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英語の勉強、おばさんにまかせなさい

英語の勉強に近道はありません..
一歩一歩着実に進むこと。それがイヤなら、あきらめ. かな?

学習の習慣がなかったら英語だって上達しません

2009-09-27 21:37:04 | 日記
なぜ「英語」「英語」と人々は騒ぐのでしょう? 自分たちが英語で苦労したような苦労を子どもたちにさせたくないから? 仕事の上で必ずと言ってよいほど英語が必要だから.それぞれ異なる理由はあるでしょうが、どうして「英語を他のものと切り離して考えるのか」ということを考えていきましょう.学生さん向けの記事のように思われますが子どもたちのために英語を、と考えている親ごさんたちにもきっと役に立つと思いますよ

英語ができることに重視をおきすぎ他の科目をおろそかにしていないか?
英語ができることを大袈裟に評価していないか.
他の人の方が自分より英語の上達が早いことに劣等感を抱いていないか?

たまたま仕事に英語が直接的につながるものですから「英語」「英語」と騒がれます.しかし「学習の習慣」という基準ではどの科目も同じはず.特に年齢が小さい時には「習慣」を付ける方が将来のために大切.何も「英語」と言ったせまいものだけの上達を望むのはどうかと思います.「学習の習慣、楽しみ」を知らせることが英語に限らず何でもきちんと勉強できる人生につながるのですよ.

「学習の習慣」というのは近道をせず、対症療法ではなく、どんなにつまらなくても基本から順序立てて論理的に勉強できる習慣のことだと思います.それができずにどうして急に「英語」だけいっしょうけんめい勉強できるというのですか? 近道をしないということは「テストのためだけの勉強はやめる」ということです.理解、進み方のはかり方の一つとしてどうしても数字に表すことは大切です.勉強している本人だって励みになりますからね.しかしそれを目的にしてはいけない.たまたまついてきたものが良い成績なんですよ.プロセスがあるから結果があるんです.プロセスのない結果なんて海岸に造った砂のお城といっしょです
ちょっとした波がきたらもろくも崩れさって何も残らない.語学などの場合は、残らないだけではなくて時間、お金など失ったものだって少なくないかもしれません

これを上手に付けられるか付けられないかは「親」の仕事.学校はもちろんその補助役ですが、結局は親です.どこまで親としての役を果たせるか.塾の送り迎え、有名小学校に入れるためのスポーツクラブをさがすことが親の仕事ではありません.直接自分で子どもを進歩させるのが親の一番大切な役目です.その時にバランスがよい子どもに育てることも忘れてはなりません

そういう習慣無しに育ってしまった方達、親を恨むのはやめましょうよ.親たちだって一生懸命子どもたちを育てているのですよ.そのときそのとき子どもにとってベストと思われる育て方をして来たはず.その努力は評価されてこそ、非難されるものではありません.でも、もし自分で「勉強の習慣がない」「習慣を付けたい」と思われる方は小さなことを継続することです.きちんと予定を立てて継続する.簡単なことのようで実は非常にむずかしい.自分で自分を教育するのです.そして「流行の波」に流されて英語の勉強をしていないか立ち止まって考えてください

英会話をするためには英語を知らないと

2009-09-27 10:02:38 | 日記
「文法は教えなくていいですから、うちの子が英会話ができるようにしてください」
こんなことを言われたことがありました.あっけにとられた私はどうやって説明しようか思案したあげく

「文法を知らずに英語は話せません.日本語と英語は言葉の順番が違うことから始まり、文章を作り上げる上での発想が違います.このもとにあるのが文法ですから、文法を知らずに英語が話せるようになることなど不可能です」

アメリカ人でも「賢く話したい、書きたい」人たちは必ず自分の使いやすい文法の本を手元に置いてあります.ビジネスの場で戦わなくてはならない人たちは「英語を正しく書く」クラスに通います.普通に話せるのになぜわざわざ学校に行かなくてはならないのか、という不満を持ちながらの人も多いようですが、そこに行かないと正しい文章が書けないからなのですよ.そういう人たちがいっしょうけんめい勉強しているのに、英語を第2外国語と勉強しようとしている私たちが文法を勉強しなくてよいなんて、そんな発想どこからきたのか非常に不思議です.

