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ぷららから移行

BiCのシャープ

2008-06-20 13:10:33 | インポート
先だって、入手したビック製シャープペンシル。

ボールペンでなじみの、あのかたち、に近い。

「50」と表示があるゆえ、0.5ミリと、誤認しやすかろう。

50円シャープ、だったのかどうか。

軸には、フランスの刻印。売ってもらったのは、半端な数じゃなかったが、軸にゴムが巻いてあるような「現代風」じゃないゆえか、競合は、あまりなかった。

ビック、50、で検索していたら、多少ヒントがあった。どうも、0.7ミリじゃないか、と、オークション画面をながめていた。0.5ミリにしたら、ちょっと、先端が、太いなぁ、という印象。やはり、0.7だった。あたり、であった。

0.7ミリで、同じようなのを、以前、入手した。数本だったが、メキシコ製。消しゴムが、ノック部についていて、むき出しである。ビックもそう。アルファベット主体の筆記では、0.7ミリで、ちょうどなんでしょうか、ね。

**

ビックという文字だけが目につき、あとはなんの変哲もないもの。竹軸に入れるには、うってつけ、じゃないか。

ここのところ、あまり、シャープペンシルは、加工していない。鉛筆の細工で、手一杯。これが商売じゃない、し。空き時間の「指先のボケ防止」である。

この、「ビック、50」は、限りなく、事務用?に思える。ディスポーザブル、とあるのは、「使い切り」ということか。書類のチェックなんゾに用いるのか、どうか。会社勤めの経験がないから、わかりませんが。

「使い切り」ということでは、以前売っていたパイロットの、オートマチック鉛筆。芯の交換が、やや面倒、というより、「できないように」じゃましている感もあった。手出しするなという、設計になっている。100ミリの芯を使い切ると、おしまい、なのだ。わたしは、無理矢理、外してみて、芯を入れてみた。 ・・・だから、100ミリと、わかるんですがね・・・  普通に使えるのだが、減った分だけ、出る構造ゆえ、芯は、一方通行。モドラーヌ、である。減ったのだけ、出るから、ほぼ、折れる心配がない。削って使う鉛筆と、同様の、「走行距離」かも知れぬ。そう考えると、コストパフォーマンス???的には、ユニの高級品と、どっこい、いい勝負、だったのか。ただし、プラ製の軸は、木軸のホンモノから、遠い。

わたしは、これも、竹に入れてみた。先っぽの方は、外さないと、芯の入れ替えができないから、その部分は、ホットボンドが、つかぬようにした。「ノックなし」(ノックアウト?)オートペンシル、である。

たとえば、カラー芯は、「異常に」折れやすいから、これに入れると、案外、よろしかろう。

「ビック、50」は、「使い切り」のようなのだが、「気に入れば」使い続けられる、のだ。事務を、業とする人が、このタイプの、シャープペンシルを、「使い続ける」ことは、実際、考えにくいのだが、芯を補給すれば、できる。ただ、消しゴムが、劣化もあり、「栓に蓋」状態で、外したら最後、二度と、戻せぬ。ゴムなら、柔軟性もあるはずだが、もう、時間経過と共に、失せている。仕方ないから、カッターで、多少削って、入れた。通常、シャープの消しゴム受けは、ただ入るだけのものなのだが、これは、上部が、やや狭くなっている。大げさにいえば、臼という字のようなのだ。柔軟性のある消しゴムなら、すこしくらいそうなっていても、出し入れに支障ないのだろうが、硬化が進むと、もう、アカン。

芯一本だけなら、消しゴムの「蓋」がなくても、使うぶんには、差し支えない。ノックするとき、親指が、ちょっと痛いのを我慢するだけ。ノック感は、フランス流なのか、エラク、重たげ、である。日本製、一〇〇円シャープを使い慣れた指には、ツライかも知れぬ。ただ、そう頻繁に、ノックする必要もないのが、0.7ミリのため。

