みんなが御輿に「乗る」日が来る？

去年から、内田康夫作品の「にわか読者」となった。

ブックオフは、１００円コーナー「主義」、それも、単行本の方から、探す。半値コーナー？の本も、いずれ、１００円のところに「都落ち」してくる。

新刊、話題本、というのには、すでに興味がない。

古典といえるようなものは、「青空文庫」がある。

１００円コーナーというのは、実に、微妙なところなのだ。「めっけもの」と、「ゴミ」の共存状態だ。私にとって「ゴミ」でも、他の人には、宝、かもしれない。

内田作品が、単行本で、数冊並んでいた。半値シールの上に、１０５円の値札だ。読み終えて、どなたかが、持ち込んだのだろう。後で調べたのだが、他のブックオフでは、半値のところにあった。

そうした「出会い」で、読んでみた。

松本清張で、学生時代を「暮らした」方だ。再読したのも、かなりある。

読み終えると、すでに、本の内容は、頭にほとんど残らないという、情けない「読者」だから、再読、再々読、も、それなりに「新鮮」に思える。

社会派推理小説といえるのかどうか、そこらは、わかりません。・・・そんなことは、置いて、内田作品、すでに、三分の一ほど、読み終えたようだ。前記のように、どの作品に、何が書いてあった「なんて」試験されたら、点を取れないでしょう。

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そういう物覚えの悪い頭にも、内田作品の「現実版」ともいえる事件が、おおいようにみえる。

現職閣僚の「事件」までは、さすがに、作品群の中には、「今まで読んだものには」なかった。・・・覚えがない、という方が、正確か・・・

ちなみに、今朝の朝日ネット版の「社会」の項目ですが、

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社会

大林組下請け幹部聴取、謝礼３千万円追及　枚方談合(06:12)
鹿児島県警警部、対立候補と情報交換　県議選無罪事件(06:11)
貨物検数協会、退職者にヤミ給与　１億円所得隠しと指摘(06:10)
大阪刑務所看守、収賄容疑で逮捕　受刑者側から３０万円(03:09)
７００の大学や研究機関結ぶ、次世代学術ネット運用開始(01:56)
同大ラグビー部員１人を起訴　少年２人は家裁送致(23:53)
グッドウィルの天引き　派遣労働者が労基署に申告(23:12)
「関東の麻薬王」逮捕　大量の覚せい剤売りさばいた疑い(22:28)
ＪＲ神戸線、加古川―姫路間で一時運転見合わせ(22:22)
山地被告、控訴取り下げで死刑確定　浪速・姉妹殺害事件(21:24)

社会記事一覧
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一部除いて、ほとんど全部、内田氏が取り上げていても、不思議じゃない。

「鹿児島県警警部、対立候補と情報交換」なんて、すでに、二時間ドラマでも「取り上げないほど」ポピュラーな事件、ですかな。

年金を巡る「政治のいざこざ」も、うんざりする。

選挙の「目玉」なのか、と思います。シャホ庁の、オエラガタは、政権側、現場の方は、野党側？ですかね。どっちが勝っても、年金が「増える」ワケでもないなぁ。

一番の「ワル」は、オエラガタでしょうけど、それを知りつつ、サラリーを「いただいて」いた方も、劣らず「ワル」です。そんなことになるとは「わからなかった」というなら、もっと悲惨だ。事務能力がない人たちに、税金を「取られていた」ことになる。内部告発、というような、恐ろしげな行為じゃなくて、単なる、不首尾の報告だろう。管理者が、それを握りつぶしたなら、そのことを、記録しておけばいい。無能な人を選抜する「試験」とは、どういう作業のことを指すのだろう。

なんにせよ、事が起これば、税金が、蝕まれていく。

さあ、足りなくなったって、「取り立て」に掛かる。

世の中、「こんなもの」で、済ませられたら、よろしいのでしょうが、誰も「エンジン」の役目を果たそうとしなくなるだろう。どこかの神社のように、みんなが、御輿に「乗り」、担ぎ手が、いなくなる日が、来そうだねぇ。・・・・・・合掌