VOICE

隔世の悦楽

3連休

2008年09月15日 | オーディオ【WE】
「マランツのCDプレーヤーSA-7S1を買ったから聴きにおいで」と誘いがあり、昨日は友人宅に急遽訪問でした。

普段聴いてるCDを持参しようと思ったけれど、荷物が多くなるので、出掛ける前にCDRにコピーしました。
普通にCDRを作製し、テストで我がCDプレーヤーで掛けてみると、2曲目までしか読み込まない・・・。
エラーかな?と思いもう一枚焼き直して、テストするも3曲目までしか再生せず。
一応お風呂用のCDラジオで再生すると、12曲全てOK!!

だが友人宅では、やはり3曲目までしか読み込まなかったのです・・・。残念!

サーボ?相性?何で??


その友人が買ったCDプレーヤーは何と70万円!!!!!!だそう。
(競馬で当たった金を頭金に、男のローンだそうです。もちろん金額は奥さんにはナイショだそうです。)
やるときゃヤルね~!!



で、今日は大先輩の友人に会い、テナーサックスを吹いて聴かせてもらいました。
・愛の讃歌
・イエスタデイ
・レフトアローン
・危険な関係 ・・・等など
次々に聴かせてくれる様子は、始めてまだ3年とは思えなく自信に満ち溢れていました。あのバイタリティはスゴイ。

そしてホームセンターに寄り、レコードプレーヤー台の脚(我が家のオーディオ機器の一部は中国アンティークの高さ20cmの低い棚に乗せているが、重量に耐えられなさそうなので、棚にプレーヤーを跨がせたかった)を調達しました。
探すと良い物がみつかりました!
ドイツ製で脚自体は20cm、これにオプションのアジャスターを付けたら丁度良い高さにセッティングできます。

早速家に帰って、ADプレーヤーの積層合板の今まで付いていたゴム脚を外し、
買ってきた脚を取り付け、アンティーク棚を跨がせました。

ピッタリ
見た目EMTっぽくなった
でも引き出しが開かなくなった…



そうこうしてるうち、3連休も終わって行くのです。



写真は、沖縄の親戚から届いた美味物達。









音は人を表す

2008年08月09日 | オーディオ【WE】
昨日から北京オリンピックが始まりましたが、
今日は友人のオーディオマニアM氏宅へ。

下町の某駅に着くのが、早すぎたため駅の周辺をウロウロしていたら、
街のCD屋さんの『閉店の為6割引セール』を発見!!
店内に入るとスゴイ!人がたくさん!

その中では人気のないクラシック・ジャズコーナーをあさり、計8枚ゲット!
それでも5000円でお釣りがくるとは6割引って…

ちなみにM氏とはそのCD店で待ち合わせとなり、
M氏はCD10枚を1万円強でゲットし喜んでいました。

M氏のB&Wノーチラスは、真面目・端正な音でしたね。
自分と違って真面目でカタい性格のM氏。
やはりオーディオの音はヒトを表すのですね。

おろしたての超高級炊飯器で炊いたゴハンもご馳走になりました。
ごちそうさまでした










プリアンプが逝った…

2008年07月11日 | オーディオ【WE】
我が家のプリアンプが壊れました…。

何やら「ピロッ~ピロロロ~~」っとスピーカーから怪しげな音が出ており、
ん?と思ってプリアンプをみると、電源は入るが、
全ての操作を受け付けなくなっていました。
いろいろあがいてみたけど、ご臨終でした。。。

我がオーディオ人生(大袈裟!)の中で機械が壊れる事は滅多になかったのですが、今回はそうも言ってられません。


とりあえずの代替のプリアンプを部屋中探すも、出てくるのはパワーアンプばかり。
そう言えば、以前使用していたプリアンプは数ヵ月前に売り払ったんだ・・・

仕方ないので、CDプレーヤーからパワーアンプのダイレクト接続
しばらくはレコード禁欲生活です。

これキッカケにドイツ製某フェーダーに換えるのも一考だ。。。ムフフフフ。

ところで、
壊れたプリアンプは、
英国某オーディオメーカーが約20年程前に初めて世に送り出した物なんですがね、
音が良くて良くて…。
WEと何故か相性が良いんだな~
操作性は超最悪ですが、、何か?

フォノイコとして使いたいから修理しようかな???




