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生きてこそ I love you !

天使の宿る部屋

なんとなく気になって

2012-03-28 18:05:11 | オススメ本
普段、本屋さんに行っても漫画のコーナーって行かないのですが、その日はいつもと違って、出先での本屋さんによったときでした。

ふと、その本屋さんの漫画コーナーを歩いていたときです。


なんとなく、目に止まった漫画がありました。
気になったので、ふと手に持って見てみたのですが、その時は、「よくあるような漫画だな」と思って、すぐに並べてあるところに戻してしまったのです。

そのあと普通にお家に帰ったのですが、、、。

帰ってきてから、なんだか、先ほどの漫画が気になってしまう。

それで、今度はいつも行っている本屋さんで見つけ出して、つい買ってしまいました。


「メイプルさんの紅茶時間」 碧 空唄 マックガーデン 571円+税

いわゆる機械人形、つまり女の子のアンドロイドがっていう、よくある話なのですが、実際読んでみても、やっぱり特別すごいお話という感じではありませんでした。


お話は、どことなく天野こずえさんのアリアみたいな部分もあるのですが、全体的には穏やかというだけ。(2巻目以降は、どうなるか分かりませんが、、、汗)


なんていうか、キャラクターの魅力でしょうか?


主人公の機械人形のメイプルという女の子が、とても素朴なんですね。
純粋なんです。
それが、とても可愛らしいのです。


それが、なんだか読んでいて良かったです。





素朴な人って、とても大好きです。


傍から見ると、子どもっぽいという見方もいえますが、これは良い意味での子どもっぽい感じです。

現代の大人が、子どもっぽいを通り越して幼稚なのに対して、純粋に童心的な素朴なのです。

純粋で素朴な心の前では、見栄も地位も名誉も何もありません。
そんな肩書きには、何も価値がありません。


誰もが、ひとりの人間です。


どんなに偉い人だろうと、どんなに有名な人だろうと、その人の人間性が良くなかったら、なんにも価値がありません。

相手が大企業の社長だろうが会長だろうが、自分がその会社の社員じゃなかったら、その社長は私にしてみたら、ただのおっさんです。

それと同じ事です。

肩書きにはなんの意味も価値もありません。

純粋で素朴な人のまえに、必要なのは同じく純粋な心と素朴な気持ちです。
謙虚な心といってもいいかもしれません。

素朴な気持ちから生まれる優しさには、損得勘定はありません。
純粋に、誰かに喜んでもらえる事に喜びを感じるのです。


そんな喜びにこそ、本当の幸せが隠れています。


この漫画を読んでいて、そんな事を考えてしまいました。



なんとなくで、買ってしまった漫画でしたけど正解でした♪
(*^_^*)



12-0322オススメ本

2012-03-23 00:37:02 | オススメ本
今日、紹介します本は漫画です。

私が、だいたい毎日チェックしている、とある女性写真ブロガーさんが、ブログでこの漫画を紹介していましたので、つい気になってしまい買って読んでしまいました。

このブロガーさんも、コラボでこの漫画に登場するそうです。
まだ、それは雑誌の連載のほうなので、この1巻には出てきませんけど、、、。



「東京シャッターガール」 桐木憲一 日本文芸社  648円+税

これは、なんて言うか、漫画的に面白いという内容ではなくて、「東京の撮影スポットを漫画で紹介している」といった感じでした。

一応、おおまかなお話の流れがあることはあるのですが、やはり、なんていいますか、ガイド本みたいな感じなんです。

読んでいて、「へえ~へえ~、そうなんだ~、、、。」という感じなんですね。

もしも、興味をもちましたら、ぜひ読んでみてください。
東京には、たくさん面白い場所があるという事が分かります。

キャラクターの絵柄は、リアル系です。

(*^_^*)


オススメ本 12-0313

2012-03-13 02:52:23 | オススメ本
都内某所での面接でとても酷い事を言われて、とても落ち込んでいました。

その落ち込みは、次の日にも続いていました。

それでも、その日も職業安定所に行って求人検索してきました。

その帰りに、いつものように本屋さんに行きました。
そこで、目についたのがこの本でした。


「死にたくなったら、これを読め!」 島田洋七  潮出版社 1200円+税
2012年

2月に出版されています。新しいですね。


本の「はじめに」というところで、駅での人身事故の話題がでてきます。

作者が駅で電車を待っていると、人身事故が起きて、電車ご大幅に遅れるとアナウンスを聞いたときに、そばにいた若者が携帯電話で、「どこかのバカが飛び込みやがってよ!こっちの予定が遅れちまうよ!先方に上手く言っておいてくれよ!」と怒鳴っていたそうです。