私はアメリカ人に日本語を教えていますが、いろいろな生徒がいます.英語の文法をしっかり知っているアメリカ人は日本語の上達が早いですよ.それに比べて学校時代にさぼって英語の勉強もろくにしなかった人は日本語の勉強もなかなか進みません.勉強一般の習慣がないことも理由の一つに考えられますが、文法を絡めて英語を考えていないから外国語になるとまったくちんぷんかんぷんになってしまうのでしょう.

日本語はかんたんな文章では動詞が最後に来ることがほとんどですが、英語は主語の次ぎにくることが多いですね.もちろん例外はたくさんありますし、複雑な文章になれば今言ったことは当てはまりませんのでその辺は注意してください.しかし、「動詞」という言葉を知らなかったらさて、どうやって説明しましょうね.もちろん私は英語で日本語を教えているので、彼らは自分の言葉がわからないということになりますよ.同じように日本人に英語を教えようとした時に「動詞」と言ってそれがどういうものであるかわからなかったらそこから説明をしなくてはなりません.しかし「動詞」という言葉は中学の時から使われている言葉ですから「動詞という言葉は知りません」という答えは通用しませんし,知らないことは英語を勉強する上でまた一つよけいなハードルをしょっているようなものです.

でも、おもしろいですよ.語学を勉強するプロセスを見ているとなるほど、と思うことがいっぱい.日本語を教えることがこんなに楽しいとは思いませんでした.

その場しのぎの質問版、『教えてください」コーナー

2009-09-26 21:45:57 | 日記
どこのコミュニティサイトに行っても必ずあるのが「質問コーナー」「教えてください」「わからないことは何でも聞けます」なんていうタイトルがあるどんな質問にも答えが見つかるような錯覚を与えてくれるページがあります.こんな所で答えが見つかると思っている人たちは、結局それまでの自分の勉強不足をまるで対症療法の薬で治療しているようなもの.「どうしてそうなるのか」がわかってないから次にまた同じような問題にであった時にもわからないからまた誰かに質問する.それのくり返しばかりしというのはあまり効率が良い勉強でないばかりか、わからないままあっという間に1年間がすぎて行ったり学校卒業、なんてことになりかねません

確かに便利なんですよね.あの質問版とかって.私だってもちろん使ったことはありますが、質問をしたい時にはその専門家たちが集まっている所に言って質問を書き込みます.パソコンについてだったら、パソコンが好きでたまらない人たちが集まる場所.ガーデニングのことならガーデニングのサイトに言って質問を書き込みます.そうしないと、自分が得ている情報がどれくらい正しいのか、信頼できるのかわからないから.

人は人によって得意分野があると思います.私が自信を持って人に教えられるのは、英語、日本語、あとは編み物やら、細かなものがありますが、それ以外のものはわからないことだらけですから、こまった時には信頼できるサイトを見つけることから始めて質問を書き込みます.

これだけ情報が氾濫しているのですから間違った情報に振り回されたくない、そんなことで大切な時間をむだにしたくない、と思うとじぶんで本を買って調べた方が早かったり勉強した方が結局「近道」であることが結構あります.

いつまでも対処療法に頼るか、それとも自分の力をみがくために腰を落ち着けて勉強するか.次回はその辺を

文法を知らずにきちんとした英語は話せません

2009-09-26 11:27:39 | 日記
「日本の英語教育は文法ばっかり」
「英語を勉強しても話せない」

とかいろいろと不満、苦情を耳にします.確かに6年間勉強した割に英会話ができないという事実はありますが、その原因は果たして日本の英語教育の文法重視にあったのでしょうか? 文法ばかり教えて生徒たちの興味を引ききれなかったかもしれないですね.でも、文法を教えずにどうやって正しい英語を話せるようにするのでしょう?

正しい文法を知って始めてきれいな英語が話せるもの.語順もでたらめでは、恥ずかしい英語しか話せません.英語で言われるslangを覚えたからと言って得意になってそれを聞いているアメリカ人がこまっている場面に出くわしたこともあります.また、日本人の英語に慣れている人にはわかってもらえる文章だってほとんど日本人と接する機会がないアメリカ人にそれは望めません.

日本語と英語は似ても似つかぬ言葉ですもの.文章の構成から始めなかったらダメなんですよ.幾つかのルールを覚えてそれに従えば名詞、動詞を代えながらいくつもの文章が話せるようになります.いい加減な文法ではビジネスの場所では恥をかくだけではなく、就職のインタビューの時にもう落第点がついてしまうかもしれませんよ.

