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生きてこそ I love you !

天使の宿る部屋

12-0404プリント

2012-04-05 02:22:59 | カメラの話 写真の話
今日は、少しだけ想い出話。


私は、写真館のお仕事をしつつ、毎日撮影のお仕事があるわけではありませんので、それ以外の仕事はカメラ自体の販売だったり、お客さんの撮影した写真のプリントのお仕事をしていました。


みなさん、デジカメになってから、多分ほとんどプリントをすることがなくなってしまったと思います。

旅行に行って、撮影して、帰ってきてパソコンに取り込んで、パソコンのモニターで見て「楽しかったね!」でおしまい。

いまは、それが普通だと思います。

でも、出来れば自分自身や友達、家族が写っている写真はプリントして欲しいですね。

その写真を、安い物でいいから小さなアルバムに入れておく。

そして、数年後、、、。

とても、懐かしい気持ちで、その写真を見ることが出来ると思います。

震災で、パソコンに保存していた写真のデータはほとんどダメになってしまったそうですが、プリントされた写真は、けっこう丈夫に残っていましたよね。

テレビの報道で、助かった写真を綺麗にしている場面をよく見ました。

そうでなくても、パソコンに保存しただけですと、なかなか見る機会がありません。
そして、パソコンが故障したら、見れなくなってしまうこともあります。

DVDとかに、別に保存してあればいいのですが、ハードディスクに保存しただけの方がずいぶんいるそうです。
実は、私も2010年頃からのデータは、まだハードディスクに保存しただけの状態です。

風景などのデータも一緒に、DVDとかに保存したら大変なデータ量なので、せめて自分が写っている写真だけでも、DVDに保存しておこうと思います。

たとえ、パソコンが壊れても、自分が写っているデータだけでも残しておけば、まったくないよりはましです。

どうせ、そんな写真データも、自分が死んでいなくなったら価値がありませんが、せめて自分が生きている間は見ることができるようにはしておきたいですね。

それには、写真にプリントしておくのが一番ですよ!


最近は、街の写真屋さんがずいぶん減ってしまいました。

プリントできるお店が遠くなってしまったり、残念に思います。


私が写真屋さんに働いていた頃は、こんな機械を使ってプリントをしていました。


富士フィルムの業務用プリンターです。プリントするのに、昔ながらの銀塩プリントで、薬品を使ってプリントします。

だけど、フィルムをプリントするときは、フィルムを高性能スキャナーで読み込んでプリントするというデジタルでした。

フロンティア370という機械です。

デジカメのプリントもこの機械でプリントをしていました。画質的には1000万画素くらいの解像度らしいのですが、機械の事はよく分かりません。

つまり、1000万画素以上のカメラで撮影しても、そこまでの解像度が再現されないという事らしいです。

逆にいいますと、デジカメは1000万画素あればいいという考え方もできますよね。

少し上乗せして、1200万画素くらいがいいのかもしれません。




プリントのお仕事をしている時は、常にゆかりんの写真が一緒でした。どんな時もゆかりんを想っています。
箱に入っているのは、社長が来た時にすぐにフタをして隠せるようにするためです(笑)


ああ、、、。

また、カメラマンに戻りたいな、、、。




当時の私、、、、。この写真は32歳頃??



懐かしい想い出話でした。



写真の楽しみ方、カメラの選択04

2012-04-02 02:59:53 | カメラの話 写真の話
何事も、趣味と言いますと、とてもこだわらなければいけないという風潮がありますよね?

「最近、趣味で写真をはじめたんだ!」なんて言おうものなら、すぐに凄いマニアックで大きなカメラを構えて、大きな写真にプリントしているようなイメージをされてしまうかもしれません。

そして、いざ、写真を始めてみようと思うひとも、いろんな道具を揃えて、、、。
なんて、気負いをしてしまうかもしれません。

たしかに、おじさま達が趣味でされている「写真」という趣味は、イコール「カメラ」であり、どちらかというと、いかに「凄いカメラ」を持っているか??といった自慢大会になっている場合がほとんどです。

そして、観光地や撮影スポットというところに行っては、デカイ三脚を立てて場所取りをしていたりします。

そんな人達ばかりを見ていると、写真という趣味がとても、嫌なイメージになってしまっているかもしれません。

しかし、私の言う「趣味の写真」というのは、そういったカメラ自慢の趣味とは違います。

漫画の中では、何人かで撮影をしていたりしますけど、それは漫画なので許してください。


私が言いたい、「趣味の写真」というのは、ちょっと違うんです。
そして、ここ近年流行っている、「女子カメ」というものとも、またズレているのですね。
まあ、私が男なので仕方が無いのですが、、、。


それはですね?