90ミリの長さの芯が入っている。予備に、2本だ。都合、3本入り。パイロットより、「使い切り」の期間が、長そうだ。「使い切れぬ」人が、多数派になりそうではあるな。芯は、お世辞にも、書きやすいとは言えぬ。言えぬけど、これは、パイロット芯比較であるから、価格も考えれば、そんなもんかねぇ。書けぬワケじゃないから。

消しゴムは、あてにしないようにした方が、いいかもしれぬ。交換するのがあるかどうか、不明である。

3本使い切ったら、ノック状態のまま(押したまま)、先っぽから、芯を入れる。老眼にはきついが、消しゴムを取り外すより、コッチの方が、現実的である。たぶん、数本、押し込んでしまえば、あきれるほど書けるだろう。チャック部が、それに耐えれば、のオハナシ、ですが・・・

昨年、買ってみた大量の、中国製シャープより、遙かに「質実剛健」である。ワンノックで、お出ましになる芯の長さが、「ハンパ」じゃない。筆圧が、強くない人でも、「うっかり」で、相当折るだろう。わたしなら、数文字書いて、折ってしまう。ほどよい「出」になるまで、引っ込めるのだが、これも、面倒である。竹にも入れてみたが、これだと、差し上げるのも、気が引けるゆえ、箱に入れたまま、である。わたしは、お蔵入りならぬ、「お箱入り」とつぶやいている。



ビックを、使い切るほど書いたワケじゃないが、通常の筆記には、問題ないと思う。ただし、店頭で売られているかどうか、不明。未だ、みたことはない。

0.7ミリは、「漢字向き」じゃないのだろうか。あまり売れないもの、らしい。けど、このくらいが、わたしには、ちょうどである。

けど、0.7ミリの、「F」は、各メーカーで作っていないようだ。パイロットの、0.5のFが、テカリ方が、少ない限界ギリギリかと、わたし流では、感じている。Hとなると、ちょっと、なぁ。しいて買うほどではない。あまりに買いすぎて、店頭で、買うことは、このごろほとんどない。唯一あるのは、F芯である。0.7と、0.9ミリには、これがない。

ビックのもう一つの利点。「走行音?」がありません。書いていると、ノック部と、軸が、触れる音のするのが、結構あるんですが、これは、そういうことがない。そういう構造らしい。ノック部を引っぱっても、抜けません。消しゴムを「撤去する」より他に、芯の補給は、できぬ。さっき書いたように、先端部から、入れられますが、本当は、通常の入れ方が「セーシンテキ」は、いいですね。先っぽから入れたら、チャック部に、芯がこすれて、どうにかなるんじゃないかと、「余計な心配」をしてしまうのだ。

だいぶ、クセモノに思える、ビックですけど、鉛筆の代用としたら、上々、なのかも。鉛筆はメカニカルじゃないゆえ、芯が紙と擦れる音?しかないのですね。ビックもそう。

この90ミリ芯3本、使い切る頃には、学生であれば、そうとうセーセキが、アップしている、かな?


*****


鉛筆は、ペンテルのを、通販で買ってから、すっかり、双六の「上がり」状態になりました。ポリマー芯が、どうであれ、個人的には、この芯が、もっとも書きやすい。減りも少ない。

三菱が、「ウエット滑らか」とでもいえば、こちらは、「ドライ滑らか」でしょうか。ことばで表現するのも、難ですけど、今のところ、そんな印象。


トンボの高級品は、手許にないから、知らないのですが、廉価版は、木物語をはじめ、どうも、書き味が、いまいち。黒赤鉛筆の、3ミリ芯は、大いに気に入っていたのですが、ウチは、「削らないで」芯のまま、使うから、普通の使い方より、接地面積?が広いのかも知れぬ。芯ホルダーの芯を削らずに書くような使い方、とでも言えますが、そうなると、「引っ掛かる感じ」は、気になるな。黒赤鉛筆の芯は、鉛筆芯の中で、テカリ方が、少ない方。その点は、可ですが、今や、それだけの存在になった。

