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ぷららから移行

蹄鉄、・・じゃなくて、蹄「皮」だぁ

2007-09-30 21:37:25 | インポート
指先が気になって、キーボードや、筆記具など、こだわってきましたが、足元も、気になりますね。

草履、その後。

どうも、有機物を使っているワケじゃないから、草履、というのも、気が引けるのですけど、まあ、そこらは、ヨシとしよう。

オークションで、「草履」と入れて、検索すると、さまざま出てくる。祭り用品でもあるし、それなりに、「ある」のだ。

ただ、作業用として、考えられているのは、ほとんどない。


ホンモノの草履もある。裏が、ゴムや、ウレタンとなっているが、たぶん、室内履きなら、いいんじゃないか。


各、出品物の、写真を見ると、横から撮影したのもある。かかとのところが、分厚くなっているのがある。普通、サンダルもそうなっていますね。ビーチサンダルは、真っ平ら、というのが多いか。

ともあれ、指先の方が、薄く、かかとの方が、厚い、・・・というのが、実は、困るのだ。歩いてみれば、すぐにわかる。真ん中、土踏まず部分のところが、「折れる」のだ。下駄で、からんころん歩くのも、それなりに快適なのだ。高校生当時は、下駄で、通学していた。夏は、とても、気分よかった。歩きにくいこともない。

一般的に、靴なら、そういうかかと部分が、高いのも、悪くない。草履に限っては、これは、まずい。

ツバメ印の草履は、真っ平ら、である。サンダルなんかより、遙かにぶっきらぼうであるが、なれると、コッチの方が、歩きやすい。最後の一足になった、おろしたての「それ」は、すでにウレタン部分が、収縮し始めていて、結果、草履全体が、「猫背」じゃなくて、なんと言えばいいか、猫背のちょうど、90度角度が変わっている。つまり、進行方向に向かい、左右が、下がり、真ん中が、やや盛り上がったようになっている。通常、このようなものは、店頭には、「あり得ない」ものである。買ったときは、といっても、十数年前になるのだが、「平ら」でした。

けど、草履は、平素、平らな方が、いいと思うのですな。サンダルが、歩きにくいのは、かかとが高くなっているから、である。

どこかの「ショーグン様」じゃないのだから、背丈を「偽装」する必要もない。

奈良から送られてきた、ビニ草履は、かかと部分が、先のほうの倍ほど、厚くなっている。減るのは、コッチ側だから、理にかなっている、ように思えるが、邪魔に感じる。くつろぎ履きの方に「シフトしている」のであれば、それで可となるが、仕事履きでは、うまくない。かかとからの情報が、かなりカットされてしまう。なら、スリッパのように、薄い方がいいかというと、今度は、かかとが、コンクリに当たり、痛くてカナワン。

難しいものである。

理想のものはない。自分で作れるものじゃないから、打っているものからの選択。その中では、ツバメ印の草履、が、もっともよかったのだ。前項でも書いたんですが、長持ちして、「売れない」らしい。

クルマの運転でも、ゴム草履だと、全く支障ない。長時間でも、疲れない。ドライビングシューズなんて、ご免である。靴で、運転することもあるが、シンドい、です。

ビニ草履だと、チョット、違和感、ある。運転できるけど、ゴム草履より、劣る。ゴム草履は、滑らない。アクセル、ブレーキ、いずれもが、足裏全体で、コントロールできるような感じである。ウレタン底は、滑らない。ゴム草履部分も、足からは、滑りにくい。私は、雨天以外は、エアコン、稼働しない。窓開け運転である。これも、足元が、草履だから、できるのかも知れぬ。靴履きだと、鬱陶しいでしょうな。

***


泣いても笑っても、ツバメ印の草履は、一足のみとなったから、大事に履く、つもりです。長時間運転用にストックしても良さそう。ただ、ウレタン部分は、だいぶ、縮んでしまった。

***

残り少ない草履の「延命策」ですが、やはり、ソール用として作られたものじゃないから、いまいち、ですな。へたりが、早い。こんなモンダと、1週間に一回、交換だ。馬の蹄鉄みたいなのをつけるわけにも行きませぬな。

