只野ハルさんの歌から8首。
076:住
訪ね来た住処の跡に佇めば人無き村に架く白真弓
068:秋刀魚
灰干しの秋刀魚のひらき旨いよと母は勧める何度目になる?
067:フルート
中空の茎持つ植物茂るところフルートの故郷ならん
038:→
ポジションが いつも→だと 飽きちゃうと ←にしたら 手はどうしよう
021:くちばし
鷺一羽 朝靄の中 くちばしを 河底に刺す 典雅な朝餉
004:ひだまり
ひだまりをイメージすればおきまりの 花壇 老人 猫 子ども 犬
003:助
それだけじゃ助けになんてならないと言ったあの日を詫びようがない
002:一日
過ぎ去ったこの惑星の一日を異星でひとり思う日はいつ
自由律の一行詩、といった作風の只野ハルさんのお歌。
67番。
なるほど、そうかもしれない!と膝を打った一首。
世界各地で多様な楽器が生まれる背景って、
意外なところにあるのかもしれないですね。
こういう、読み手に新たな視点を開かせてくれる歌、大好きです。
076:住
訪ね来た住処の跡に佇めば人無き村に架く白真弓
068:秋刀魚
灰干しの秋刀魚のひらき旨いよと母は勧める何度目になる?
067:フルート
中空の茎持つ植物茂るところフルートの故郷ならん
038:→
ポジションが いつも→だと 飽きちゃうと ←にしたら 手はどうしよう
021:くちばし
鷺一羽 朝靄の中 くちばしを 河底に刺す 典雅な朝餉
004:ひだまり
ひだまりをイメージすればおきまりの 花壇 老人 猫 子ども 犬
003:助
それだけじゃ助けになんてならないと言ったあの日を詫びようがない
002:一日
過ぎ去ったこの惑星の一日を異星でひとり思う日はいつ
自由律の一行詩、といった作風の只野ハルさんのお歌。
67番。
なるほど、そうかもしれない!と膝を打った一首。
世界各地で多様な楽器が生まれる背景って、
意外なところにあるのかもしれないですね。
こういう、読み手に新たな視点を開かせてくれる歌、大好きです。