鎌田雅人です。
「笑顔の虹を追いかけて」(「奇跡の人」収録)
の思い出話をいたしましょう。
愛称はエガニジでした。トーマスはトム、エリザベスはリザみたいなもんです。
この曲は大好きな女の子が、事情があって遠く離れた地元に帰っていってしまうという設定です。スタッフのおっちゃん達(笑)に人気だったバラードです。俺も好きなwaterの曲ベスト5に入るなあ。作詞作曲したのは、ほぼ10年前。・・・・俺にも25歳があったのかっ。(この写真のころ)
作ったきっかけをお話しましょう。
デビュー前、よくwaterのライブに来てくれていた、鈴木亜美ちゃん似(?)の僕の後輩というか教え子というかの女の子がいたんです。
性格も気持ちが良くて、他のメンバーも、かわいがってくれてました。
一応言っておくと、メンバーと特に恋愛関係にあったというわけではありません。(たぶん・・・)俺は密かに大好きでしたが^^
その子が就職が決まって、帰ってしまう!がっくし・・・
というところからイメージを膨らませて作詞作曲し始めました。
「幸せそうな淋しい言葉、留守番電話で聞いた・・・」
という1行目を思いついただけで、嬉しくてかヤケになってかビールを飲みまくり、次の日二日酔いでした。
「特定の誰かのために曲を作る」というのは、非常に照れくさい行為だけど、照れずにできたのは若さゆえかな。。歌の中では恋愛関係にしないとドラマが生まれないので、そういう風にしました。
「あたし・・・別に鎌田先輩と恋愛してないよ・・・きもーい」って言われたら、さぞ大ショックだったろうなあ(笑)
ま、そんな無粋な事を言う女性は好きにならなかったと思うけどさ。
残念ながら、その曲を聴かずして、彼女は秋田に帰ってしまいました。彼女の帰郷前のライブで演奏したんだけど、来られなかったのです。。
でもデビューしたときに、東北のラジオでの俺のトークで、この曲が自分のための曲だと確信したみたいでした。
2年後、waterがデビューするときのワンマンライブのリハーサルに遊びに来てくれて(というか無理矢理連れてきたんだけど)、駒込のスタジオでその子のためだけにミニライブをしました。
僕たちも心をこめて演奏しましたよ。彼女が聴きたい曲を演奏したんだ。
男どもは、くさいことが好きというか、女の子が好きというか、いいとこ見せたいというか、アホですね(笑)
江沼の目の前に座って、泣きながら聴いていたのが印象的でした。拷問だったかなあ(笑)
今頃は、きっと人妻になっているのかなあ。30才になったかなあ。きっと子供もいるかなあ。
彼女の電話番号も失くしてしまいましたー。別に向こうからもかかってこないし、幸せならばいいのさ。
そんな賞味期限の切れてしまった恋の歌です。
ぜひもう一度聴いてみてね。
びっくりしたけど、iTunes Music Storeでもご購入いただけます。ま、みんな持ってるから、どうでもいいか。。。。
「二人の恋を、ワンルームの中、そっと閉じ込めたまま」「訳は言わずに」「真っ白な時間、塗りつぶすように」このあたりは治郎が書き足してくれた言葉です。
味わい深いフレーズです。
特に
「よく通っていた隣町から確かに姿は消えた」
で
「二人の恋を、ワンルームの中、そっと閉じ込めたまま」
が来た時は、ああ、バンドっていいなあ、と思ったものだよ。すんませんね、俺が作詞になちゃってて。
ご清聴さんきゅ。わたくし少し飲んでいます。今ならもっとオルガンうまく弾けるのになあ・・・・
いいよね?こういう話しても、みんなももうオトナだもんね。
治郎か江沼にバトンを渡したいと思います。曲についてなんか書いて栗。
「笑顔の虹を追いかけて」(「奇跡の人」収録)
の思い出話をいたしましょう。
愛称はエガニジでした。トーマスはトム、エリザベスはリザみたいなもんです。
この曲は大好きな女の子が、事情があって遠く離れた地元に帰っていってしまうという設定です。スタッフのおっちゃん達(笑)に人気だったバラードです。俺も好きなwaterの曲ベスト5に入るなあ。作詞作曲したのは、ほぼ10年前。・・・・俺にも25歳があったのかっ。(この写真のころ)
作ったきっかけをお話しましょう。
デビュー前、よくwaterのライブに来てくれていた、鈴木亜美ちゃん似(?)の僕の後輩というか教え子というかの女の子がいたんです。
性格も気持ちが良くて、他のメンバーも、かわいがってくれてました。
一応言っておくと、メンバーと特に恋愛関係にあったというわけではありません。(たぶん・・・)俺は密かに大好きでしたが^^
その子が就職が決まって、帰ってしまう!がっくし・・・
というところからイメージを膨らませて作詞作曲し始めました。
「幸せそうな淋しい言葉、留守番電話で聞いた・・・」
という1行目を思いついただけで、嬉しくてかヤケになってかビールを飲みまくり、次の日二日酔いでした。
「特定の誰かのために曲を作る」というのは、非常に照れくさい行為だけど、照れずにできたのは若さゆえかな。。歌の中では恋愛関係にしないとドラマが生まれないので、そういう風にしました。
「あたし・・・別に鎌田先輩と恋愛してないよ・・・きもーい」って言われたら、さぞ大ショックだったろうなあ(笑)
ま、そんな無粋な事を言う女性は好きにならなかったと思うけどさ。
残念ながら、その曲を聴かずして、彼女は秋田に帰ってしまいました。彼女の帰郷前のライブで演奏したんだけど、来られなかったのです。。
でもデビューしたときに、東北のラジオでの俺のトークで、この曲が自分のための曲だと確信したみたいでした。
2年後、waterがデビューするときのワンマンライブのリハーサルに遊びに来てくれて(というか無理矢理連れてきたんだけど)、駒込のスタジオでその子のためだけにミニライブをしました。
僕たちも心をこめて演奏しましたよ。彼女が聴きたい曲を演奏したんだ。
男どもは、くさいことが好きというか、女の子が好きというか、いいとこ見せたいというか、アホですね(笑)
江沼の目の前に座って、泣きながら聴いていたのが印象的でした。拷問だったかなあ(笑)
今頃は、きっと人妻になっているのかなあ。30才になったかなあ。きっと子供もいるかなあ。
彼女の電話番号も失くしてしまいましたー。別に向こうからもかかってこないし、幸せならばいいのさ。
そんな賞味期限の切れてしまった恋の歌です。
ぜひもう一度聴いてみてね。
びっくりしたけど、iTunes Music Storeでもご購入いただけます。ま、みんな持ってるから、どうでもいいか。。。。
「二人の恋を、ワンルームの中、そっと閉じ込めたまま」「訳は言わずに」「真っ白な時間、塗りつぶすように」このあたりは治郎が書き足してくれた言葉です。
味わい深いフレーズです。
特に
「よく通っていた隣町から確かに姿は消えた」
で
「二人の恋を、ワンルームの中、そっと閉じ込めたまま」
が来た時は、ああ、バンドっていいなあ、と思ったものだよ。すんませんね、俺が作詞になちゃってて。
ご清聴さんきゅ。わたくし少し飲んでいます。今ならもっとオルガンうまく弾けるのになあ・・・・
いいよね?こういう話しても、みんなももうオトナだもんね。
治郎か江沼にバトンを渡したいと思います。曲についてなんか書いて栗。