本革底なんていう草履を、前記、オークションで、みた。皮なら、処分不能なほど、たくさん、買ってしまった。なら、使わぬ手はないやンか、と、夕方、接着剤で、やってみた。2ミリあるかどうかの厚みだから、重ね合わせる。段差があるため、ちびたところに、まず、小さく貼る。次は、それより大きめに貼る。数段重ねて、最後に、普通の靴の、かかと部分ほどの大きさに切った皮を貼る。細かい段差は、履くウチに、わからなくなるだろうという「予想」です。皮革用の接着剤は、縫ったら、すぐに乾く、というより、吸収されるから、油断できぬ。吸収される分、しっかりくっつくような印象、ですね。ただ、「実戦」ではいたワケじゃないから、どれだけ持つのか、とても、不安です。ウレタン底より、印象としては、ヤワな感じはしませんが、案外、しっかり、床の感じを伝えてくれる。室内専用だと、これは、いけそうですなぁ。ただ、ウチは、室内履きを「必要とはしませぬ」のだ。歩き回れるほど、「大邸宅」じゃないからねぇ。履いたと思ったら、すぐに脱がなきゃいけない。これじゃ、要らない、不要、無用。

仕事場スペースの、コンクリ床用、です。

ただし、皮を貼ると、水陸両用じゃなくなりますね。これは、仕方ない。

延命?策

2007-09-30 14:24:00 | インポート
ゴム草履は、かなり古くからあるらしい。

http://www.footandtoy.jp/event/2003/150/gomukemikaru.htm

小学校に入った頃、通学は、ゴムの短靴だった。今の靴からみたら、「なんだこれ」ですが、皆が、これだった。

天然ゴムだったのかどうか、わかりません。確かに、あれは、ゴムのニオイがしたようだったが。

**

たまに、ワークマン等の、作業品屋さんにはいるのだが、溶剤のニオイのようなのが、すごくて、長時間、居られない。

接着剤のニオイでもあるのでしょうか。

先日、見つけた草履が、きた。ゴム、じゃなくて、ビニール草履、でした。写真じゃ、普段見慣れたゴム草履と同じように見えたのですが、「確かにビニール」です。

ゴムのような、履き慣れるまでの「時間待ち」がない。一般的には、ゴム草履より、コッチの方が、よいだろう。

ただ、私は、これで仕事もなにも、すべてまかなっている。ビニールの方が、柔らかい。

ゴム草履は、もう、市場にないのもわかるし、履き慣れるまでまことに窮屈な思いもするし、「たいへん」なのだが、やはり、「ツバメ印の草履」が、いいねぇ。

靴屋さん、作業品屋さん、いずれでも、ながめてみると、「ゴム長」も、すでにないのですね。ピカピカのは、ビニ長、でして、ゴムじゃない。私も、冬は、これだが、数シーズンは、大丈夫。1000円もしない。なんの飾りもない。アサヒ、や、オカモト、である。月星もあるのかな。大げさなのは、嫌いである。

今日一日、朝から、履いていた。ビニールと、ゴムとでは、熱の伝わり方が、異なるようだ。ツバメ印の草履は、ひんやりしている。夏でも、案外、快適なのだ。気温が低い場合、靴下なしだと、冷たい。

まあ、ないのを「ほしがっても」仕方ない。このビニール草履になれるしか、ないのだな。奈良県内の靴屋さんから、送ってもらった。一足試してから、とも思ったが、おそらく、ゴム草履を「ほしがる」ような「変わり者」は、存在しなくなっているのかもしれない。シャアナイ、な。10足まで、在庫あり、ということで、みんな、買いました。オークションをみると、この靴屋さんのページから、「草履は消えました」な。同じものが、千葉の業者さんから、出されているが、こちらは、1480円である。上の草履部分は、どう見ても、同じものと思われるが、底のウレタンが違う。色は、同じ。たぶん、作られた次期が、異なるのかもしれぬ。これは、まだ出ているし、奈良の方も、仕入れたら、のるかも知れない。

メーカーは、同じなら県内、のようだ。草履に刻まれていた文字から、検索してみたら、あった。いろんなビニールサンダルが、作られており、その中に、この草履もあるのだ。ビニールサンダルから、「派生」したものかな。先日、大量に送られてきた皮のハギレがあるから、これ、草履に貼り付けてみようかねぇ。本革ゾーリ、だワナ。10足、あるのだから、ひとつくらい、試してみるか。

で、かかとのすり減った、「退役」草履群、である。某政党のように、総理、いや、草履の使い捨ては、「しないぞ」と、いくつか、「貧乏思考」してみる。ゴム部分は、劣化はあるものの、履ける状態であるが、かかとや、つま先部分の底が、すり減ってしまった。ここに、何か貼り付けたら、いけそう、なのだ。

