わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

幽霊たち

2011-06-29 21:02:07 | 観劇

幽霊たち
6月21日 パルコ劇場

作:ポール・オースター
訳:柴田元幸
構成・演出:白井晃
振付:小野寺修二
出演:佐々木蔵之介、市川実日子、有川マコト、細見大輔、斉藤悠、原金太郎、奥田瑛二

最近、ダンスではないけれど、舞台上の移動が振付師によるものが多いように感じます。

この舞台もそう…

役者が舞台装置を動かしたりするのだけれど、きちんと振付されていて、動きに無駄がない。
それが、舞台をとてもスタイリッシュに感じさせている。

役の名前が色。
衣装も照明もその名にあわせたようになっていて、これもまたおしゃれ。

白井晃が思い入れのあるポール・オースターの小説を舞台化した。

ブルーという名の私立探偵。
引退した名探偵ブラウンのあとを継いでいる。
ホワイトという依頼人から、ブラックという男を見張る依頼を受けた。

恋人のオレンジには、しばらく会えなくなると連絡をする。

毎日理由もわからずに、見張り続けるブルー。

ブラックの日常は、退屈そのもの。
机の前に座り、本を読むか、何かを書いているか…

ブルーは、だんだんと自分がわからなくなった。
見張っているのは、自分なのか?
それとも、実は見張られているのが自分なのではないか?

1年が経過し、ブルーは意を決して、ブラックに接触する。

ブラックの部屋で、ブルーが見たものは、自分が書いているのと同じ報告書の束だった。


観終わった後、なんとなくホラーな薄気味悪さを感じてしまいました。

舞台終了後、白井晃と佐々木蔵之介と奥田瑛二によるアフタートークがありました。
舞台は、小説を忠実になぞっていると出演者は語っていました。






blogランキングに参加してます。
よろしければクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  
日記@BlogRanking人気ブログランキングへ
blogram投票ボタンブログランキング・にほんブログ村へ
         にほんブログ村
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モリー・スウィーニー | トップ | 旬果デザートを楽しむ会 テ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観劇」カテゴリの最新記事