この世に死にたくて生まれて来た人間なんていません。そんな一人の人間が、自ら最悪の道を選んで幕を閉じた。少しでも気の毒だなと感じるのが人間ていうもんだ!
お前が電車に乗るのが遅れたところで、誰も傷つかんし、悲しくもならんよ。自分の都合と体裁ばかりを気にするだけの最低の人間の言い分ですよ。
でもね、彼だけじゃなかった。ホームにいる多くの人たちの顔には、知らない他人への同情なんてツメの先ほども浮かんでなくて、時計を来にして焦りを口にする人ばっかりだったんです。

引用しました、

自分さえ良ければ、それで良し、他人の悲しみや失敗なんて、自分には無関係のこと。
他人の人生なんて想像することは時間のムダ。自分にメリットがなければ、困っている人に手を差し出す意味も分からない。自分、自分、自分のことばっかりや。
いつから私達は、自分のことしか考えない、いや考えられない冷たい人達になってしまったんやろか。

引用しました。
どちらも、「はじめに」の2ページ、3ページです。


この「はじめに」を読んだだけで、この本を買ってしまいました。そして、一気に読んでしまいました。
涙がとまりませんでした。

たくさんの人が、頑張って生きている、

この作者の友人、知人、そして、自分自身の経験を通じて、いろいろな事を教えてくれる本でした。

もし、少しでも興味をもたれたら、ぜひ、買って読んでみてください。


追伸

私もこの本を読んで、考えることはたくさんあります。

たとえば、ゆかりんの飲酒についてです。

ゆかりんに、お酒を飲むな!というのは、私の自分勝手なわがままなのだろうか、、、。
自分の都合だけだろうか、、、。と悩みます。確かにそうだと思います。

でも、ずっと、お酒を飲めないと言っていたゆかりんが、お酒を呑んでハイテンションになって大騒ぎするのは、お酒を飲まないというゆかりんが可愛くて好きになったファンからしたら、とてもショッキングなことだったのです。
こんなのは、ゆかりんじゃないよ!!って、本当に心に深い傷がついた事だったのです。


たとえば、彼氏を作るなら、タバコを吸わない人がいいなって思っていたら、ある日タバコを吸わない彼氏ができた。
つきあって、数年、ある日、彼がタバコを吸い始めた。

「なんで、いままで吸わなかったのに、いまごろタバコなんてはじめるの!!お願いだからタバコを吸うのを止めて!!」って、いいませんか??

それと、同じことなんです。このショックの大きさが分かりますか??

その彼に「たかが、タバコじゃないか。みんな吸ってるじゃないか」と言われて納得しますか??

悲しくて悲しくて、泣きたくなりますよ、、、。


だから、愛するゆかりんがお酒を飲むのが、どうしても嫌なのです、、、。

けっして、ゆかりんを、怒らせようとか、困らせようとか、こういうことを言って目立ち、ゆかりんに特別扱いされようだとか、そういう事を思っている訳じゃないのです。

本当に心から、「お酒を飲まないというゆかりん」を愛していたからこその事なんです。


どうか、分かってください、、、。


ゆかりんを、愛しているから、、、。



ゆかりんやスタッフさんにぜひ、読んで欲しい。

2012-02-28 20:01:04 | オススメ本
今日は、久しぶりにオススメ本です。

決して、ゆかりんをバカにしたりするつもりではないのですが、ゆかりんのように有名人になると、いろいろなストレスがあると思います。

そして、ゆかりんに限らず、ファンクラブやライヴのスタッフさんも、休みもぜんぜんなく、毎日、夜遅くまで働いています。

ツイッターでは、明るく振舞っていますが、実際は人には言えない苦労や辛さがたくさんあると思います。

しかも、ほとんどのスタッフさんが私と同じ35歳や2つ3つ違いの30代です。

そんな、ゆかりんやスタッフさんにぜひ、読んで欲しい本を紹介します。


「35歳クライシス」 下園壮太     こう書房 定価1400円+税


30代に多く見られるストレスに、どう向き合い、対処するかの本です。

よく、ストレス解消に、デート、スポーツ、ショッピング、食べる、旅行、ギャンブル、カラオケ、ジャンプしっぱなしのコンサート、、、など、よくあるストレス発散法があります。
これらは「はしゃぎ系」になるそうです。