こういう時の、ダイソー、である。ダメもと、失う100円は、痛いけれど、授業料としては、高くない。

小一時間ほど、物色する。

もっとも手っ取り早いのが、ウレタン底の、サンダル。これを買えばエエのだ。私は、ウレタンなどを切る専用のこぎりを持っているから、その気になれば、加工できる。できるんだが、触ってみると、どれも、柔らかい。こういうの、却下。

子供のおもちゃから、始まり、ウレタンを使っていそうなのを、すべて圧して「みる」。硬質ウレタンスポンジ、といえるものかどうか、シートがある。

EVAというのは、どういうものを指すのか、まだ調べていないが、このシートがあった。4ミリ厚。チョット薄いが、一枚かごに入れる。冷蔵庫等の足に敷く、振動止があった。けっこう芯があり、固い。4枚入り。厚みは、5ミリほどか。

なんというか、銀杏の葉のようなかたちである。これ、半分に切ると、草履の減ったところにピッタリ「以上」に重なる。ゴム用の接着剤で、くっつける。横から見ると、どうも、段差がひどいが、元々、柔軟性のあるものだから、履いているウチに、高いところは、圧縮されるだろう。まだ、2日ほどしか、履いていないから、どの位持つのか、不明。

なんというか、姑息な?延命策、であるが、草履、である。ゴムの草履は、「踏まれても、したたか」に「生き残る」のだ。

ツバメ印の草履の他に、月星マークのも、ある。ネットで検索してみるが、手がかりがなかった。このメーカの「カタログ」にも、存在しないようだ。製造していないらしい。月星マークの草履は、数年前まで、買えた。ここ、しばらく、探していない。作業品屋さんには、置いていない。

ゴムの性質が、違うようで、月星マークの方が、弱い。ツバメの方は、いまだに、切れる気配がない。それなりに、硬化しているが、ゴム部分のひび割れ等は、ないな。月星は、切れかかっているものがある。

よいもの、長持ちするもの、・・・なんてのが、ひっそりと、消えていく。10万キロ走れるタイヤなんて、作りもしないだろう。グリップが、どうとか、ワケのわからぬものが売れて、たぶん、そういうのは、2万キロも持たないのだろう。

長持ちタイヤなんて、メーカが、「長持ち」しませんね。困ったモンヤネェ。

インタフェイス?

2007-09-25 09:34:08 | インポート
どんなエラそうなモンでも、たいていのは、手で扱う。

インタフェイスというと、大げさ、でしょうかね。

PCで、何か書いていても、キーボード経由。話したものを、そのまま、文字に、なんて、なかなか、実現しませぬ。

変換というのを「忘れているから」ですね。そのまんま、ひらがなになおしたところで、意味が、通じない。

同音異義語も多いため、なにがしか、「決定」する、必要がある。

ならば、はじめから、キーボードで、書いていって、ほぼ同時に、変換をすれば、結果として、面倒がない。

ウチは、手仕事、っていうこともあり、やたら、気になる。アタマは、ボケ気味となっても、指先は、そうでもない。

想像するに、革細工工場の、ハギレ一箱が、ウチに届いてからというもの、改めて、指先感覚のことが、気になるのだ。

「惚け防止」の、ラケットスポーツを、二つほど、他メンバーの迷惑も、「わかりながら」続けている。ラケ、ですから、もちろん、ゲートボール、ではありませんよ。

元々、運動「音痴」だから、半月板を痛めるとか、アキレス腱をどうかするとか、「ない」のです。「残念ながら」痛むほどに、動けない。尻餅ついて、尾てい骨を折るようなことは、あるかもしれませんが・・・

まあ、それはさておき、スポーツなんぞ、無縁と思っていたのが、はじめて見ると、「けっこう」爽快なのですな。

ちょっとずつ、続けている。

ラケットスポーツというのは、ある種、弦楽器のようなもの。ストリングスが、共通。テニスでも、バドミントンでも、あの「打球音」が、よろしいねぇ。

野球も、たぶん、打球音が、エエのでしょうね。

ああ、インタフェイス、でしたな。

キーボードのキーに、皮を貼り付けたら、いい感じになりそうですが、これは、細工が難しい。プラに接着剤というのは、相性が悪そう。

そもそも、クルマのステアリングカバーを作ろうとして、皮のオークションを、注目していたのだ。量としては、何百台分にもなろうかという、ハギレが、届いた。

ベロア、というのでしょうか、つるつるしてない表皮、のは、ステアリングカバーに「不適」と思っていましたが、どうやら、これは、最初だけで、使っているウチに、だんだん、ひょうめんが、「おとなしく」なるらしい。

