ナイロン100℃ 36th SESSION
黒い十人の女
6月4日 青山円形劇場
オリジナル脚本:和田夏十
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:みのすけ、峯村リエ、松永玲子、村岡希美、中越典子、緒川たまき、新谷真弓、安澤千草、皆戸麻衣、植木夏十、菊池明明、奥村佳恵、小林高鹿、藤田秀世、廣川三憲、吉増裕士、眼鏡太郎、小園茉奈、木乃江祐希、白石廿日、水野小論、野部青年、森田甘路
久しぶりにナイロンの女優陣が集まった舞台でした。
あっ、犬山イヌコがいなかった。
緒川たまきは、ナイロンの女優ではないけれど、ケラの妻だから、これからもナイロンの常連ですよね。
次回は、男性のみの【ノーアート・ノーライフ】の再演です。
50年前に公開された市川崑監督の映画の脚本を、ケラ流にアレンジ。
って言っても、オリジナルを見ていないので、比較はできないのですが…
やり手のTVプロデューサーの風は、なぜだか女性にもてて、妻以外に9人もの愛人がいる。
妻はもちろん、愛人達も自分以外に愛人がいることを知っている。
なのに、なぜだか別れることができない女たち。
「いっそ、死んでくれたらあきらめもつくのに…」
愛人のひとりがつぶやいたこの言葉で、10人の女たちは、一同に会し、風を殺す相談をする。
そして、その計画を知った風は、妻と相談して、狂言殺人を図る。
狂言としらずに、ショックのあまり自殺してしまった1人の女。
狂言だったと知った、残りの8人の愛人たちは、風を軟禁する。
「誰にでもやさしいと言うことは、誰にもやさしくないと言うことよ。」
と言った妻の言葉が印象に残りました。
風役のみのすけといい、妻役の峯村リエといい、ぴったり役にはまっていました。
愛人役も、適役でしたが、女性10人の役を入れ替えてもおもしろい舞台になりそうな感じがしました。
小林高鹿が、いつもと違って裏の顔のない、普通の感じの役をやっていたのが新鮮に感じました。
【こんにちは 赤ちゃん】に出演中の小宮孝泰が観に来ていました。
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