港町神戸に嵐を巻き起こせ

明日の夜は会食の予定が入ったため、今日が今年最後の神戸での観戦。
やっぱり、ここでオリックスを見ることが楽しみだったため、これで今年の楽しみが１つ終わってしまうのは寂しいもんです。
それでも、試合もイベントも楽しませてもらいました。
球場に到着した７時半の時点で4回を終えるところ。すでに５－０と大量リード。
ロッテ先発の阿部投手が乱調だったようで、阿部投手が降板した途端、試合が進みだした感じ。
オリ先発のナカヤマンは、四球こそ出すもののヒットは許さず前半戦終了。



今日の試合は花火ナイトは無くとも、5回裏終了時に「のあのわ」ライブパフォーマンスが。
このブログでも一度ご紹介しましたが、あのビッキーの登場曲ですね。


スタンドではお馴染みの曲です。


グラウンド整備しながらメジャーのライブパフォーマンスが行われているという違和感ありつつも、
ビッキーの登場時にはこの曲に合わせた振り付けもありますし、曲のサビ部分ではスタンドもノリノリでした。




6回に入って初ヒットを許したナカヤマン。この回は無失点に切り抜けるも、崩れる前兆だったような。
ただ、前半があまりにも完璧だったこともあって、急に崩れるとブルペンの調整が追いつかないんですよね。



そして、7回にノーアウトからヒットと四球を許して、打率の低い細谷選手に一発を浴びて、一挙３失点。



続く渡辺正人と田中雅彦にも連打を浴びてしまうものの、田中雅彦は暴走してアウトを１つ稼げたという点と、
両者共に右中間、左中間に飛んだ打球でしたが、グッチの守備範囲が広くて長打を阻止できたことが後々大きかったですね。
そこで易々とランナーを進めていれば、試合はひっくり返っていた可能性は大きかったものです。






結局香月もタイムリーを許してしまい4失点でしたが、なんとか追いつかれずに踏ん張ったのが良かったですね。（オ５－４ロ）
本当は大量リードを保ったままで、この球場で引退を表明した川越さんの登板を見たかった、という思いもあったりしましたが。



そして7回裏の攻撃へ。













1死からビッキーとゴッツァンの連打で1死１・３塁のチャンス。



ここで、Tの打球はピッチャーの脇を抜けるもショートの守備範囲。
それが、相手も地に足が付いておらず、悪送球でゲッツーを取り損ね、オリが1点追加。（オ６－４ロ）

ここ最近、どんなグダグダな試合でも、終盤に追加点を奪えるようになったのがチームが変わったのかな、
と思えるところです。（チームが変わった＝相手チームが弱くなったとも取れる）


ここまで来れば、今や磐石のリリーフ陣へ。





平野は圧巻の奪三振ショー。



（ゴンゾーの視線＝＝＝＞坂口）



そして、きっしーも文句なしの三者凡退。
最後は見逃し三振で締めてゲームセット。





もうこれはお約束。




いつからこれもお約束に？？



今日のヒーローは、苦しいシーズン終盤も試合を支えてくれたこの2人。
こういう選定はいいですね。毎試合出て活躍してる選手の声を聞ける機会があるっていうのは。
2008年に奮闘していたD-Katや本柳も、たまにヒーローになったりしてましたし。



ベンチでインタビューを聞くブルペン陣に「いつもありがとう！」って声を掛ける岸ちゃん。
「なんか面白いこと言わないといけない」って言ってた岸田にとって、なんかひと捻り考えてたんでしょうねｗ




それでも、お笑いに走ることなく、固い決意が語られました。

　平野「絶対クライマックス行きますから」
　岸田「テレビで見てる方もいっぱい球場に来て応援してください。そして一緒に戦って日●シ■ーズに行きましょう！！」

力強い言葉でした。（でも敢えて伏字にしときます）













過去、オリックス・バファローズが唯一Aクラス入りした2008年は、
平野にとって肘の手術とリハビリで全く登板が無かったシーズンでもありました。

それだけに、CSへの出場への思いが強いと思います。
絶対に行けよ。札幌開催じゃなくて、京セラドームでの開催にするのだ。











Bs 6 - 4 Marines
岸田のセーブ数も加藤大輔の持つ球団記録まであと２つ。
失敗は許されないポジションながら、ある程度の失敗があったからこそ、これだけの数字が積み重ねられたのかもしれません。
そら（セーブ数は岸田1人で作れる記録ではなく）、そう（チームがリードを保った上で成り立つのは承知です）よ。
そら（シーズンの中で波が激しくとも終盤になってヒットを量産している後藤に対しても）、そう（同じこと）よ。

そろそろ春先の順位で愛想を付かした人たちが球場に詰め掛けてくれるかもしれません。
こっちとしては、どんな状態でもこうやって声を上げて応援する姿勢は変わりませんけど、
チームに不必要だとか邪魔だと言われたこともある岸田や後藤、T-岡田がいないと、今やチームは勝てない状態になってるというのが
これまた面白くて仕方がないのです。







これで、今季の私の神戸観戦は終了。
見てのとおり、やっぱ去年までとは違って、ずいぶん神戸での客入りが落ち込み、スタンドも寂しい状況でした。
これには、球場に来ない神戸市民が悪いと言われればそれまでですが、オリックスのイメージチェンジが神戸の人間としては受け入れ難かったのかもしれません。
私も初めはそうでしたので。

ただ、今や少数派になってしまった神戸からのファンとしては、ここでの試合が続けられるよう無理をしてでも足を運んだつもりですし、
少しでもこの球場の魅力を伝えられればと思ってきました。
今のオリックスだって、神戸の球場と切っても切れない関係ですし、選手も皆この球場を気に入ってもらってますし。

そういうことで、今年最後の神戸での試合、行ける方は行ってね。花火ナイトだし。


そして、万が一、日本シリ●ズ（敢えて伏字）に出場したら、今年はここでの開催もあり得るんですよね。
その可能性に賭けて再び！

“港町神戸に嵐を巻き起こせ”


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