【最優秀試合】
この部門は一度ブレーンストーミングをしないとちゃんと評価できないので、
Twitterのモーメントに纏めました。
3位までだっていうのに、選んだ試合は52試合。
でも多分1000試合は見ていると思うので、これでもよりすぐっての5%。
何度か言っている気もしますが、
どんなにプロレスを見てる人でも、
媒体でも、一人で把握できる範囲には限界がある。
それでも、その日その時覚えた感動には、意味がある。
例え1試合だろうと、10000試合だろうと。
その感動を忘れたくないがために、
いつの間にやらコソコソバシャバシャ、
写真を撮りまくる生活をしてしまっているわけです(言い逃れ)。
1位 竹下幸之介 vs マイク・ベイリー(7.2 DDT 新宿村スタジオ)
2位 里歩vsさくらえみ(3.31 ハヤブサ1周忌記念興行 熊本流通会館)
3位 芦野祥太郎vs黒潮イケメン二郎(9.2 W-1 横浜文化体育館)
悩みに悩んだわりに、実のところ1位、2位はすんなり決めることができました。
1位は竹下幸之介vsマイク・ベイリー。
見終わった瞬間、“今年はこの試合だ!”と確信した試合。
二人とも観客の裏をつく天才というか、
驚かせるアイデアに富んでいて、ずっと目を離せなかった。
挙句、最後に竹下幸之介がくり出したのは、
自身がデビュー戦で敗れた技・Brainbustaaaaahhhhh!!!!!
[7.2 新宿村:いま、最も目が離せない]
本家であるエル・ジェネリコがWWEでは使えないという最中、
その技の衝撃たるや。
3.20のバイオニックエルボーとともに、
竹下幸之介が技に込めるメッセージに脱帽しきりでした。
2位は、里歩vsさくらえみ。
1年の間にありとあらゆる状況で行われるこのカードですが、
投票したのは、熊本で開催となったハヤブサ1周忌記念興行。
このカードの凄さを、思い知った日。
ハヤブサとミスター雁之助の地元・熊本で行われたこの大会、
そこそこの数の密航者はいらしたと思いますが、
地方、平日夜ということを考えれば、観客の中心は地元の方。
序盤では地元のがむしゃらプロレスのカードや、
豊本さんのアレがアレしていたミス・モンゴルの戦うコミカルなカードが並んでいて、
地方で見るプロレスの味わいとして楽しく観戦してました。
で、里歩とさくらえみの試合。
二人は普段の入場曲ではなく(忘れたらしい)、FMW女子のテーマで入場。
20歳と40歳の女性の試合として、“ガンバレ40歳!”とか
“里歩ちゃんガンバって!”とか、
コミカルな色合いの試合として始まりました。
が、しかし。
目まぐるしい幾度も繰り返された攻防から、
里歩がカサドーラからのフットスタンプを突き刺した瞬間、
“おおっ!!?”
という歓声とともに、会場の空気が、“可愛い女の子”の試合ではなく、
“戦い”を観る雰囲気に変わった。
そんなように記憶しています。
[3.31 熊本:里歩、さくらの後頭部へ放つそうまとう]
こうまで、“空気を変える”瞬間を目撃したことの感動が、
結局全くもって忘れることなく、ここに票を投じることとなりました。
[試合後。この日は“いいですよ”とのことで甘えて撮らせてもらった。]
たぶん二人は世界中で、どこで、誰か相手でも通用する感動を生むことができる。
12年間のそうした積重ねに、ただただ敬意を。
3位は…悩みました。
あとの50試合、どれを選んでもいいと思う程度には、悩みました。
悩んだ挙げ句、たった1試合しか見ていないのにも関わらず虜となった、
一人のプロレスラーのプロレスへの愛情を記憶するために、
芦野祥太郎vs黒潮イケメン二郎に投票することとしました。
もはやほとんどのプロレスファンがご存知なように、
イケメンは素晴らしい。
空気作りも、試合も。
しかし、言いたい。
芦野祥太郎を是非、みてくれ、と。
[9.2 横浜文体:イケメンの脚を壊しにかかる芦野祥太郎]
竹下幸之介の“技に込めるメッセージ”に心うち震わされましたが、
芦野祥太郎もまた、込める情熱が素晴らしい。
ここまでボク…いや、我々を虜にしたのは、
彼の放った“ムーンサルトプレス、失敗”でした。
[芦野祥太郎のムーンサルト。脱帽。]
イケメンの決め技がムーンサルトだから、掟破りとして出したのか…
と思いきや、ちがうね。絶対違うね。
何故なら、彼の憧れは、カート・アングル。
オリンピックゴールドメダリストにして、世界一美しい“絶対に当たらないムーンサルト”を飛ぶ男。
この芦野祥太郎の見せた愛情に、涙を流して感動した。
筋骨隆々の見事な肉体ながら、身長は175cm前後。
それでも、戦前バトルメンに出演した黒潮イケメン二郎は
「プロレスの歴史を変える男」と芦野を高く評していました。
試合を見るまで話半分と思っていましたが、
観た今なら言える。
芦野祥太郎は、絶対にプロレスの歴史に名前を刻める。
この部門は一度ブレーンストーミングをしないとちゃんと評価できないので、
Twitterのモーメントに纏めました。
3位までだっていうのに、選んだ試合は52試合。
でも多分1000試合は見ていると思うので、これでもよりすぐっての5%。
何度か言っている気もしますが、
どんなにプロレスを見てる人でも、
媒体でも、一人で把握できる範囲には限界がある。
それでも、その日その時覚えた感動には、意味がある。
例え1試合だろうと、10000試合だろうと。
その感動を忘れたくないがために、
いつの間にやらコソコソバシャバシャ、
写真を撮りまくる生活をしてしまっているわけです(言い逃れ)。
1位 竹下幸之介 vs マイク・ベイリー(7.2 DDT 新宿村スタジオ)
2位 里歩vsさくらえみ(3.31 ハヤブサ1周忌記念興行 熊本流通会館)
3位 芦野祥太郎vs黒潮イケメン二郎(9.2 W-1 横浜文化体育館)
悩みに悩んだわりに、実のところ1位、2位はすんなり決めることができました。
1位は竹下幸之介vsマイク・ベイリー。
見終わった瞬間、“今年はこの試合だ!”と確信した試合。
二人とも観客の裏をつく天才というか、
驚かせるアイデアに富んでいて、ずっと目を離せなかった。
挙句、最後に竹下幸之介がくり出したのは、
自身がデビュー戦で敗れた技・Brainbustaaaaahhhhh!!!!!