ラケットに「縫いつけた」のが、しばらく、使ってみると表面が「おとなしくなる」のだ。毛羽立っているように感じても、握っているウチに、毛羽立ちが、「静まる」のだな。

バドミントンのグリップでいえば、「タオルグリップ」のかわりというように思っていたが、それは、最初だけ。汗を吸ったりすれば、「静まる」のだ。握って、滑らなければ、よいのだから、それも「アリ」だろう。

すり切れるまで、どの位時間がかかるのか、わかりませんが、結論は、そこまで待たないと、「出せません」ね。ただ、ウレタン製のと、比べると、馴染みやすい、と思う。素材としては、合成品の方が、良さそうですが、・・・つまり、欲しい機能だけ、取り出せる・・・ということで、・・・、ただ、違和感持ち始めると、「どうしようもない」のだ。

皮革の場合、取り付けが、エラク面倒だとか、欠陥だらけ、なのだが、唯一、手のなじみが、何にも負けない。

インタフェイスとして考えると、これは、無視できまいネ。スポーツの場合、目から入った情報が、手に反映するまでの、時間は、ごく僅か。

ラケットスポーツの場合、皮革は、主流じゃないようですけど、野球じゃ、まずは、これ、ですね。第一、ボールが、牛革、ですワナ。投手は、素手で、あれを投げる。ッテことは、滑るとか、何とか、いうけど、ほぼ狙い通りに、キャッチャーミットに収まる。ならば、指の皮と、ボールの皮と、相当な「一体化」があるのだろう。松井選手が、革の手袋で、バットを握る。数ミリずれても、アカン、のだから、これも、手袋が、「邪魔をしていない」ということだな。

これは、ゴムの、軟式野球でも、言えそう。ゴムも、比較的、皮膚に馴染む、のだな。ゴム草履も、履き慣れたら、馴染むのと似ている。足も、手も、似たようなモンダ。ビニールボールだったら、だめそうですねぇ。

ビニールサンダルで、クルマの運転するのは、けっこう、シンドい。これが、ゴム草履なら、何ともない。

*********

上の写真、ですが、夕方、やってみました、皮グリップ、テニスラケットに、です。

表面が、「なめらか」なもので、やってみました。ベロア?のは、すでに、試してあるから、なめらかなのは、どんなモンだろうと、いうこと。握れば、しっかり、掴めるのは、むろんのこと。

バドミントンのガットを使いました。0.7ミリ径、となります。

プロ選手も、皮グリップなんて、使っていないと思います。確証はありません。

野球選手の「ありよう」からの、連想?ですから、ラケットスポーツで、あうのかどうか、全くわかりません。私のような「ド・シーロト」が、試してみるには、スポーツのひとつの「楽しみ方」ですから、まあ、「イインじゃないか」な。

元々巻いてあるグリップに、かぶせましたから、下の凸凹も、そのまんま、わかります。グリップ断面の八角形も、わかりにくくなるはず?ですが、「わからないこともない」程度じゃないか。

たぶん、少し伸びるだろうから、糸を外して、合わせ目のところを、切る必要がありそう。微調整、ですな。

剣道は、未知ですが、竹刀の「握る部分」が、皮というのは、その道の人に、教わった。

防具をつけるわけで、当然、手も保護される。握る皮の方は、どんなものなのだろうか。ベロア?のようなものだと、いずれもが、同じものになり、滑る「ようなこと」はなさそう。ただ、あまりに、ぎっちりなのも、キツそうだねぇ。指の負担が、重そう。

メジャーのバッターが、直前まで、ほとんど、バットを「握っていない」のは、ビデオなんゾで、見られる。落とさない程度に、「支えている」ようなものじゃないか。


ラケットの場合、皮じゃ、うまくないようですね。店頭で、いろんなものが、売られていますが、ほとんどが、ウェットタイプ。これ、とても、使いにくい。たぶん、私のようなヘタクソには、「上等すぎる」らしい。


