江沼 学
先週の土曜日、太郎と渋谷シアターコクーンにお芝居を観に行きました。
明石家さんまさん、生瀬勝久さん、真矢みきさん出演というだけで身震いしそうなものを、脇をかためる温水陽一さんはじめ実力演技派の役者のみなさんの舞台をカラダで感じてきました。
舞台は第二次世界大戦中の大阪。
どんな時代でも人を楽しませたい、喜んでもらいたいと思うだけなのに、それを許さない世の中、時代。お芝居(喜劇)を続けていきたいと強く、体制に反発しながらも願う、喜劇役者・小鹿を演じる明石家さんまさん。
何処までが本筋で何処からがアドリブなのか?
役者さんたちも所々吹いちゃってるし。またそれが観てるほうはたまらないんだよね。
さんまさんをTVで見ていれば多少想像してもらえるかと思うけど、これが舞台で、手の届きそうな席で、生声で、あのテンポ感でまくし立てられたら、瞬きどころかちょっと息を吐くのを忘れてしまうくらい。そしてそのあとは大爆笑。
しかし、舞台は戦中。笑いどころは満載だけど話としては哀しい物語。
そして、特別警察役の生瀬さん。
世の中に反する小鹿を取り締まりながらも。。。
びっくりする展開が待ち受けてます。
言うまでもありませんが、
この舞台での生瀬さんの存在の大きさは計り知れません。
とにかく、さんまさん、生瀬さんの絡みはこの舞台の醍醐味。
そして、そして、小鹿の女房役の真矢みきさん。
女性の色香たっぷり。しなやか。
台詞をそのままお借りすると、「しょうもない夫」を支える健気で、この時代を生きる力強い女性を演じています。
「しょうもなさ」さえも中途半端な男から言うのもなんですけど、理想の女性だと思います。
劇中、何と言っても圧巻なのは真矢さんが歌うシーン。
俺ではその素晴らしさを表現しきれません。
急に宇宙に放り出されて、地球や浮かぶ星をちゃんと表現できますか?
ってくらい。言葉がない。ごめんなさい。
御三方だけを語ってますが、もちろんそれだけじゃありません。
山西 惇さん、 温水洋一さん、 中山祐一朗さん、 八十田勇一さん、 水沼 健さん、 森下じんせいさん、 新谷真弓さん、次から次へと隙間なく楽しませてくれます。また絶対観たくなる舞台です。
たっぷり3時間近く、ひきつけられっぱなしでした。
笑いというものが、いかなる状況下においても、いかに必要なのかと思い知らされました。
真矢さんのインタビュー記事に、
「本当の笑いって、笑わせようとすることによって起きるんじゃなくて、真剣な状態にある人間の滑稽さによって引き出されるものなんじゃないかなと思うんです。」
とありました。
戦中という背景の中で、普通の人間としては流されて当然、凝視できない難題が『笑い』という人間にとって最高の表現でクローズアップされています。
カラダが本気で喜ぶ舞台です。
『笑い』で病気が治ったりするってのも信じられるよね。
自分のステージで、今までみんなが笑顔や泣き顔を俺たちに見せてくれたことを本当に感謝しています。
先週の土曜日、太郎と渋谷シアターコクーンにお芝居を観に行きました。
明石家さんまさん、生瀬勝久さん、真矢みきさん出演というだけで身震いしそうなものを、脇をかためる温水陽一さんはじめ実力演技派の役者のみなさんの舞台をカラダで感じてきました。
舞台は第二次世界大戦中の大阪。
どんな時代でも人を楽しませたい、喜んでもらいたいと思うだけなのに、それを許さない世の中、時代。お芝居(喜劇)を続けていきたいと強く、体制に反発しながらも願う、喜劇役者・小鹿を演じる明石家さんまさん。
何処までが本筋で何処からがアドリブなのか?
役者さんたちも所々吹いちゃってるし。またそれが観てるほうはたまらないんだよね。
さんまさんをTVで見ていれば多少想像してもらえるかと思うけど、これが舞台で、手の届きそうな席で、生声で、あのテンポ感でまくし立てられたら、瞬きどころかちょっと息を吐くのを忘れてしまうくらい。そしてそのあとは大爆笑。
しかし、舞台は戦中。笑いどころは満載だけど話としては哀しい物語。
そして、特別警察役の生瀬さん。
世の中に反する小鹿を取り締まりながらも。。。
びっくりする展開が待ち受けてます。
言うまでもありませんが、
この舞台での生瀬さんの存在の大きさは計り知れません。
とにかく、さんまさん、生瀬さんの絡みはこの舞台の醍醐味。
そして、そして、小鹿の女房役の真矢みきさん。
女性の色香たっぷり。しなやか。
台詞をそのままお借りすると、「しょうもない夫」を支える健気で、この時代を生きる力強い女性を演じています。
「しょうもなさ」さえも中途半端な男から言うのもなんですけど、理想の女性だと思います。
劇中、何と言っても圧巻なのは真矢さんが歌うシーン。
俺ではその素晴らしさを表現しきれません。
急に宇宙に放り出されて、地球や浮かぶ星をちゃんと表現できますか?
ってくらい。言葉がない。ごめんなさい。
御三方だけを語ってますが、もちろんそれだけじゃありません。
山西 惇さん、 温水洋一さん、 中山祐一朗さん、 八十田勇一さん、 水沼 健さん、 森下じんせいさん、 新谷真弓さん、次から次へと隙間なく楽しませてくれます。また絶対観たくなる舞台です。
たっぷり3時間近く、ひきつけられっぱなしでした。
笑いというものが、いかなる状況下においても、いかに必要なのかと思い知らされました。
真矢さんのインタビュー記事に、
「本当の笑いって、笑わせようとすることによって起きるんじゃなくて、真剣な状態にある人間の滑稽さによって引き出されるものなんじゃないかなと思うんです。」
とありました。
戦中という背景の中で、普通の人間としては流されて当然、凝視できない難題が『笑い』という人間にとって最高の表現でクローズアップされています。
カラダが本気で喜ぶ舞台です。
『笑い』で病気が治ったりするってのも信じられるよね。
自分のステージで、今までみんなが笑顔や泣き顔を俺たちに見せてくれたことを本当に感謝しています。
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