かなり、いろんなのを試してみたけど、鉛筆芯も、筆圧を「下げると」確かに、テカりません。けど、そんなに気を使うかきかたはしない。

学研から、かつて、「NOA NOA」という、7ミリ径の芯だけの鉛筆が出ていたらしい。調べても、見あたらないのですが、その芯鉛筆を、譲ってもらった。

普通、というのと、スケッチ、というのがある。硬度の表示ではない。15ミリほどで、切り、竹にくっつける。極太芯ですな。普通、が、「テカらない」のです。鉛筆芯と言っていいのか、どうか、ですが、パイロットのシャープ芯以外では、通常筆記で、これのみが、テカらない。

カランダッシュ、でいいのかな、・・スイスのメーカ、だそうですが、そこの、全身「芯」のを、試してみた。HBと、3B。前者は、薄すぎ。後者は、ちょうど、位。けど、テカる。なんというか、チョークを、鉛筆代わりに使っているような、不思議な感じなんですが、メモくらいは、できる。

どうして、学研のそれが、テカらないのか、不明。

削って書くのでしょうが、貧乏性のわたしは、芯を削るなんて、できもしない。


***

COPYRITE、って、鉛筆に書いてあるのですが、三菱製。ずいぶん前のものらしい。検索でヒットしなかった。銀色の鉛筆。

ひょっとして、コピー用であるなら、「テカらない」かも知れぬ、と、譲ってもらう。結果的に、新品の、ペンテル鉛筆を買うより、高くなってしまったが。


HB、F、それに、2Hでした。2Hは、別として、HB、Fは、三菱の他のより、テカリ方が、少ないようだ。強く書けば、さすがに、書いたものが、テカるのですけど、軽く書いた場合、たいして、気にならぬ程度。

ウチの鉛筆ランキングで、ペンテルの次に、これを置きました。

店頭で、入手できぬものですが、コーリンは、比較的、よさそう。三菱より、テカらぬ。で、トンボより、滑らか。オークション等でしか、買えませんが、みるなら、コーリン、ですかねぇ。

芯を削らぬ、木部を削る、ですが、三菱、コーリンは、確かに、古いものでも、削るのが楽しくなるくらい、快適です。

トンボも、そうなんですけど、古いのがないため、比べようがない。

中国製の鉛筆は、削る楽しみが、比較すれば、削られる ねぇ。なんという木なんだろう。白っぽい、ですな。それに、芯の粒子が、荒いのでしょうか、かなり、書くのに、「引っかかり」を感じる。まあ、書ける、のですが。

鉛筆が、いくら「優秀でも」、本邦の、学生諸氏の、セーセキが、国際比較では、芳しくないそうです。


***
わたしも、遅まきながら、物忘れと「戦う」ためもあって、テレビその他の音声を、文字化、している。キーボードだと、簡単に出てくる漢字が、出てきませぬ。老眼鏡と、旺文社の国語辞典を、手元に置いて、抗っている。

やはり、そうした場合、鉛筆やら、シャープペンシルの、書き味、書いた後の文字の読みやすさ、・・・文字のかたちもさることながら、さんさ、取り上げました、テカリ具合も、気になる。

これ一本、ってのが、鉛筆では、なかなか、ないですねぇ。書きやすさでは、ペンテルで、「上がり」だったんですが、読みやすさは、シャープ芯での、パイロット、が見つけられない。

ご存じの方、居られましたら、お願いします。

















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1 コメント

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Unknown (nikichi)
2008-06-24 00:55:08
ペンてるはシャーペンの芯の技術で作っています
から減りずらいですよ。この前もある文具店の
おばちゃんが絶賛していました。他のものに比べ
て、手も汚れにくいです。

コーリンですが、3030は個人的に硬いという印象
を持っていますが9900やハイピアスなどは芯が柔
らかく力を入れずに濃い色が出ます。結果として
これがテカりにくい秘密ですね。

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