そのときは楽しくても、次の日にはぐったりしてしまう。

ほんとうは、疲れているのだから休むべきところなのだが、付き合いもあり、かつ、その時は楽しいとばかりに「はしゃぎ系」をしてしまう。

だから、ぜんぜんストレス発散になっていないのに、どんどんストレスが貯まり元気がなくなっていく。


私のような素人が、この本に書かれていることを、正確に理解して解説することはできませんので、とにかく、ゆかりんやさくたまさんあたりはぜひ読んで欲しいとおもいます。

たとえ、立ち読みでも。

例えば、「情報過多による疲労」なんかはとても共感しました。

有名人が、匿名掲示板等を見て、批判や悪口を見てしまいストレスになる。ひどく落ち込んでしまう。

そして、見なければいいだけなのに、悪口が書かれていると分かっていながら、連日それらの掲示板等を見に行ってしまう。

そして、さらに落ち込んでしまう。

大事なのは「見ない」という選択。
情報のとりすぎという疲労。おおきくうなずけました。

とにかく、30代の方はぜひ読んで欲しいと思いました。
これらの対策を、信じる信じないは別として、知っている知らないでは大違いだと思います。



ゆかりん、ぜひ立ち読みでもいいから読んでみてください。





ゆかりん、、、愛しています、、、。



つかりん


ひだまりゼリー

2011-11-10 02:57:09 | オススメ本
浅野真澄さんの新刊、「ひだまりゼリー」を読みました。もともとは2005年に出版されたエッセイに加筆されての文庫化だそうです。
もちろん、新品をかいましたよ!!(笑)浅野さんに、ちゃりーん!!


ネタバレ注意



「ひだまりゼリー」 あさのますみ 角川文庫 定価514円(税別)


一言で言うと、子供の頃の素敵な思い出。


浅野さんは年齢的にひとつ歳下なので、エッセイに出てくるエピソードの時代背景とかがとても理解できますので、浅野さんの思い出のはずなのに、なんだか自分まで懐かしい気持ちになりました。

お話を読んでいて、ひとつひとつに、分かる分かる!!(笑顔)と、納得の連続。
おもしろいのが、読んでいる最中、文章を浅野さんの声をイメージして読んでいたということです!(笑)


子供の頃の思い出は、当時の本人には真剣な疑問や悩みだったはずなのに、今、思い出してみると、それはとても素敵な思い出に変わっている。
たぶん、これを読んだのが高校生や20歳くらいだったら、きっとそうは思わなかったんだろうな?

30歳をすぎたあたりから、子供の頃の記憶がだんだんと、変化して、記憶の物語の捉え方、見る視点が変化してくる。
思い出の出来事の事実が変わるのではありません。

あの頃は嫌だと思ったり、楽しかった事、悲しかった事、怖かったこと。
そのどれもが、俯瞰して物事を見ることができる。

その出来事があったから、いまの自分がいる。あのときそう思ったから、いま、こうして続けてきた自分がいる。
起こった出来事の事実に、意味合いを変化させる事ができるのです。

あの頃に、分からなかったお父さん、お母さんの気持ち。

今だから、分かる。今だから、こう思える。

それは月日を重ねて、成長したという事のあかしです。

このエッセイを読んでいると、浅野さんの子供の頃のエピソードを読んでいるはずなのに、自分の子供の頃はどうだったかな?と、しきりに自分自身の子供の頃の記憶をたどってしまいます。

お話の中に、浅野さんの失恋のお話がありました。とても、リアルな心模様を綴られていました。
これを読んだ時に、私はこう思いました。

なんだ!!人は誰かを好きになって、恋をすれば誰だって心が激しく揺れ動くじゃないか!?と、、、。

私がゆかりんを愛して、その心模様をツイッターで、赤裸々に呟いていたとき、みんな私を「頭がおかしい」「キモイ」だのさんざんな事を言っていましたけど、、、。

私をそんな風に言っていたひとは、本当の恋をしたことがないのかもしれませんね。
人を好きになるって、本当に普段の心の状態ではいられませんよ。

次にこころに響いたのは「テリーが教えてくれたこと」でした。
このテリーさんのことばで、「転がる石に、苔はつかない」
やりたいことを、あきらめるなんてつまらない。同じところばかりいたら、苔が生えてしまう。

引用させていただきました。

この言葉は、こころに響きました。

先ほどのブログの記事に、「夢をあきらめるとき」なんて書いたばかりなのに、こんな素敵な言葉を読んでしまったら、また、諦められないよ。

頑張ってしまいそうです。

ほんとうに、冷静に考えると素朴なお話達なのですが、それはめまぐるしい毎日の日常に、ふと、意識的に子供の頃の記憶を思いだしてみたら、思い出が素敵なお話に変わっていた。

キラキラと輝いていた。

そんな素敵な思い出を、本にしてみました。

そんなキャッチフレーズを連想させてくれる、素敵な本でした。

ぜひ、みなさんも、新品を買って読んでみてください。
(*^_^*)