風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

太陽の下のデーゲーム

2010-03-22 | Bs現場レポ2010 
オリックス-楽天の3回戦。
神戸の人間にとっては、いよいよ今日が地元開幕、という気分でした。

今年も、この神戸の地を、天然芝のスカイマークスタジアムをお忘れなく。
しかし天気が良くて、とても野球が見やすかったですね。
紫外線の強い日差しで顔が焼けたり、六甲裏になるために風が冷たかったりと我慢しなければいけないことはありますが、
それでもここで野球を見られる幸せを感じています。

そして、今日も相手を上回るゲーム運びで、最後は手に汗握る展開でしたが勝てたんですよね。
Bs 5 - 4 Eagles
開幕3連勝。DONDEN-岡田の言う「開幕ダッシュをせなあかん」という言葉が現実的になっています。
今までどうあがいても、うまく事が運んだためしがないのに、世間が後押ししてくれてるんでしょうか。

とりあえず、撮ってきた写真を並べておきます。



One Peace好きに感化されたんでしょうか?


 
ゴーヤを楽天に差し上げたはずの沖縄プロレスの方もオリを応援しに来てくれました。
メガストッパーのライブもありましたよ。


 
イニング間には過去のスタメン発表映像も出してくれました。これは1992年だったかな。
松永-福良-トーベ-石嶺-高橋(デカ)先発星野の映像とDJ KIMURAの声を久々に聞きました。


 
外野は超満員。11時過ぎの時点でライトスタンドは席が埋まっていました。


 
オリ山本省吾、楽天永井の両先発は、立ち上がり制球難と直球が浮いて、どちらも初回2失点。


 
T-岡田は今季初ヒットがタイムリー。まー辛抱強く使ってもらってますね。

ラロッカは自打球で痛がる場面も。ラロッカもスペる体質ですが、ライトスタンドでは「スペる=ラロる」という言葉が飛び交ってました。

立ち直ったのは永井でしたね。カーブを2回から使うようになってました。
打者2順目には、永井のカーブを狙い撃ちしたような作戦に見えましたが、逆に打ち損じばかりでヒットが出ませんでした。

逆に省吾は球審山村との相性も悪く(低めを取らない・左右も左打者のインハイしか取らない)制球に苦しみました。
ジャイアン・タケシ(山崎)やノリに打たれるなど、落ち着いて見られる状況じゃなかったですね。


 
何としても開幕3連勝を取りたいBsは、4回から山本省吾を降ろして岸田にスイッチ。
日程の関係上、先発ローテの一角をリリーフに回せる利点をうまく使ったと思います。

今、敗戦処理といっても小松や加藤は昨日見た調子ですし、平野もリリーフは怖いところ。
2軍で調子の良かったはずの大久保や本柳も肝心な場面で失点が目立つようになりましたし、
今の最善策はこれしかないといえます。



ただビハインドの場面ですし、先発としてのコンディション作りやブルペンでの調整がうまく合わない投手だと、
予定外の登板、しかもリリーフ転向にすると立ち上がりにまた失点して傷口を広げかねないところ。

去年、金子が中継の適性に優れているとしても急にリリーフに回るとうまくいかないこともありました。
案の定、きっしーも先頭打者の出塁を許すなど、立ち上がり苦しそうにしてましたが・・


その大事な立ち上がりを、力で押し切りましたね。球審山村と岸田の相性は良かったこともありますし。
どんでん岡田の思いを全て飲み込んで、見事に試合の流れをBs側へ引き込んでくれました。



ただ、永井も調子は持ち直しており、Bsの打者はフライを打ち上げるばかり。
連打を望めない状況だけに、1点のビハインドが重く感じていました。

ただ、永井はカブレラとラロッカに対しては、あまりストライクを投げてきませんでした。
ホームランを恐れてたのでしょうか。

ここで一発、出たらなぁ・・それしか望みは託せなかっただけに・・


 
カブが歩かされた直後のラロッカが今日は鬼になっていました。
ラロッカは1点目の犠牲フライも打ちましたしね。

 
これで一気に形勢逆転。見事な一発でした。
春男はシモヤマンだけじゃないですよね。






 
今日は守備に就かせてもらったアレマッスル・カブレラも少し意気消沈した永井から一発。
好投していたはずの永井が結果的に5失点。

 
重そうに走る姿は相変わらずですが、守備では軽快でしたよね。

カブレラはグラブ捌きもそうですが、ファーストゴロのゲッツーも奪い、送球判断も良かったですね。

去年のホセ・マヨ・フェルナンデスも守備に就かないとリズムが出ずに打撃に影響するという人もいましたが。
守備難のクセにDHだと打撃成績が落ちるという特徴もWikipediaを見ると明らかでした)