[7.2 新宿村:いま、最も目が離せない]
本家であるエル・ジェネリコがWWEでは使えないという最中、
その技の衝撃たるや。
3.20のバイオニックエルボーとともに、
竹下幸之介が技に込めるメッセージに脱帽しきりでした。
2位は、里歩vsさくらえみ。
1年の間にありとあらゆる状況で行われるこのカードですが、
投票したのは、熊本で開催となったハヤブサ1周忌記念興行。
このカードの凄さを、思い知った日。
ハヤブサとミスター雁之助の地元・熊本で行われたこの大会、
そこそこの数の密航者はいらしたと思いますが、
地方、平日夜ということを考えれば、観客の中心は地元の方。
序盤では地元のがむしゃらプロレスのカードや、
豊本さんのアレがアレしていたミス・モンゴルの戦うコミカルなカードが並んでいて、
地方で見るプロレスの味わいとして楽しく観戦してました。
で、里歩とさくらえみの試合。
二人は普段の入場曲ではなく(忘れたらしい)、FMW女子のテーマで入場。
20歳と40歳の女性の試合として、“ガンバレ40歳!”とか
“里歩ちゃんガンバって!”とか、
コミカルな色合いの試合として始まりました。
が、しかし。
目まぐるしい幾度も繰り返された攻防から、
里歩がカサドーラからのフットスタンプを突き刺した瞬間、
“おおっ!!?”
という歓声とともに、会場の空気が、“可愛い女の子”の試合ではなく、
“戦い”を観る雰囲気に変わった。
そんなように記憶しています。
[3.31 熊本:里歩、さくらの後頭部へ放つそうまとう]
こうまで、“空気を変える”瞬間を目撃したことの感動が、
結局全くもって忘れることなく、ここに票を投じることとなりました。
[試合後。この日は“いいですよ”とのことで甘えて撮らせてもらった。]
たぶん二人は世界中で、どこで、誰か相手でも通用する感動を生むことができる。
12年間のそうした積重ねに、ただただ敬意を。
3位は…悩みました。
あとの50試合、どれを選んでもいいと思う程度には、悩みました。
悩んだ挙げ句、たった1試合しか見ていないのにも関わらず虜となった、
一人のプロレスラーのプロレスへの愛情を記憶するために、
芦野祥太郎vs黒潮イケメン二郎に投票することとしました。
もはやほとんどのプロレスファンがご存知なように、
イケメンは素晴らしい。
空気作りも、試合も。
しかし、言いたい。
芦野祥太郎を是非、みてくれ、と。
[9.2 横浜文体:イケメンの脚を壊しにかかる芦野祥太郎]
竹下幸之介の“技に込めるメッセージ”に心うち震わされましたが、
芦野祥太郎もまた、込める情熱が素晴らしい。
ここまでボク…いや、我々を虜にしたのは、
彼の放った“ムーンサルトプレス、失敗”でした。
[芦野祥太郎のムーンサルト。脱帽。]
イケメンの決め技がムーンサルトだから、掟破りとして出したのか…
と思いきや、ちがうね。絶対違うね。
何故なら、彼の憧れは、カート・アングル。
オリンピックゴールドメダリストにして、世界一美しい“絶対に当たらないムーンサルト”を飛ぶ男。
この芦野祥太郎の見せた愛情に、涙を流して感動した。
筋骨隆々の見事な肉体ながら、身長は175cm前後。
それでも、戦前バトルメンに出演した黒潮イケメン二郎は
「プロレスの歴史を変える男」と芦野を高く評していました。
試合を見るまで話半分と思っていましたが、
観た今なら言える。
芦野祥太郎は、絶対にプロレスの歴史に名前を刻める。
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