ということで、たまには仕事の話でも。
今日は、久しぶりに自分の設計した建物の監理に行ってきましたよ。
最近は、大型案件の担当をしてるので殆ど毎日朝2,3時まで机にかじりついて
仕事してるので、たまの息抜きで名古屋まで遠征してきました。
名古屋での今の担当案件は3つ。
一つはとある寮の耐震補強工事の打合せ。
これは今月頭から補強工事が開始されたので、現説も兼ねて現場の
確認・現場担当者との打合せ。
もう一つは、とある事務所の耐震補強設計打合せ。
これはもう一年以上前に設計を終えていますが、現場担当者との
工事の施工性についての打合せ。
何か工事がしにくいということで、再設計になりそうな予感。
ま、両案件とも評定は絡んでない、企業の自助努力的な耐震補強なんですが。
そして今日のお目当ての申請物件の監理。
以前、申請対応状況を記事にしていた案件ですよ。
(つーか、適判の指摘を記事化するとか言って放置しっぱなしw
その後、法改正後一発目の計画変更確認申請になった・・・)
この建屋は、一級建築士取得後、初の実際の構造設計担当者として
安全証明書と設計図書に自分の名前と押印をした物件。
法改正による過多な仕事量・申請書式の変更による混乱の中、自分の
実力不足を激しく痛感しつつ、お施主さんからのスケジュール的な重圧に
もがき苦しみながら何とか申請を下ろした思い出の建物。
ベテランの同業者の諸先輩から見れば、大した建物でもないし、
わざわざ大袈裟に書くようなことでもないんですが、企画から申請認可
までの一連を、上司に頼らず自分一人で(構造部分についてのみですが)
担当した案件なので感慨深さもひとしおですよ。
現場の状況は、鉄骨建方及び上部CON床の打設がほぼ終了した段階。
写真の一枚でも載せられれば良いんですが、生産施設とそれに絡む
付帯設備なんで、機密保持契約もあって、写真の掲載は無理
ここはこうすれば良かった。なんでこうできなかった?等、反省点が山積み。
現場からも沢山、設計時に考慮して欲しい点の指摘・要望を頂いてきました。
まだまだ勉強・努力不足。日々精進です。