赤石岳

26年ぶりに南アルプス南部を歩きました。
大倉尾根から登りました。小雨でしたが、富士見平あたりから花が多く、稜線に近づくにつれて高山植物の海。主役はシナノキンバイとハクサンイチゲ。他にグンナイフウロ、クロユリ、イワベンケイ。山頂近くはキバナシャクナゲ。沢の水が美味しく、花が現れるたびに歓声あげました*(笑顔)*
稜線に出るとすごい風、こんな中を何時間も歩いたら辛いでしょう。たまらず赤石岳(3,120ｍ)の避難小屋に逃げ込みました。小屋番がとってもフレンドリー。同宿者も個性的で昼間から酒盛り*(ワイン)*　夜中トイレに起きると満天の星*(星)*
２日目は大沢岳(2,819ｍ)へ行きました。行き帰りに雷鳥が……　晴天で大展望です。槍・穂高、中アも。大沢岳への急登と赤石岳への帰途でへこたれましたが。百間平は広々していて気持ち良い。画像は中盛丸からの赤石岳、その左に悪沢岳と荒川岳です。
３連休の主稜線というのに行き交う登山者はまばら。途中で陽気なお姉さんに出会いました*(ドキュン)*。テント泊で最南端の光岳まで行くそうです。「休暇足りなくなりそうだから延長お願いしようかな」って、携帯電話圏外、山小屋に衛星電話もないこの辺りでどうやって？(笑)
赤石岳避難小屋に連泊。また昼間から飲みました。小屋番が勧めるのです(私もつまみを提供しましたが)。２杯しか飲んでないのに何だか気持ち悪い。高山病、初体験!?
念願の聖岳は天候イマイチと体力低下で*(涙)*。次回は聖岳から登ります。５月末の北八ヶ岳訓練山行以上の筋肉痛(苦笑)

追記　小屋番の榎田善行さんには、以下のような賛辞のオンパレードです。私も再会が楽しみ*(笑顔)*
「宿泊者みんながオヤジさん(榎田さん)に吸い寄せられるような雰囲気を持っていた」
「とてもフレンドリーでそのきめ細やかなサービスはここまで頑張って歩いて来て本当に良かったー！」
「そう、ここでは客もスタッフもない。常連も初めてもない。みんな山を愛する仲間、なのである。素敵だ」