カレー屋(EXA)

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2016年上半期のプロレスを振り返ろう・・・と思って2ヶ月①

2016-09-03 23:17:32 | スポーツその他

どうもカレーマンです。

“今年もあっという間に半年が経過し”


という
定型句で始まる文章を打ち始めてから、

2ヶ月が経過しました。

年々時間の経過が早くなる、とかいう定型句。

そんな私ですが、今年で30歳になります。

30歳になりました。


キャー。

辛い、30っていう数字を打つのが辛い



さて。

前の仕事の時もそうでしたが、忙しくなったり、
なんとなく追い込まれたりすると
プロレスを見に行きたくなる、

プロレス見る頻度が増える、というのは
あいも変わらずでございまして、
特に今年は真面目に働いているもので、
平日から、日常からプロレスを欲するようになりました。

そして今年上半期、行きも行ったり、58興行
休日はほぼほぼプロレスに費やしている感じで、
何度か「密航」も敢行しており、うん、なんだろう。

30歳、

これで

いいんだろうか。


※この文章を打っている9月3日現在、
 85興行観に行っているようです。


まあ、区切の歳となる“自分へのご褒美”と思って、
空いている時間を趣味に全振りする贅沢をしばし味わう年になっております。

で。

せっかくたくさんプロレス観たので、
少し、上半期の振り返りをしたいなー、
と思い、このブログを引っ張り出し、
またいじりまわしてます。

例によって、“ネット・プロレス大賞”の項目を基に、
少し頭を整理してみようと思います。




~2016年のプロレスを振り返る(上半期)~


【新人賞編】

プロレスブーム再来と言われ始めてどの程度経過したでしょうか、
今年も様々な団体で、様々な境遇のプロレスラーがデビュー。

今年見た中でまず、“この新人、やべぇ”と思ったのは、
プロレス総合学院卒業興行
唯一の女子の試合を闘った、木村花 vs 才木玲佳





この二人は、卒業生の中で才気が飛び抜けて優れてました。
まずは華がある、というのがなにより優れているところです。
が、それ以上に、二人ともフィジカルへの意識の高さが尋常ではない。

新人=線が細い、というプロレス界で、
しかも二人とも若く美しい女性でありますが、
とにかく、身体が、強い。
そして試合も基礎的な技術の応酬でしたが、
新人であることを考えれば、ミスも少なく、ペースも落ちず、
何より、感情を剥き出しにした闘いぶりは、
この日の(カズハヤシを除く)誰より優れていたと思います。

この二人は、売れる。

あと、個人的に(市ヶ谷に入り浸っていたため)見る機会が多かった、
我闘雲舞の新人・アーサ米夏もオススメしたいところです。



3月に突然大阪から上京して市ヶ谷に住み着いたというこの新人は、
何故だか知らないけれど妙に度胸があります。
練習生の身でありながら(ジャンケンで)ソロCDデビューを勝ち取り、
毎日のようにネットでプロモーション活動に従事。
ニコプロの放送などでは練習生なのに放送に参加し、

「喋りが玄人っぽい」
「三年くらいいる気がする」
「動きがうるさい」


などの、
得体の知れない評価を得ていました。

あと里歩御大いわく「ゴツい」という、骨太な身体をしており、
ガンガンエルボーを打ち込み、ガンガン打ち返される。

女子の新人のキャリアの割に、割りとキツイ技をガンガン食らって、
それをキッチリ受けて試合にしているあたりも、
目を見張るものがあります。
本人大阪出身なため“面白いレスラー”を目指している節がありますが、
いやいや。
普通に強いプロレスラー目指していくといいんじゃ無かろうかと。

あと、もはや上半期ではないのですが、
HEAT UPで初めて見た、
阿部史典選手は
結構琴線に触れました。



スポルティーバ所属の同選手、まだ存在を知ったばかりなのですが、
「現役僧侶」「同級生にプロレスラー(ラビット美兎?)」という、
現時点でわかってる情報だけですでに怪しいのですが、
何より、彼の風貌と動きを見て、即座にあるプロレスラーを
思い出さずにはいられません。

どうやら、格闘探偵団のとある変態のカラーが、
彼には色濃く影響が出ているようです。
(二人でグラップリングの練習に行ったりしているらしい。)
まだパーソナリティがよく見えてこないのでわかりませんが、
かなり先々注目してます。

新人賞のキャリアの中で言うと、
DDTのDNA勢の中では
最近“狂犬”梅田公太がお気に入り。



二つ名に違わぬ喧嘩の売り方と持ち味の勢いある打撃に加え、
タッグの場では、高梨譲りと思われるタッグコーナーからの指示と野次
とても最近いい感じ。
DNA勢は中々この若手としてのキャリアの次のテーマが見えてこないところではありますが、
着実な成長を遂げているように見えます。

あと新人であることをすっかり忘れていましたが、
実力、実績的には、東京女子プロレス優宇
今のところもしかしたら一段抜けているかもしれません。



DDTのレジェンドレスラーである
スーパー宇宙パワーに憧れてプロレスに興味を持ち、
柔道で研鑽を積んだ後、DDT系列団体の東女に入団したという
中々異色の新人は、デビューから柔道仕込みの豪快な投げと
洗練された関節技で勝ち星を重ね続け、
9月3日現在もシングル無敗記録を続けています。

当初はただ"強い"というだけの印象で、
プロレス的技術はあまり感じなかったのですが、
半年ほどでみるみる自身の体格を活かすような
豪快な攻撃を習得し、さらには体も厚みを増し、
投げ、関節技のキレも増し・・・

完全に手のつけられない状態となりました。

今夏の東京プリンセスカップでは
昨年のワタクシ激推しレスラー・中島翔子を決勝で撃破
実力、実績ともに完全に申し分のない状態となりました。

東京女子プロレス自体が
プロレス界のガラパゴス的なところがあるため、
外部の評価に繋がるかどうかはまだ不透明なところがありますが、
紛れも無い大器が現れている印象。
まさに"ドラマチックドリームファイター"の
異名にふさわしい
と思います。




プロレスというジャンルそのものが盛り返してきたり、
元々の活動を継続していた中で育ててきた種が芽ぶいたり、
裾野が広がることで、未来は更に明るくなります。

大社長も「プロレスは未来を見せることが重要」
自伝なんかでも語っているように、
新人がたくさんデビューできて、
たくさんの未来を夢見れる状況は大変喜ばしい。

と、

同時に、
ひとりでも多くの新人に、
やっぱり1日でも長く現役を続けてほしい、
プロレスと関わる人生が幸福なものであってほしい

というのが、切なる願いとしてあります。

素晴らしい新人の未来が、素晴らしくあることを祈りつつ、
魅力的なレスラーとたくさん出会える今を喜びたい。

そんな30歳です。














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