ベター・ハーフ
２０１５年４月１１日 本多劇場
作・演出：鴻上尚史
出演：風間俊介、真野恵里菜、中村中、片桐仁
鴻上尚史の舞台って、なんとなく紀伊國屋ホールってイメージだったので、あやうく新宿に行きそうになりました。
ベター・ハーフとは、自分が必要とするもう１人のこと。
生きるってことは、自分にとってのベター・ハーフを探す旅。
上司と部下、トランスジェンダーとその友人。
上司の身代わりの部下とトランスジェンダーの身代わりの友人が、初めてのデート。
互いに身代わりという意識で、惹かれあいながらも距離を保つ。
身代わりってことは、観てるこっちは知っているけど、舞台上の２人は知らない。
そこに笑いが生じる。
笑っていても、切ない恋心に胸がキュンってする。
あてがきのように、ぴったりとはまった役。
紆余曲折の末、ハッピーエンドには終らない旅。
そこが、うそ臭くなくてよかった。
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