文句をいう人たちの中には、言い訳をさがしている人もいるなのではないかしら?そういう人の言葉に惑わされることなく,もしきちんとした英語を話したいと思ったらじっくりと文法から始めることですね.言葉の言い回し、覚えなくてはならない言葉などもちろんたくさんありますが、それは文法を勉強しながら必ずついてくるものです.とにかく基本が大切です.基本がしっかりしていない家は強い風がふいたら倒れてしまいます.基本がない英語はすぐにわからないことばかりで英語の勉強がつまらなくなり、進歩は望めなくなりますよ.

英語がぺらぺら...ですか?

2009-09-24 21:23:49 | 日記
私は日本語を教えているので生徒たちと語学についていろいろな話をします.個人的に1対1で教えているので生徒の年齢、育ち方、収入、日本語を勉強する動機などさまざまです.

レッスンを始める前に、必ず聞くことは「どれくらい日本語を知っているか.どこかで勉強をしたことがあるか」です.それによってレッスンプランが変わりますからね.でも、これを聞くことが役に立つ時と役に立たない時があります.なぜか?

その人が語学の勉強がどういうものであるかを知っているかそうではないかで答えの基準が異なるから.

たとえ「ぼくは日本語がぺらぺら」と言われても私は信用しません.「どこでどれくらい勉強したの?」と次の質問をしてもあまり役に立たない時もないわけではありませんが...

要するに「ぺらぺら」というのは本人の尺度なんですよね.学生が友人の間でかわす本当に限られた言葉での会話ができることを「ぺらぺら」と呼ぶのか、会社でプレゼンテーションを自信を持ってできるから「私はぺらぺらです」というのか、「ニューヨークタイムスだってかなりスムースに読めるし、アメリカ人と政治の問題まで議論できますよ」という人を「ぺらぺら」と呼ぶのか、、、

人によってどのレベルになりたいかはもちろん違います.しかし、それらをすべてまとめて「短期間でペラペラになります」なんていう広告を見ると、あきれて、おかしくて、ため息が出ます.こう言う広告に惑わされてお金を払っている人たちはどれくらいいるのだろう? お金と時間、そして勉強の進歩は比例しているのだろうか? といろいろ思います.

英語が勉強したくて英語学校に行く方達はその辺を細かく調べた方が良いですね.「ぺらぺら」というのはどのレベルのことを言っているのか、そのためにはどれくらいの費用がいるのか.そして一番大切なのは、どういう先生がいるのか、そしてその先生とはどれくらいの時間接することができるのか..ですね 

「自分」

2009-09-23 21:59:10 | 日記
これだけ英語が氾濫しているのですから英語が話せないと仕事上こまる、英語ができればもっとよい仕事につける、英語を勉強し始める理由はたくさんあります.しかし、中学から英語を勉強しているはずだからなぜ社会人になるとき,大学受験の時に急にあせり始めるのでしょうね.中学から高校への6年間でもっと英語が身についているはずなのに,いざ考えてみたら英語に自身がない、もしくはできない

ぜひ理由を考えてください.

1)文法ばかりでおもしろくなかった
2)先生がよくなかった
3)勉強しなかった

おそらくこの3つのどれかに当たるのではないか...と勝手に想像しますが、3)を選んだ方は自分に責任を感じられる方ですからよいですよね.場合によっては1)、2)がどうしても当てはまってしまう事もあるでしょうが、与えられた環境でそこでベストをつくしかないのは私たち人間に与えられた試練ですからこれはどうしようもありません.コントロールできないを責めたって事態は好転しません.

1)に関しては別の記事に書く事にして,2)ですがこれを読んでいるだろう方達と同じような環境で勉強していた人が先生になっているとしたら先生の質はに関しては「????」という気持ちを実は私も持ってしまいます.そのような先生についてしまったのは不幸として割り切るしかありません.それではその中で「自分は自分のベストを尽くしたか」という質問に行き着きます.言い訳をしたって、他の所に原因を持って行った所でそれはあくまで「逃げ」でしかありませんからね.その中でがんばったけれどここまでしかできなかったという人たちは、「がんばる」ことを知っていますから強いです.英語ではない物を見つけた時にも同じようにがんばれます.しかし「逃げていた」人たちはがんばる事を知らないからがんばれない.そんな自分を見つめなおさないと,何回英語にチャレンジしても結局同じような結果にたどり着く...と思います

勉強は自分のため.他の誰のためでもありません

2009-09-23 10:21:46 | 日記
何だかひどく当たり前のタイトルになってしまいましたが、物事何でも基本にもどるのが大切、という事で...