静寂のオーディオ

2008年07月05日 | オーディオ【WE】
東京は昨日から暑い。

朝からレコード・CD・読書三昧です。
エアコンはまだ使ってないので室内はかなりの暑さですが。


WE728Bを時代物の密閉エンクロージュアに入れた話は先日書きましたが、
余りに時代物(ボロ)過ぎて、木の合わせ部の隙間がありました…。
これじゃ密閉箱ではなくバスレフだ。

いかん!!!


そこで隙間を塞ごうと思ったのです。

外側から板を貼り付けようか?
粘土で埋めるか?
日本手拭いを切って埋め込もうか?
いや、絹が良いか?
  ・
  ・
  ・
といろいろ考えてる内に、

そうだ!
思いつきました、ピッタリそうな物。

それはWEの古いアンプ内部で配線を束ねている
フェノールを染み込ませていそうな布テープ。
素材は綿かな?

良かった取っておいて


テキトーに埋めて、音出しすると・・・


音が全然違う!というか音が静かです。
静寂の中から音楽が聴こえてくるのです。

この音を聴いていると、
昔読んだ筒井康隆(たぶん?)氏のSFストーリーを思い出しました。
それは、
未来のレコードには、安いレコードほど企業CMがたくさん入っており、
街中はそれらのCMの音で溢れている。
レコードの金額が上がるにつれレコード内のCMが少なくなる。
そして一番高額なレコードは無録音(静寂)という話です。

静寂の意味はちょっと違いますが…。

2008年今現在では、まだこの世界は訪れていないですね







馴染み

2008年06月22日 | オーディオ【WE】
昨日から我が家の周りには何故かカラスの大群がいます。
不吉なことが起きないと良いのですが。。。


今日は雨。
午後から一人でオーディオ聴きまくりでした。

先週導入したエンクロージュアは部屋となじんできています。

人間と人間にも馴染みはありますが、人間と物にも同様、
オーディオの場合は“部屋”もあるので興味は尽きません。
特に大型スピーカーを設置すると馴染むまでに数年掛ったことありました。

小型の箱とは思えないスケールの大きさに圧倒されながら、
Lola Bobesco,Helen Merrill,David Murray,宇多田ヒカル,Elton John,Maria Callas,Heinz Holliger…でした。
全く取り留めのない選択ですが。

大音量派では全くないのですが、今日は普段よりもチョビ大きめ。
今日本当は整体に行ってみたいと思っていたのですが、
予約でイッパイらしく断られたので、ストレス解消の意味もあったのかも。







728Bのエンクロージャー

2008年06月14日 | オーディオ【WE】
WE728Bのエンクロージャーとして、ツルーソニックの中古箱を手に入れ、
今朝地震のニュースを見ている時に宅配便で届きました

偶然同じ年代の箱が見つかりました。
1950年頃の米松の箱で、外観はかなりボロボロですが、
木が充分乾いて、音は期待出来そうです。
これなら自分で箱を組むより良いでしょう。

早速梱包を解いて、元々這っていていたスピーカーコードを外し、
WE86の内部配線ケーブルを這わせて、728Bとバッフルとの間に、
良い感じのクロスを取付け準備完了。
クロスには皺が出てしまいましたが、気にしない気にしない
アンプに繋ぎ、音が出るととても嬉しいものです。

スピードが早い低音がとても心地良いです。
以前自作システムで、JBLの15インチのウーファーを入れて鳴らしていた時、
ハイスピードな低音を出したくてもどうしても出なかった事を思い出しました。
さすがウエスタンのユニット、最高です。

これにより、
① WE555ドライバー+KS6373ホーンのフルレンジ 
② WE728Bのフルレンジ 
③ 高域①+低域②の2ウエイシステム
をその日の気分や聴くソースに合わせて選べるようになりました。

これから毎日聴き込んでいきます





FM放送時代の黄金組合せ

2008年06月09日 | オーディオ【WE】
更新がままなりません。


ブログ初登場かな?WE143Aアンプは。
およそ1年ぶりに灯を入れたので、暗闇で記念撮影。





今ハマっているWE728Bダイレクトラジエター。
究極のフルレンジスピーカーです。
手持ちのシーメンス・テレフンケン・WIGO等ドイツ製フルレンジよりも優しい響きにメロメロになっています。
さすがはウエスタン。
やっぱりフルレンジの旅はやめられない!?
これに合う箱探しが今後の課題です。


