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今日から、未来に向けたブログをはじめます^^  

Where is essence? 本質はどこに?

2014-03-10 18:25:19 | 日記

 

皆様は、ちびくろサンボ というお話をしっていますか?

 

 

サンボという 黒人の少年が、森を散歩中、4匹の虎に出合って、

衣服を一枚づつあげるからどうか食べないで!と約束すると、

トラたちは服の取り合いをしはじめて、木の周りをぐるぐる回って追いかけあいをして、

とうとう4匹とも溶けてバターになってしまったので、 

そのバターでパンケーキを焼いて食べましたというお話^^

 

 

 

 

 

スコットランドの婦人が、こどものために書いたというだけあって、

とても シンプルかつ、発想のとても楽しい内容。

 

小さい時 私も読んで、 虎が木の周りをぐるぐる回るイメージだけは、

本当によく覚えている^^

 

+++++++++++++++++

 

この本については、

1988年にワシントン・ポストに掲載された日本の黒人のキャラクター人形に対する批判記事

「黒人差別をなくす会」 がこの絵本は 差別的と抗議

・さらに海外から 日本大使館への抗議 も多数寄せられたりして、

自主的に各出版社がこのお話を 絶版にしたりした問題は、

憶えている方もいらっしゃるかと思う。

 

 

・アメリカでも、サンボは アフリカ系黒人の差別語だとか、

little black sambo を little brave sambo  「小さく勇敢なサンボ」  というタイトルにしたり、

色々あったようですが@@

 

 

 

 

私はこれを聞いたとき、じゃあ主人公が白人なら? 黄色人種なら?

結局様々な皮膚の色の交じった少年しか

主人公になれなかったりしてーーxxxx とか

思ったものだった。

 

 

 

実際、 大事なのは、「本質」--この物語が何を言おうとしていて、

読み手が何を連想して、どんなことを思ったか、なのではないでしょうか^^

 

 

 

 

けれどこうした、「差別に対する抗議」 が、

長く冷遇されてきた 被差別者 の 権利・生活 向上 にも

大きく貢献してきたことも  確かな 歴史の事実。

 

 

 

何が正しいとか、間違っているとかの主張ではなく、

こういう事実があり、こういう時代背景があったんだ、

それで、「私はこう感じる」 という 意見をもつことが

すごく 今、大切なのではないでしょうか。

 

 

 

 

でも、せっかく生まれた名作は、 やっぱり 埋もれてほしくないですね^^

価値あるものを守るのは、やはりそれを大事に思う人しかないですし^^

 

 

 

 

さて、 そんなことを色々、読書をして、話し合う 

仲間 や 先生 のいる教室、

覗いてみること、 いかがでしょうかーー  

いい言葉を知り、いい言葉を使える人と

ぜひ 定期的に、話をしたいものです^^

 

今の社会って、立ち止まって考える時間 も、工夫しないと

なかなか確保できないのです。

 

 

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