どうせ下手なら、道具であそぼ、・・・


テニスラケットに、巻いて、いや、縫い合わせて、みました。プロレスの、デストロイヤーのマスクの裏側、のような感じ・・・古いか・・・です。はじめから巻いてあるグリップの凸凹は、わかります。普通のオーバーグリップのように、「巻いていくと」巻きあわせのところが、めくれたようになるかもしれない。それがいやで、こんな風にしてみた。

これで、「うまくなる」ほど、簡単じゃないワナァ。

それでも、可、としよう。

















ぞうり

2007-09-24 17:22:06 | インポート
次期「草履大臣」は、すでに発注。

前項で書いたように、ゴム草履で、「済ませている」私は、これなしで、「生活が成り立たない」のですな。夏の布団干しは、素足で、屋根に上がるわけにいかない。ゴム草履で、「焼けた」屋根の上を歩く。滑るかもしれませんが、濡れていない限り、大丈夫です。

どうも、タイヤメーカが、草履つくりをするわけもないし、さっき、奈良の出品者の「ゴム草履」に、「入れる」。落札希望額が、表示されているため、「落札しました」っていう、メールが、届いた。

材質が、ビニール/ウレタン、となっている。草履部分が、ビニールで、ソールが、ウレタン、ということだろう。

ただ、どう見ても、写真からは、ビニール草履と、思えない。

ゴムだと思うのだが、まあ、普通のサンダルのような、ああいうビニールじゃない、な。同様のものが、もう一つ、オークションに出ている。コッチは、1480円で、たぶん、店頭と同じような価格だ。ゴム草履は、1500円くらいという、記憶がある。この方は、ゴムと表記されている。合成品だと、ゴムと、ビニールが、どう違うのか、私は、よく知らない。

輪ゴムは、いまだに、天然ゴムを原料としている。ちょっと前なら、マレーシア。このごろ見るのは、スリランカ製。

***

靴屋に用事があって、行ってみた。ついでに、草履も見る。黄色の、小判型の「雪駄」というのでしょうか、それは、あった。

夏場を過ぎると、特価販売されるようだ。持っているから、もちろん、「買わない」のだ。

ゴム草履より、一般的には、違和感ないだろう。ゴム草履は、履き始め、全く、なじめないものだ。我慢して、履き続けると、ちょっと、機嫌を直す。サンダルなんか、「はいどうぞ」ッテなモンだろうねぇ。

馴染むまで、かなり、時間を要する。ゴム表面に、どうやら、型から、外しやすいように、何か、塗布するのでしょうか。広島製スワロー印は、これが、ある。あるといっても、市場には、とうにないはずであるが、ウチの個人「在庫」の最後の一足、いまだに、その名残がある。石けんで、洗ってみたが、落ちないようだ。いつもそうなのだが、しばらくは、軍足履いていないと、足が痛む。

たとえば、靴屋で、これを見つけても、知らない人は、まず、この取っつきの「悪さ」で、買う意欲を失う。タグ等で、その旨、コメントしておくべきなのだろう。まあ、町履きで、ゴム草履を「選ぶ」ヤツも、居ませんでしょうが。



長持ちする総理を、じゃなくて、草履を

2007-09-22 07:23:04 | インポート
ないと思ったゴム草履が、オークションに出ているのが、昨日、わかった。

メーカは、不明だが、日本製らしい。

私は、年中、これだから、必須なのだ。

ファッションとは、全く無縁の、なんの変哲もない、ゴム草履だ。

「お百姓さんの定番アイテム♪ 今は珍しい ★ 万年草履 ☆」と、ある。

どこにもあったなぁ。水陸両用?である。川遊びで、そのまま、ざぶん、だ。広島で、作っていたのだが、ご時世ゆえ、とっくに、やめた。以前も書いたが、私は、隣の町の、作業服屋さんで、これを見つけ、在庫すべて、買い取った。10足ほどあったろうか。ゴムは、いまだに大丈夫なのだが、底の硬質ウレタンが、だめになる。履けば減る。減るけど、案外、持つのだ。硬めのウレタン、というのが、いいんですね。歩いても、疲れにくい。ビーチサンダルは、この点、全くだめ。

同じ項目で、見ていると、自転車タイヤを再利用したのがある。広げて、底に貼ってある。上は、ホンモノの草履、である。底が、ゴムなのだ。10年くらい前、買って履いてみた。仕事場は、コンクリで固い。アキマヘン。かかとが痛くて、やめ。