カブレラもそれが言いたいのかもしれませんね。
で、こうやってたまにわがまま聞いてくれる指揮官だからいいじゃないですか。
主張しないと聞いてくれないし、主張しすぎると怒られて出場停止処分にされるし。
頃合が難しいですけどがんばってください。




こうして順当にリードを保ったまま最終回の守りへ。
そう簡単に終わるとも思えませんでしたが。


本当にきっしーも気合入ってましたよ。

でも、いかんせん6イニング投げるのは今年初。球速もそんなに出ていないのですが、
最後は楽天の好打者たちがタイミングを合わせてきましたね。

そんな状況に、きっしー自身苦しんでいる様子は伺えました。
1点差まで追い詰められた挙句、ランナー2者貯めて、バッターは鉄平。

楽天ファンのチャンステーマと、オリファンのキシダコールの応援合戦も最高潮に・・
普段は加藤大輔への檄くらいしか言わないうちの弟も、必死でキシダコールをしてましたよ。


結果、見事に期待に応えてくれましたね。最後はスライダーでの空振り三振。
素晴らしい投球でした。日高会長も喜んでましたし、大引&バルディリスが飛び跳ねてましたね。



 

 
ようやくゴーヤも打ち解けてきたような感じ。
(でも中の人は元トラッキーなんやろ?)

 

 

 

昨年の経験からいうと、今、カブとラロッカが故障すると大変なことになりますよね。
とにかく故障しないように頑張ってくれ!ってことで。

あ、冒頭の写真は去年生まれたラロッカJr.ですよね。
こうやって見ると、異国の地で頑張るパパって凄いことだと思いますよね。


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4 コメント

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Unknown (ike)
2010-03-23 08:40:39
ハジメマシテikeと申します。
去年(いや一昨年だったかな)から、楽しく読ませてもらっております。
オカダ監督正直好きでは無かったんですが、この3戦の用兵で「なかなかやるな」と思ってしまった単純なアタシです。
このまま突っ走ることも無いでしょうけど、とにかくシーズン最後まで楽しませて欲しいですね。
PS:写真キレイですねぇ。いつも感心しております。望遠は何㎜お使いなんでしょうか?
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ike さん (かずまん)
2010-03-23 20:45:17
どうも。いつもありがとうございます。
私もオカダはんはまだ好きになれないのですが、さすが目の付け所はいいですね。
選手を鼓舞してうまく操作してるようですし。

「このまま突っ走ることも無い」とおっしゃってますが、
まさにみんな同じ事を思ってますよね。私もそう思います。
でも、今だから何でも言えるような気もしますし、今年も楽しくオリックスを見ていきましょう。

ちなみに、写真は10倍ズームのコンパクトカメラを使ってます。
広角のワイドは合成ソフトやトリミングなどです。
望遠は欲しいんですが、すぐに壊しそうなので今はこれで我慢しようと思います。
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どんでんは (MADMAX)
2010-03-24 00:09:29
阪神時代には見られなかった積極的な采配ですね、阪神を離れた1年間で胸に期するものがあったのか、日本シリーズでロッテに惨敗した頃に比べて監督として成長しているのではありませんか?前監督時代に何度も????な首をかしげるような用兵もないので応援するほうにも自然と力が入ります。怖いのはけが人ですが、今年はチームに緊張感があるので、このまま行ってもらいたいですね、方や楽天はユルユルのキャンプのつけがでていますね、昨年のオリックスと逆転しました。立ち直るは難しいかも?
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MAD MAX さん (かずまん)
2010-03-25 00:42:14
どうも。
阪神時代は恐らくあまり動かない采配だったので、中村勝のやり方に似ているのかな?と思いきや、
なかなか思い切りはありますね。
今後、中継のリレーや1・2軍の入れ替えなどにも注目していきたいと思います。
楽天のことはあまり知識が無いので口に出せないのですが、
ただ1つ思うことを挙げると、あの野村克也に年間1億払って、何もアドバイスをもらえてないのが不遇に思えます。
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