写真が主体なのではなくて、また、カメラが主体なのではないのです。



自分という「生き方」「ライフスタイル」を主体にするということなんです。

自分らしいライフスタイルに、カメラがある。




ただ、それだけのことなんです。
これ、ピンとこない人が多いと思いますけど、ここ近年、みなさんライフスタイルに割り込んできたのもがありますよね?


それは、スマートフォンです。



私が言いたいことが、なんとなく分かってきましたですか?



みなさんのライフスタイルに、すっと自然とスマートフォンって、入り込んできませんでしたか?


だからといって、誰も趣味が「スマートフォンです」なんて言いませんよね?
スマートフォンの機種に、やたらとこだわるという事もしませんし、ただ、電話をスマートフォンにしたら、とりあえずいろいろ出来るみたいだから、何かしてみる??

カメラ機能があるから、そのカメラで撮影してツイッターにアップする、、、。
でも、だからといって「スマートフォン」や「写真」が趣味です。なんて、言いませんよね?

とても、毎日の生活に、スマートフォンが自然に入り込んでいますよね??

私が言いたいのは、自分のライフスタイルにスマートフォンがあるならば、もうひとつ「カメラ」があってもいいじゃないですか??


という「提案」なんです。


だから、カメラなんてなんだっていい。
ただ、毎日の生活の中に写真に記録するという項目がひとつ増えてもいいんじゃないですか?というだけの話なんです。


「それなら、スマートフォンのカメラでいいじゃないですか?」


じつは、その通りなんです。


だけど、なんでもスマートフォンを使っていたら、バッテリーも食うし、パソコンに取り込むのもちょっと面倒。

だから、もうひとつ。小さくて軽いコンパクトデジカメも持っててもいいじゃないかな?
という話なんですね。


ですから、「趣味」という感じに大袈裟に考えないで、ただ、日々を記録したい。

そして、誰かにその写真を見せた時に、ちょっと絵になるオシャレな感じに撮りたいな?
と、ほんの少しだけ撮り方を意識してみる。

それだけで、ぜんぜん違う。

たとえ、スマートフォンで撮影したとしても、撮り方で写真がグッとオシャレな感じになる。


それを意識するかしないかの違いなんです。


そして、その延長線上にもう少し、こだわりを「写真とカメラ」に傾けてもいいかな?
というところで、立派に趣味といってもいいと思います。



もう一度いいます。



「ライフスタイル」に写真がある




それだけの話しなんです。



そこに、ほんの少しカメラを意識してみると、クラシックカメラで撮影してみるとか。
だって、クラシックカメラを構えた女の子って、可愛いしオシャレに見えますよ。


だから、女性に静かなブームなんだと思います。


とくに、ファッション雑誌のモデルさんは、モデルとして写真を撮られるという環境のせいか、カメラマンさんを通じて、少しだけカメラをというか、写真に凝ってみるという人が多いらしいですね。

カメラ選びは、「構えたときに可愛いか」とか、「カメラの機能でトイフォトがある」といった目的でカメラを選ぶ。


それで、いいとおもいます。


可愛いカメラで、日常の何気ない場面を記録して、ブログに載せる。プリントして、ミニアルバムに入れておいて、たまに見る。


それだけの事で、立派に趣味ですしライフスタイルです。



堀江由衣さんも、カメラを「デザインが可愛い」「いろいろな撮影モードがあって初心者でも簡単」という理由で、OLYMPUSのE-P3というカメラのホワイトモデルを買っていましたね。(最近、出た写真集の中での発言)
このカメラは、トイフォト風だとか、ビビットな派手で不思議な色の写真が撮れるとか、ザラザラした感じのモノクロ写真が撮影できるモードなど、遊べる機能がたくさん付いています。
簡単にオシャレな写真が撮影できます。

そして、なによりカメラ自体が可愛いデザイン。女性に似合う。

堀江由衣さんも、このカメラを可愛いと言ってましたね♪(ブログで)

ゆかりんは、一昨年の夏にソニーのCyber-shotを使ってる事をツイッターで呟いていましたね。
パソコンに取り込めないと言って、ミクさんにパソコンの使い方を教わっていましたね。

ゆかりんは、まだCyber-shotを使っているのでしょうか?
といっても、最近はiPhoneで済ましてしまってるというような事も呟いていましたね。
AKNさんが、デジカメの話題してるときだったかな??



