わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

ミュージアム

2017-09-25 00:21:37 | 映画

ミュージアム
2016年11月16日 新宿ピカデリー

原作:巴亮介
脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史
監督:大友啓史
出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、田畑智子、市川実日子、伊武雅刀、松重豊、大森南朋、妻夫木聡

公開前は、カエル男が誰なのか、伏せていましたが…
公開日に、妻夫木聡が演じていたことがわかり、意外性に驚きました。

原作の漫画は読んでいません。

ストーリー仕立てで残虐な殺人を犯す犯人。
追いつめていく刑事。
犯人が自分の妻を狙っていることを知り、妻と子供を守るため、自らわなに落ちていく刑事。

閉じ込められた刑事に与えられたハンバーグ。

あたかも、妻と子供が材料になっているようなシチュエーション。
見ている自分の心が試される。
そうであって欲しいのか、そうであって欲しくないのか…
違っていたことに、安堵するのか、がっかりするのか…
残虐さに慣れてくると、もっと残虐なことを望んでしまう。

カエル男の生い立ちには、同情すべきところもあるけれど…
それが、殺人をしてもいいことにはならない。

家庭を省みなかった刑事が、家族に目を向けたとき…
ハッピーエンドのようで、そうでないラストにぞわぞわしました。




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