with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第19話《辿り着けたよ! リヴァプール》

2023年01月18日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

この旅の写真はこちら

バスは再び出発。

高速道路を流れるように走るうちに私ったらまたウトウト。

「はっ」 と目が覚めるともう高速道路じゃない。

「ここは

古い家が建ち並んでちょっと暗い感じの町並み。

だけど雰囲気があって、なんだろう〜、不思議な感じの漂う町・・・

 

後で感じたことだけど、

初めて見たリヴァプールの景色はコーチからの風景で、

そのことがとてもこの街を好きになれそうな気がした。

労働者階級の住宅だろうか。ちょっと荒れた住宅が並んでる。

アンフィールドを訪ねると、この初めて見た風景の方に近いかも・・・

ライムストリート駅はきれいで近代的。

もし、ナショナルレイルで訪れてたなら、最初に目にするのはライムストリート駅の風景からなんですよね。

コーチで目にした街の姿の方が好きだ

初めにこちらからリヴァプールを感じることが出来てとても良かった。

コーチでリヴァプール旅行もお薦めですよ




「病院が見えてきた

すると、間もなくコーチのステーション。

さあ、感慨に耽ってる場合じゃない。

「到着〜

スーツケースを自分で降ろさなきゃ。これがまたたいへん。高い位置からだから一苦労。

積む時に手伝ってくれたおじいちゃんがまた手を貸してくれる。

「英国の紳士」はこのおじいちゃんだけね




早速、地図の確認をしてみたけど、どちらを見ても歩く方向が不明。

おじいちゃんに早速ライムストリート駅を尋ねてみる。

「どうせ分からないだろうけど・・」

って思いながらも、せめてどちらの方向に歩きだせばいいか位は指さす方で確認出来るからね。

「学習の効果だね

「うん




「ここはリヴァプールなんだ〜

すでにウェブサイトではアルバートドック、大聖堂、博物館とか目にしてるけど、それらの写真では見ることの出来ない通りの風景。

古くて何だか寂れてる感じの通り。

でも落ち着けるような居心地の良さを感じる通り。

おじいちゃんが指さした方を歩きながらも心配な私。


ちょっぴり心細い

次はどこで道を尋ねようかなあ〜。

「あっ 広い通りに出た

もう一度ライムストリート駅の方向を尋ねてみよう。

やっぱりホテルを駅のすぐ近くにしていて助かった。

ライムストリート駅なら誰に尋ねても知っているはずだからね。

 

通りを歩いている人々・・・

男の子を連れたお母さんが優しそうだったから声を掛けてみることにしたよ。

「やっぱり

優しいお母さんでした

ニコニコ顔で駅の方向を示してくれましたよ。

男の子も可愛かったから、ここで日本からのお土産登場



「何かの時に使えるかも」ってちょっとしたお土産をポケットに忍ばせていたんですね。

さすが女性でしょ



「えっ

「聞きたい



チロルチョコの「黒蜜きなこチョコ」と、今、日本旅行のお土産として外国人に大人気の「面白消しゴム」。

お寿司や天丼やおでん、それにケーキや桜餅やパフェの消しゴムだよ。

消しゴムは「eraser」だって思い込んでたから危なかった。

直前にチェックして良かった。

「rubber」だったんですね、イギリスでは・・・



男の子にチョコと消しゴムをあげると、

とっても嬉しそうな笑顔を見せてくれたから「良かった」って思いました。

私もリヴァプールの通りでとっても幸せな気持ちになっていました



さあて、気持ちも心も弾んできたところで、お母さんが示してくれた方へ、、、

すぐに目の前にはライムストリート駅。

早くチェックインしてインフォメーションに行かなきゃ.....

 

 

 

 

続く

 



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