さて、、、。話を戻しますが、、、。


なにも、写真サークルに入って、カメラの知識を勉強して、写真のコンテストに応募する。なんて事をしなくてもいいのです。

画質の良い、高価なカメラやレンズを揃えたり、三脚だとか何だとか、いろいろ揃えなくてもいいのです。

壮大な風景を撮影して、大きくプリントして額に入れて飾らなくたっていいのです。

サービス判にプリントして、ミニアルバムに入れて眺めるだけでいいのです。


大好きな、彼氏や彼女を撮影すればいいのです。


お友達とお食事に行った記念写真でいいのです。


お友達と「撮影」に行くことが主体ではなく、どこどこに行くから、カメラで記録しておく。
どうせなら、ちょっとだけ作品風に撮影してみる。
あくまでも、旅、小旅行を楽しむ事が主体で、撮影が主体になりすぎてはいけないのです。


「趣味」として写真を撮るのではなく、「日常の何気ない光景をカメラで記録する」



ということなんです。


だけど、スマートフォンを使うと、電池を食うので別に小さなデジカメを使う。



というだけなんです。



ちょっと、喫茶店に入ってコーヒーを飲んでいるときに、スマートフォンでカメラをパチリ!
そんなノリです。




こんな感じ




こんな何気ない記録を、ちょっと作品風に撮影とか。



何気ない、光景の、、、。ただの記録。


思い出の助けなんです。




ちょっとだけ、自分の生き方、毎日の生活に「何気ない光景を写真に記録しておく」という、ライフスタイルなんです。




さあ、毎日を生きる事を楽しみましょう!




そして、今しかない瞬間を「ついで」に記録しておきましょう!




ほろほろ、ボツ写真の行方

2012-03-29 03:16:22 | カメラの話 写真の話
自分で、良い写真とはどんな写真か??

と、前々から書いているのですが、ときどき悩むことはあります。

もちろん、自分の中の「良い写真」という基準はちゃんとあります。

しかし、それはあくまでも自分だけの基準です。

いままでに、たくさん撮影してきた写真の中に、もしかしたら他人さまの基準に照らし合わせてみたら、その他人様にとって「良い写真」になる写真もあるのかな??と思う事があるのです。


つまり、私の基準ではボツなのに、他人様の基準でその写真を見たら、「良い写真」なのかもしれない?


いろんな写真雑誌や写真ブログを見るのですが、その中には、私の基準ではボツになるような写真も載っていることがあります。(失礼な発言、すみません m(__)m)

これは好みの問題ですので、良い悪いと考えること自体いけないことなのかもしれませんが、どうしてもそう思う事もあります。(何様だって、怒らないでくださいね、、、。)

そうしますと、もしかしたら、いままでボツにしてきた写真の中に、他人様が見たら「良い写真」と言ってもらえる写真もあるのかな??なんて、思ってしまうのです。(苦笑)

たとえば、撮影に行きますと、1回の撮影で多い時は600枚くらい撮影することもあります。
デジタルのおかげですね。
デジタルですので、メモリーカードいっぱいに気兼ねなく撮影できます。

少ない時でも、100枚くらいは撮影しています。


フィルム時代はフィルム5本くらいがやっとでしたのに。

36X5=180枚。そのくらいですか??

そのデジタルで撮影した600~400枚くらいの中から、選び出す写真の数はせいぜい7~8枚です。

それくらいしかブログに載せません。


もちろん、、本当に使える写真が無くてその位の枚数になってしまうこともあります。


前回は、本当につまらない写真しか撮れてなくて、3枚しか載せませんでした。
でも、本来なら私の基準では、その3枚さえもボツでした。
(仕方なくブログに載せました 汗)


それでも、そのボツの写真のなかに、実はまだまだブログに載せてもいい写真があるんじゃないか?なんて思いますと、ちょっとブログ更新が楽になるかな~、、、。


なんて(笑)



ときどき、昔に撮影したボツ写真を載せてみようと思います。
(*^_^*)


写真の学び方

2012-03-27 00:40:16 | カメラの話 写真の話
写真の勉強しようと思ったら、どうしたらいいか?

今回は、あくまでも個人的な趣味という事を前提にお話します。

よく、写真教室というものを見かけることがあります。
しかし、こんな事を言いますと、お叱りを言われてしまうかもしれませんが、写真教室はやめたほうがいいです。

写真教室に入りますと、まず、カメラの知識を教わります。
カメラのメカ的な知識です。

そして、ジャンル別の撮影技能や知識を学びます。

楽しく写真を撮りたいのに、教室の授業で勝手に撮影テーマを決められて、その宿題に合わせた写真を撮らなければいけなくなります。

そうしますと、お花の写真とかになりますと、否応なく撮影のお約束を撮らされるうえに、たまにしか使わない機材まで買わなければいけない事態になります。

しかも、写真教室の先生の親しくしているお店で、、、。

そして、写真に対する価値観を植えつけられていきます。
このジャンルはこう!このジャンルはこうじゃなければいけない!

