ファン感謝イベントの最後に行われたドラフト会議を経て入団が決まった新人選手の入団記者会見の模様です。
司会進行は大前アナウンサー。
ドラフト1巡目,松葉投手を筆頭に・・
育成指名2名を含む総勢7名の選手がオリックス・バファローズに仲間入り。
まず最初は,2:8分け(髪型)の本部長より
「チームが情けない結果に終わった今季ですが,明るい情報として有望な選手を指名できた」という挨拶から。
続いて森脇監督からは,「現場の一員として,まずはファンの方にお詫び申し上げます」という言葉。
そして,隣にいるフレッシュな彼らが,このプロ野球に飛び込んでくれたことを心強く思うとともに,
彼らの門出を祝う機会であるという主旨を伝えられました。
森脇監督の言葉は,ゆっくりと丁寧に話すこともありますが,
的確であるとともに重く,現場の生の声として心に響いてくるものがありました。
この監督の言葉を聞いているだけでも,何か来季こそはという熱い思いに駆られたものです。
その直前に話していた本部長の表面ヅラだけエエカッコつけようとしてる言葉とは全く違うだけに。
ドラフト1巡目,松葉投手。
一度は野球をやめようと思った時期もあったそうですが,そこを乗り越えて
ドラフトに指名されるだけの力を得たことを自信にしたい,と話していました。
また,1年目から二桁勝利を狙いたいとのコメントも。
2巡目,佐藤投手。
北海道出身の佐藤投手にとって,大阪はあたたかくて,野球をやるには素晴らしい環境だそうです。
3巡目,伏見捕手。
「トライ」という名前は,親がラグビーをやっていたことが由来だそうです。
「一度聞いたら忘れない名前だけに,親に感謝しています」と堂々と言われていました。
記者からは「オリックスではキャッチャーはチャンスが大きい」と言われていたことも含め,
一年目から開幕スタメンを目標にやっていきたいという意気込みも。
4巡目,武田外野手。
目標とする選手はイチロー選手。走功守三拍子揃って活躍できることに憧れています,だそうです。
支配下登録選手としては,唯一の高校生ですが,先輩のいいところを学びたいという思いも。
5巡目,森本投手。
金子千尋投手のようなピッチャーになりたい,また福井ミラクルエレファンツの先輩だった前田祐二投手が
一軍で活躍していることもあり,BCリーグに恥じない活躍をしたいという思いを聴けました。
6巡目,戸田投手。
(名前を間違えて掲載しておりました。ご指摘いただいた阪急沿線の住民さん,ありがとうございました)
JR東日本の先輩である川端選手,縞田選手から,オリックスは先輩とも仲良くいい雰囲気なので,
安心して飛び込んできて欲しいというアドバイスも受けたそうです。
少し前の京セラドームで行われた社会人野球・日本選手権でも活躍しましたし,
京セラドームのマウンドも経験済みというのは心強い存在です。
育成1巡目,原捕手。
「打てるキャッチャー」として,攻守ともに活躍することを誓っていました。
BCリーグ・信濃グランセローズから育成契約と決して将来安泰というわけではありませんが,
「自分は常に下から這い上がってきたので,今のポジションも決して苦に思っていません」という堂々たるコメントが。
育成2巡目,西川外野手。
自慢は脚力。「この年になって野球を続けていいのか」と迷い辛かった時期もあったそうですが,
このようにプロ野球選手になれたことを大きな喜びに代えられたという思いも語っていました。
また,森脇監督の印象を聞かれたことについては,
新人選手揃って,「ダンディー」「イケメン」「かっこいい人」という言葉と同時に,
「初日から声を掛けてくださって,親しみやすい」という言葉も聞かれました。
「皆さんコメントが上手いですね。」と監督。
その言葉がダンディー。
まだ緊張した面持ちが消えないままですが,記者写真撮影へ。
皆さん,とにかくプロ野球選手として,オリックスへの入団おめでとうございます。
オリックス・バファローズにようこそ。
コメントを聞いてると,やはりプロになること自体が苦しみ抜いて得られたわけで,
まずは憧れのプロ野球選手になれたことに大きな喜びを感じていることが感じられました。
でも,決してプロ入りできたことで満足しているわけではなく,これからが人生を賭けた勝負が続く
厳しい日々になるのは承知だと思います。
時には,ファンからも心無い言葉が飛び交うこともあります。
ただ,堂々と自分の力を出し切ることに専念してもらえれば。
そのために,応援しますので。
オリックスの入団を決意してくれて,本当にありがとう。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
小生も25日は参加しておりました。
盛り沢山な内容で、童心に戻ったように楽しんできました。
来年こそ(もう何年も言い飽きた感がありますが)選手の喜んでいる姿を多く見たいものですね。
あ、因みに本文新人選手紹介の6順目は、戸田君ですよ(笑)
また,ご指摘いただきありがとうございました。
大変遅くなってしまいましたが,訂正いたしました。