ネット・プロレス大賞2017⑤［MVP］

今年はちゃんと文章も打っとこう。
そうしよう。
（何度目かになる自戒）



【MVP】

実のところ、この部門への投票が自分の中では一番基準がフワッとしてる…
というか、完全に印象オンリー。
観てて“それっぽい！！”って思ったかどうかで決めてます。

1位　竹下幸之介
2位　石川修司
3位　宮原健斗


［3.20 SSA：会場にふさわしい格好］

竹下幸之介を爆発的に面白いと感じた年だったので、
自分の中では文句なく、MVPに推挙いたしました。

“人気がない”とか“感情移入しにくい”とか（本人もご家族も）よく言いますが、
いや、もう、全然そんなことない。

3.20で見せたバイオニックエルボー。
ただその技一つで、竹下幸之介はDDTの20周年全てを凝縮した。
それができる竹下幸之介を、もはや応援しないではいられません。



繰り出す技にも愛がある、というか、
自分の好きなもの、好きな技、好きな表現をしつつ、
団体の中でずば抜けて強くあり、さらに王者としての責任も負う。
･･･いや、もう、DDTの選手たちはいち早く、
どんな手を使ってでも、この竹下幸之介の在り方に追いついてほしい。
そうすればまだまだ、DDTは面白くなると思います。



2位投票は、石川修司。
2016年は東スポプロレス大賞の全部門にノミネートがなく、
怒りの投票となりましたが、2017年は無事に暴走大巨人で最優秀タッグを受賞。



全日本プロレスが勢いを取り戻すとともに、大巨人もみるみるその強さを増し、
ありとあらゆる場面で最前線に立ち続けた印象です。
もはや、石川修司がプロレス界最強の一角であることは、
概ね周知徹底されたと勝手に解釈しております。


［8.1 新宿：“三冠ヘビー級王者”石川修司］



3位に宮原健斗。
TL上でみた“失礼な言い方かも知れないけど、最近、宮原選手が自分の好きな選手ランキング35位くらいに急浮上してる”みたいなツイートをみて、
びっくりするほど納得した。
会場に行って、ひと目みて、大会が終わったときに好き度合いが凄いあがる。
そんな選手。


［5.9 新木場：観客を幸せにして帰す能力が凄まじい］



宮原健斗の2017年の活躍ぶりは多岐にわたりますが、
個人的に一番顕著なのは、おそらく誰しもがもどかしい思いを抱いていた、
YOSHITATSUをどうにかしたこと。

それはヨシさんがいいとか悪いとかではなく、
ちゃんとピースとして、ハマる場所がなんとなく定まらない
もどかしさがずっとあったと思うのです。
でも、宮原健斗は、それをピタリと、はめてみせた。

それはもう、本当に凄い。
それだけでもう十分に、称賛を送るに値する。





というわけで、投票内容については
これで全てになります。

投票までに至らなかった部分や、
そもそも投票部門となってない勝手なアワードなど、
まだまだ昨年1年間の観戦について湧き出す言葉があったりなかったりしますが、
番外編を書く書かないは置いといて、とりあえずここまで一区切り。

今年ももう2ヶ月過ぎてしまいましたので、
次はもう少し早くまとめます（努力目標）。