例えば、風景写真なら、写真のなかに人物が写っていてはいけないだとか、、、。

構図はこうでなければいけないなど、いろいろと指導されます。
やたらと、トリミングをするのも特徴ですね。
普通は撮影しているときに構図を決めるものです。トリミングは最終手段のはずですが、、、。


そして、1ヶ月に一度、写真のテストのようなコンテストがあります。
そのコンテストで、写真教室の先生が得点を付けて、順位が決められていきます。

そうして、写真教室で学んで、どうなっていくのかといいますと、、、。

「写真教室の先生の好みの写真ばかり撮影するようになる」

ということなんです。

自分が「いいな!」「素敵!」という写真じゃなくて、先生の好みの写真を熟知して、先生に高い点数をもらえるような狙った写真を撮り始めるのです。

まさに、写真教室内の人間関係、競争関係といった様相なのです。

それは、誰が見ても素敵な写真なのではなくて、先生が気に入るような、先生の好みの写真なのです。

どれだけ、先生に気に入られるかが競われているのです。
私は3つくらいの写真教室の生徒さんを見てきましたけど、どこもそんな感じでした。
(もちろん、すべての写真教室がそうだとは限らないと思いますが、、、。)

定年退職などをして、写真教室を通じていろんな方と交流を深めようというような意図があるならば、写真教室は同じ写真の趣味の人と交流が出来ていいとおもいます。


しかし、純粋に写真を楽しもうと思うのでしたら、個人的に独学をしたほうがいいかもしれません。



まずは、図書館でもいいですからたくさんの写真を見ることです。
そして、デジタルカメラでたくさん撮影してみる。

すると、どこどこの本に載っていたような写真が撮りたいと思う。
そうしますと、そこで初めてどうしたら頭にイメージしている写真が撮れるのかな?
と、疑問が浮かんできます。そこで初めて撮影方法や技術を調べていけばいいと思います。

いろんな写真を見て、

自分はどんな写真が良いのか?
自分はどんな写真が好みなのか?
自分はどんな写真が撮りたいのか?


この答えが自分の中になければ、いざ、撮影に出かけても何を撮ればいいのかが分からないのですから。

だから、街にある、よく分からない銅像だとか、オブジェだとかを撮影していたりする人がいるのです。
何が、良い写真なのかが、自分の中に明確な基準がないからです。


ですから、この自分だけの「素敵な写真」「撮りたい写真」を決めることです。見つける事です。
それには、たくさんいろんな写真を見て、自分はどんな写真が好きなのかを知ることです。


まさに、自分を知る事です。


はじめは、誰かのマネでもいいと思います。

写真家の誰々さん風の写真!!だとかね。



プロのフォトグラファーになる訳ではないのでしたら、、、。


しかし、プロのフォトグラファーでも、カメラや写真の知識のまったくないカメラマンはたくさんいますけど、、、。
ライティングや撮影の知識がなくても、レンタル写真スタジオのスタッフさんに、こんな風に撮りたいと指示すれば、すべてやってくれるからです。

カメラマンはシャッターを押すだけです。

そんなプロカメラマンがたくさんいるそうです、、、。とあるスタジオ関係者に聞いた話です。
いえ、、。自分の知ってたプロのフォトグラファーも、知識ゼロなのにアーティストのCDのジャケット写真の仕事とかしていましたけど、、、。





さあ、楽しい写真ライフを始めていきましょう!




写真をはじめるなら

2012-03-27 00:03:23 | カメラの話 写真の話
写真をはじめるなら、必ず読んで欲しい本があります。

以前にも紹介したのですが、もう一度紹介します。



「スナップ写真のルールとマナー」 日本写真家協会編 朝日新聞社 720円+税

いまは、昔と違いまして、なにかと撮影に制約が多くなっています。

なんでも撮影してもいいという訳にはいきません。

インターネットというものが出てきてから、随分と状況がかわりました。
知らなかったでは、済まないということもあるかもしれません。

そうならないためにも、最低限のマナーの知識を勉強しておくことはとても大切です。

写真を趣味としていくのなら、必ずこのような本を読んで勉強して、マナーを守った撮影を心がけてください。

せっかく、女性の写真ファンが増えて、写真という趣味のイメージが良くなったのに、マナーを守らない人のせいで、写真という趣味全体のイメージが悪くなりかねません。


どうか、よろしくお願いします。


どうか、楽しい写真ライフを続けていくために、少しの気遣いを忘れないようにしましょう。
(*^_^*)