
2014年2月、
オーディトリウムという映画館で、
あるAV作品が異例の劇場上映される、
というイベントが催されました。
それが、2014年、日本の片隅で大旋風を巻き起こした
「テレクラキャノンボール2013」の始まりです。
本作はタイトルの示すとおり2013年発売予定でしたが、
「あまりにも色々なことが起こり過ぎた」事により、
ソフト版は10時間、
加えて「裏」版が6時間という大容量となり、
更にはこれを2時間に切り取った劇場版まで出来上がる始末。
しかし、この劇場公開が世の物好き達の話題を呼び、
瞬く間に「現象」となりました。
さて。
ワタクシは当初この劇場公開を知っており、
知人が興味を持って見ていたのも知っていたのですが、
多忙と多忙と多忙が相まって、
結局見逃すこととなり、
さらに、これが7月に東中野での公開が始まっても、
中々動こうとはしませんでした。
で、7月半ば。
サブカル好きで、DDTもたまに一緒に観に行く友人から、
「テレキャノ見に行こう」
という誘いのLINEが来ました。
これに対しボクは
「おっけー」
「土曜で」
返したのはそれのみでした。
確かに、面白いものなんだろうなぁ、
という認識はしてましたが、
まだそれでも懐疑的だったのです。
今となっては失礼な話ですが、
多分、どこかに
「まぁ、AVだし」
という意識もあったと思います。
しかし。
7/19 ポレポレ東中野。
バカなことをヤる、バカな大人たちの夏の物語は、
ボクのぬるーい想定など遥かに飛び越し、
現象を引き起こした熱をそのままに、
ボクを焼き尽くしました。
見終わってまず最初に思ったことは、
「表現の自由」ってものは、
こういうものに使うべきなんだ、ということでした。
そして、また、思ったのです。
ああ、これだ、と。
あの、プロレスキャノンボールに感じた
「何が何だかよくわからないけど、面白い」
という感覚の再来です。
ちなみに。
この時ワタクシにもう一つの衝撃が襲いかかっていました。
劇場中央。
前から2列目。
当日何故かやる気満々で、
絶好のポジションを陣取っていたボクらの目の前に、
無精髭を蓄えて黒縁のメガネをかけたクリエイターっぽい男性と、
キャップをちょっと斜めに被って、えらく体格のいい男性が、
開演ギリギリの時間に、とても楽しそうにしながら現れると、
最前列に腰を下ろしました。
ガンプロ民であり、
(遅れてきた)マッスルユニバースでもあるボクが、
見紛うはずはない。
アレは紛れもなく今成夢人。
そして
マ ッ ス ル 坂 井 だ
、と。
マッスルと今成が。
テレキャノに。
何故?とは思いませんでした。
なんの発表があったわけでもありません。
が。
それでも、確信に等しい予感を感じました。
この夏、俺達のキャノンボールも、帰ってくるのだ、と。
1ヶ月後、DDT両国ピーターパンで、正式に発表された
「プロレスキャノンボール2014」。
会場には前述の友人、知人たちと一緒に観に行ってますが、
恐らく、俺達ほどこの発表を喜んだ奴らはいない、という、
変な確信を持っています。
それだけは間違いない。
比べようはないけれど、俺達が"1番"だ。
すっかりキャノンボールの世界に取り憑かれたボクは、
「テレキャノ2013」、
「裏」、
「2009」
と一気に購入し、
また、劇場あと2回も足を運ぶなど、
ドップリと松尾ワールドに浸かっていました。
テレキャノメンバーのツイッターもフォローし、
TLを眺めていたある日。
松尾監督が「爆弾」の投入を予告しました。
爆弾が投下されたのは、
音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」。
被写体は、"IDOL"。
―続く―
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