に行ったとき,そこで見たホームランを打ったのは背番号25, キャッチャーの藤田浩雅でした。
あのときも今日の日高と同じ曲が流れていたんだろうか。
結構鮮明に当時のことは思い出せるものの,そこは思い出すことはできず。
でも小学生の自分にとって初めて見た生のホームランの感動を,あの一振りが少し思い出させてくれました。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
それも日曜日中にはやるからと断りながら,とにかく会社を出たものの,地下鉄の中で携帯に着信が3件。
運動公園駅で地下鉄を降りて,順番に電話をかけて回答してるうちに,なんだか球場から歓声が。
とにかく今日は1年の中で,結構大事にしてた日。
24年前の阪急ブレーブスが蘇った神戸の屋外球場。

1ヶ月間晴れ間が続いていたのに,昨日の時点で今日の午後のみ雨という予報を見たときは愕然としましたが,
なんとか曇り空ながら天気は持っていました。




やっぱり近代的なドームよりも,屋外で夜風を感じながら見てる方が
当時の西宮球場に近いものがあるように思えますよね。
野中は急に調子が良くなった所為か,阪急のユニフォームも似合って見えました。


球場のビジョンやオルガン演奏など,阪急西宮スタジアムをモチーフにした演出がされていましたが,
(時には福本さんの世界新記録の盗塁時やブーマーのホームランを打った過去の映像も)
ライトスタンドの応援は昨年までのような懐古企画は行わず,常に現在のオリックス・バファローズのスタイルでした。
いろいろ自粛とか規制も厳しくなってるので,仕方ない面もあるのでしょうが,ちょっと物寂しく思うところ。
(「絶対勝つぞ,バファローズ!」って言わなきゃいけない)
でも,ブレービーの姿を見ると,やっぱり切なくなりますね。島野修さん・・


そういえば今日から合流の助っ人スケさん。
アメリカ3Aでは,そこそこ調子がいいとのことで,入団即昇格即スタメンという待遇。
だからでしょうか,ランナーコーチがサインプレーを耳打ちしてたのは。
オリックスの外野は,元内野手の野中・スケールズ,そしてルーキーの川端の3人。
守りの野球などと言ってられなくなりましたが,ここまで来たらポリシー云々を通す必要性もないでしょう。
ここまでの展開,阪急は広島先発の野村を攻めランナーを貯めるものの,初回と4回にゴロの間に得点した2点のみ。
対して,先発の木佐貫は5回表に2死からあっさり追いつかれ,阪急の方が圧倒的に攻めてる割に試合は均衡状態で前半戦終了。

今日は花火もしっかり見ることが出来ました。


その直後にニックの花火も見てしまいましたが。
ソロホームランを浴びて勝ち越し点を献上。(急2-3広)



♪晴れたる青空~




木佐貫は大崩れはしなかったのですが,中盤以降に逆転を許したことで不利な展開に。
広島野村は7回まで投げきり,向こうの勝ちパターンへ・・


阪急も木佐貫は8回を投げきり,9回表は平野が抑えて裏の攻撃へ。
広島は守護神のサファテがマウンドへ。


先頭の北川はバットで捉えるも,レフトの守備範囲。
続く打者はフミヒロの代打として日高が登場。ライトスタンドは「おぉ~」という声が。
ここで,日高の応援歌は阪急時代からの藤田の応援歌が受け継がれていたことを思い出します。
日高の打席では,唯一阪急時代にも流れていた曲が球場内に木霊したわけです。
♪POWER SWINGに 気迫込めて 飛ばせ 飛ばせ どこまでも~
そのブレーブスの魂が日高に乗移ったか。




「飛ばせ 飛ばせ どこまでも」




起死回生の第1号。(急3-3広)
ブレーブス魂が日高を動かしたというよりも,
この球団で,この球場だからこその日高の意地みたいなものではないでしょうか。
ずっと活躍してるわけじゃないけど,たまにこういうのがあるからこそ面白いもの。
そして試合は延長戦に。


10回表攻撃前,堀江さんのアナウンスでは・・「代打しました日高がそのまま入り,キャッチャー」
ついに,勝負どころで日高がマスクを被る。


マウンドには岸田が。
ちなみに,投手コーチの入れ替えで星野さんが1軍に復帰。赤堀さんがブルペン担当に。
なんだか,星野さんがそのまま投げに行っても違和感ないんですけど。
すでに試合開始から3時間20分を回り,10回の表裏で試合は時間切れで終了というところ。
しかし,どうも今日の岸田の調子が悪い。
直球はMAX141キロだし,コントロールもイマイチ。(ちなみに,この球場は球速が出やすい)
先頭梵にヒット&盗塁を許し,続く東出には四球。無死1,2塁で打者は丸の代打に木村。
木村はバントがなかなか成功できず,ただ岸田も警戒しすぎてカウントを悪くし,結局ヒッティングされ・・


打球は1,2塁間を抜けようかという当たりに後藤が飛びつき,1塁送球アウトに。
ライト前へ抜けると思い込み3塁を通過して飛び出していた梵を見て,デホが素早く3塁へ送球,
これで梵はホームへ突っ込まざるを得なくなり,バルからホームへ送って日高がブロック。

梵はタッチアウト。無死1,2塁だったものが二死2塁になり,一気に形勢逆転。
後藤は初回のチャンスでゲッツーを阻止できる1ゴロで状況に応じたバッティング,
5回のチャンスのときも2塁手の頭を越せそうな当たりだっただけに,底は脱したかもしれません。
(と油断してると,エラーしてくれますけど。)
デホの守備は,今日もバルの送球をスルーしてしまうところはありましたが,
この1プレーのような状況判断の良さがあれば,今後も安心できます。


続いてニックは敬遠策。そして広島は代打に打率4割を超える前田を送り,芯を捉えた当たりを打たれましたが,
なんとかセンター野中の守備範囲内。奇跡的に無失点で済みました。これで負けはなくなったわけで。
岸田はベンチに戻る際,日高に向かって「ゴメン」と手を合わせていましたが,日高は逆に握手を求めていました。
そして,ピンチの後にはチャンスあり。




広島は4番手岸本。先頭野中は四球を選び,すかさず盗塁。そしてバルは敬遠され,打席にはデホ。
もう今日の岸本にデホを抑える力はなく,イデホの放った打球はライトの頭上を越えて右中間を転々と・・


そして野中が生還。という間にイデホには飛沫が飛び交ってました。
と同時に,野中が本当に嬉しそうな表情をしてるがいいね。(急4x-3広)






ヒーローはデホ。とにかく渋い声でした。




Braves 4x - 3 Carp
私が小学生の頃,確かに存在していた阪急ブレーブス。
初めて西宮球場に行ったとき,そこで見たホームランを打ったのは背番号25, キャッチャーの藤田浩雅でした。
あのときも今日の日高と同じ曲が流れていたんだろうか。
結構鮮明に当時のことは思い出せるものの,そこは思い出すことはできず。
でも小学生の自分にとって初めて見た生のホームランの感動を,あの一振りが少し思い出させてくれました。

お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
日高の応援歌は阪急の選手のを流用していたんですね! それは主さんも懐かしさを感じたことと思います。