まあ、歩くのが、極端に少ない場合、これもいいのかもしれぬが、ウチでは、ペケ。

ビーチサンダルも、だめ。これは、柔らかすぎて、かかとが、痛む。歩くとき、衝撃を、吸収してくれないと、困るのだ。

指で押しても、たわまないほどのがよい。

コルクをサンドイッチにしたのも、履いてみたことがある。柔軟性に欠け、長持ちしない。

あれやこれやで、そのゴム草履なのだ。

ソール部分は触ってみると、すぐにわかるのだが、もう、なんというか、選択肢が、「ない!」のだ。1足1000円ということだから、どうせなら、10足ほど、頼もうかと思っている。はずれとなると、シンドいが、サラリーマン諸氏の「高級靴」の、「足元にも及ばない」のだから、まあ、いいわい。

田舎の靴屋さん、ひっそりと、このタイプのを、ぶら下げている。年寄りの「ファン?」も、居るのだろう。

農家の生まれではあるが、跡継ぎじゃなかったから、農業には、関係ない。ただし、一通り、子供の頃、手伝った。コンバインもない頃で、一束ずつ、手作業だった。手で刈り、結ぶ。運び出して、干す。このため、並木のように、木が植えてある。下枝は、ない。時期になると、竹竿を渡す。これに、稲を干す。今は、コンバインで、籾だけ運ぶ。考えてみたら、まことにあっけない作業だが、これを、手でやるとなると、気が遠くなるのだ。百姓は、例外なく、やせ細る。

子供の頃、あの草履は、「いいモンダ」なんて、思ったことない。

十年ちょっとして、今の仕事の、修業先で、その草履と、「再会」する。それから、30年だなぁ。この草履ばかり、である。これを「支給」されたのだ。たぶん、まだ、丹波の山の中では、普通に売られていたらしい。同業の人で、伊勢の方でも、同じのを見たから、まあ、あの辺にも、あったわけだ。30年前、か。

農作業の形態も、すっかり、変わったのだな。

**

もう、カッコがどうのこうのという「何もの」もない。

親指が独立した、足袋のような軍足が、必要となる。5足セットで、500円ほどだ。まことに、助かる。

***

サンダルも、普通に売っているのは、どれも、だめ。ドイツで、革製の、「スリッパ」のようなカタチをしたのを、履いていたが、あれも、よかった。向こうの友人の話では、足に合わせて作ってくれるのだそうだ。底が、減れば、たぶん、交換できるのだろう。

年に一度くらいしか履かない、普通の皮靴は、ごく普通のカタチなのだが、ソールが、ビブラムのウレタン、である。スーツを着るのは、学校の入学式、卒業式、それに、冠婚葬祭の時だけ、である。自治会の通夜でさえ、普通の格好だ。失礼なのか、どうか、わからない。何はともあれ、「駆けつけた」という「姿勢」なのだが、ネクタイは、ご免だ。このときでさえ、ゴム草履、である。

ウレタンを、圧縮して、硬めにしたら、歩きやすいのじゃないかと思う。なかなか、1000円程度の草履では、ビブラムソール、というわけには、いきませんでしょうね。

1000円の即決値段だから、あわてなくても、かまわないだろう。どう考えても、儲かりそうにない「品物」ですね。日本製というのも、不思議なのだが、中国では、こんなのないのだろうね。アフガニスタンの、山岳民族が、底が、自転車タイヤの履き物を履いていた。足の裏が、丈夫らしい。

クルマのスタッドレスタイヤの、ゴムなんか、いいんじゃないかなぁ。決して固くないし、滑りにくいとなれば、草履の底には、うってつけか。つぶつぶの気泡が、草履の底にも「効き」そうです。

ダンロップなんて、靴も、長靴も、ある。ゴム草履なんて、まさにドンぴしゃだと思うけど、どうだろう。調べたら、スポーツサンダル、なるものが、あるようだ。シンプルじゃなさそう。

自分の足で、確かめたら、たとえば、さすが、ブリヂストン、横浜、ダンロップ、その他・・・、だって、わかるガナ。

ブリヂストンのタイヤ買ったら、ゴム草履プレゼント、なんて言えば、即、買いますが・・・、まあ、草履だけ、受け取って、タイヤは、オークションに・・・、になりそうですが。

やはり、草履、である。「ぞうり」大臣、より、コッチの心配で、頭がいっぱい、というわけでもないのだが、あちらサンの方は、選びようがない。すり減って、外を歩くには、難があるようになったものも、ウチ履きとしては使えるため、各総理より、長持ち、ずっっと、長持ち、してまっせぇ。