時代も合ってるWE143Aと728B。
WE555やWE594辺りとは方向が違うけど、ウエスタントーンは色濃い。

皆様のご協力により、今晩も楽しく音楽に浸ることが出来ています。大感謝です。





山手トンネルと励磁電源

2008年01月19日 | オーディオ【WE】
今日は午前中から池袋・板橋へ。

荷物がたくさん有るし、開通した山手トンネルを通ってみたかったので、
クルマです。

高井戸ICから、西池袋までアッと言う間でした。20分位で着いたと思います。
殆ど他の車も走っていなく、ガラガラでした。
以前なら結構時間が掛かっていたので、これはありがたいです。
帰りは下道でしたが空いていました。



今日は早めに自宅に帰り、どうしてもやりたい事がありました。

それは、WE555の励磁電源を入れることです。
年末、中国に行く前の晩にWE555の励磁電源を切りました。
そして中国から帰国してから、WE555を聴きたい衝動は毎日あったけど、
この時期は電源を入れると中に結露が多く発生するため(問題は無いらしいが)、
機会を窺っていました・・・。

が、辛抱強い性格ではないので、今日通電しました。



聴きたい・・・。


聴きたい…。




やっと聴くことが出来ています。



これは、幸せ。









真っ黒ラコーン

2007年12月27日 | オーディオ【WE】
我が家のホーンのアップ画像。

今昔業務用スピーカーは黒子だからでしょうが、
あまりに黒いです…剥げて来ている部分以外は。
質感伝わりますか?

ウエスタンのイメージは“黒”ですよねー。



しかし塗料の剥げは確実に進行していますが
まあ地色が出ても、塗りなおしたくないし、あと数十年は黒いまま行けそう
そろそろ80年も経つのに、いつまで最高の音を聴かせてくれるかな?

WE555の励磁電源は入れっぱなしの毎日です




WE1086アンプの内部配線

2007年06月08日 | オーディオ【WE】

ウエスタン1086アンプの配線です。1930年代だと思います。

ウエスタンの線材は時代により他にも良い物はあると思いますが、この線は16AWG撚り線に、①細い絹糸巻②太目の絹糸巻③綿スリーブという構成です。触感は驚くほど柔らかいのです。

巷でWEケーブルが数多く出回っており、私もこの配線を入手するまでは、ウエスタン製(のハズ)の単線・撚り線をいろいろ使ってきました。が、この配線と比べたら今までの線は何だったか・・・。

ビンテージオーディオ市場が活性化しているのも頷けます。

 

明日は「例のスポーツカー」に乗りに出掛けて来ます

 

 


至宝の555

2007年03月30日 | オーディオ【WE】

最近もWE555で音楽を聴いていると、本当に幸せな気分になります。

これ程「生生しい」「浸透力がある」表現は唯一無二の存在でしょう。

先日、静岡からロック好きの友人夫妻が泊まりに来た際、他のスピーカーと比較しながらWE555を聴いてもらいましたが、その再生能力に驚いていました。

このWE555は、多くの方のご尽力により我が家にやって来ました。皆様には大変感謝しています。


聴く度に、背筋がゾクゾクする感動を味わえます。


WE555の魔力

2007年01月08日 | オーディオ【WE】
皆様 はじめまして。

ウエスタンエレクトリック(WESTERN ELECTRIC)の音にはまっています。
WE555レシーバーとKS6373ホーンの至高のフルレンジ再生なのですが、
クラシックでもジャズでも最近のPOPSまで何でも対応できます。

帯域は多少狭いでしょうけれど、ウーファーやツイーターを追加しようとは全く思いません。70年~80年前にこの音は凄いです。

コンプレッションドライバーによるフルレンジ再生は私の好みにピッタリじゃないかな?と10数年思い続けて来ただけにこの音を最初の聴いた時は感慨深いものがありました。
以前は同じKS-6373ホーンにアルニコの某ドライバー(振動板はWEオリジナル)を繋いていましたが、モヤモヤ(よくWEを形容するのに使われる洞窟から音が聴こえてくる。過去に何度か聴かせてもらったお店もそうでした)でWE555とこれ程の違いがあるとは…


一生物です。