でも、実際に自分のために勉強をしているという意識を持っている人はどれくらいいるのでしょう? 受験のため、就職のためというのはもちろん自分のためなのですが、そうは言いながらも親がうるさいから、名前が知れている大学、会社のほうがカッコいいから、なんてつい他の人の目を気にするがための勉強になっていませんか? それがすべて悪いというのではないありませんよ.理由は何であれ勉強をするのはとりあえずよい事です.でも、そこに「自分の将来のため」「夢のため」と少しでも「自分」が関わると勉強を見る目が変わるのではないでしょうか? どうでしょう?

英語はそれでなくても単語を覚えたりわけがわからない文法を勉強したりで決して楽しい事ではありません.記憶する事なんて本当に面倒くさい.しかも言葉によっては同じ意味を持っていながらこの表現では使うけれど、別の機会ではその言葉は使わないとか,例外だとか勉強しなくてはならない事はつきる事がありません.それだけのことを勉強しようと言うならそれなりの覚悟が必要.

さて、どうですか? 英語の勉強を楽しんでいますか? え? 楽しくない? それはこまった.どうすればよいのでしょう?
どう思います?

人の勉強法の真似っこしていませんか? 他の人の話を参考にするのはよいけれど、あくまで参考です.あなたとその人は勉強のスタイルもレベルも全然違うかも.その人によい勉強法があなたに適しているかわからないし、教材だって使いやすいかどうかわかりません.そこでも「自分」のスタイル、勉強の方法をしっかり見極める事から始めてください

そんな簡単に英語は自分の物になりません

2009-09-22 21:58:56 | 日記
「英語が上手になりたいです」
「テストの点数を上げたいです」
「あっという間に英語が上達」
「勉強しないで英語が上手になった」

こんな表現は見飽きませんか? そんなに英語があっという間に上達するのであれば、こう言う言葉は聞こえなくなっているはず.それなのに訳のわからない広告がちまたにひろがっているということはいかに成功している人が少ないか.

しかし成功しない原因を学校側、教材だけに追求するのは片手落ち.勉強している人の責任も大きいわけですから.英語の勉強に限りません.前から勉強の習慣もついていない、勉強の仕方もわからないようでは急に何かを勉強できるはずがないでしょう.それは英語に限りません.何にしても追求すれば追求するほど奥の深さに驚かされるのが現実.あまりいい加減な気持ちで勉強を始めるのはどうかな? 

それでもやっぱり勉強したい人たちは、なぜ勉強したいのか、どれだけ時間を割けるのか、どういう勉強法が自分にあっているのか,お金はかけるつもりがあるのか、もしそうならいくら位かけることが可能でかける気持ちがあるのか.その辺をよく考えてからにする事ですね.まわりの人がやっているから、海外旅行に行った時に英語ができたらカッコいいから、というくらいなら、英語になど時間、お金をかけずに、旅行者用の英会話の本でも買って、残った予算を自分が本当にやりたい事につぎ込む事をおすすめします.

英語は簡単には上達しません.最も「上達する」は個人的な意見ですからあなたの「上達する」ととなりの人の「上達する」はおそらくレベルがまったく異なるであろうという事もぜひ念頭においておいてください.

「○○点以上とりたい」という人,ちょっと考えよう

2009-09-22 11:37:18 | 日記
これは最初の記事なのであまり過激なことは言わないように...と自分で自制しながら...

数字として成績が取れないと判断基準として扱われないし、自己申告の語学ほどいい加減なものはないからテストを受けるのはもちろん大切だと思う.でも、何だか世の中が「点数」だけで回っているのがとても気になります.もちろんTOEFL 何点以上 TOEIC 最低何点、と企業が募集する時に条件としてあげているのはよく見かけるからそのための勉強をするのは仕方がないことだけれどそれだけが目的の勉強はつまらない.

だいたいテストなんてテストの受け方、トリックでかなり成績は変わる.でも、実際に英語を使った仕事、英語の世界で生活するためにそんなトリックなんて何の用もなしません.テストの点数をぶら下げて歩くわけでもあるまいし、テストの点数と実際の英語力が上手にそろっていればいいけれど、そうでないとちょっとどころかすごくかっこわるいよね.点数をいう事で優越感を抱いたり、逆に劣等感に苛まされたり、別に人のために勉強しているわけではない人たちはもう少し勉強の仕方を変えてみる必要があるのではないかしら?