涙、真夏のスタジアムにて

今日は、俺と鎌田の母校野球部の県大会決勝戦を観に行ってきました。

真夏のスタンドは最高に気持がいい。



相手は常総学院。県内夏三連覇中の名門。

スコアボードには試合中盤まで「０」が並ぶ、まさに息が詰まる試合。

気がつくと、灰色の分厚い雲がスタジアムの上空だけを覆っていた。

そして１イニング、視界を邪魔するほどの雨を降らせた。

そんな中、我がエースはこの試合最高のピッチングをみせる。

どちらに試合が動くか誰も予想ができなくなってきた頃

やはり試合が動く。

残された攻撃回数は僅か。

０－２、さらに１点、０－３




最終回、最高にカッコよかった。

３塁側応援席全体が沈黙し始めた９回１死、王者に喰らいつく。

２点を返したとき、応援席の誰もが選手たちを誇りに思ったでしょう。

拳を何度も天に向け、人差し指で、あと１本、あと１点、出てくれ。




結果は、２－３

１点差。



試合後に泣き崩れる選手をみるとかける言葉もありません。

今、これがあの子達の全てなんだなと思うと辛くせつないけど、

羨ましく思えました。

最近、負けて泣き崩れるほど何かをやり遂げたことがあったかなと。。。

泣かない方法や、すぐに別の道を探してしまう自分がいたりして。





３年生おつかれさん。

みなさんの未来が試合後の青空みたいに輝いていることを祈ってます。

水桜魂みせてもらったぜ

ありがとう！