こんにちは、みなさまのガスショップ(株)和光商会の土門です。
今回の「お客様の生活に役立つ情報」は「大根おろしはせっかちな人がおろすと辛くなる?」です。
東芝のお宝ねっとからの引用します。
コロナ禍でおウチ時間が増えています。
お料理が不慣れな方にお届けするちょっとしたコツです。
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焼き魚や揚げ出し豆腐など、さまざまな料理を引き立ててくれる「大根おろし」。
しかし、せっかく頑張ってすりおろしたのに「辛すぎて食べられない!」なんていう経験はありませんか?
実は大根は「おろし方」によって辛さが変わります。
○大根おろしの辛さの正体
大根おろしの辛さは「イソチオシアネート」という辛味成分によるもの。
もともとは「グルコシノレート」と呼ばれる辛味のない成分なのですが、同じく大根に含まれている「ミロシナーゼ」という酵素と接触すると「イソチオシアネート」に変化して辛味を生じます。
「グルコシノレート」と「ミロシナーゼ」は本来、別々の細胞内に閉じ込められており、すりおろすことで細胞が壊されると、みるみるうちに両者が酵素反応を起こして辛くなります。
大根自体は辛くないのに大根おろしは辛い理由はここにあります。
○すりおろす「速さ」がカギ
「いつも大根おろしが辛くなる」という人は、もしかしたら力を入れすぎているのかもしれません。
力を入れて同じ方向にすりおろしたり、ガリガリと速くすりおろしたりすると、細胞が多く壊れて辛くなるからです。
辛すぎないようにするには、細胞が壊れにくくなるよう円を描くようにゆっくりとすりおろすのがポイントです。
また、以下のようなことにも気を付けるといいでしょう。
・大根を縦に切ってから断面を下にしてすりおろす
・葉に近い首の部分を使う
・皮よりも中心の方が辛さが少ないので、皮を厚めに剥く
・ミキサーやフードプロセッサー、おろし金を使う場合は、セラミック製やしっかり歯の立った金属製や竹製を使う
・寒い時期に収穫された大根を使う
どうしても辛くなってしまう場合は、イソチオシアネートは熱に弱いので、電子レンジで30秒ほど加熱しても軽減することができます。
自分好みの辛さの大根おろしを作って楽しんでくださいね。
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わが家では「鬼おろし」という木製のおろし器を使っています。
サイコロ状の大根が混じる粗い大根おろしが作れます。
あっという間にできあがることと、適度な辛さと歯ごたえがあることで焼き魚にぴったりです。
おすすめです。
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旧暦は心と体で72もの季節を感じる楽しみに満ちています
〇夏至(初候) 新暦:およそ6月21日~6月25日ごろ
乃東枯る(なつかれくさかれる)
うつぼぐさの花穂が黒ずんで、枯れたように見えるころ。
その花穂は生薬として、昔から洋の東西を問わず役立ってきました。
(参考文献:日本の七十二候を楽しむ ~旧暦のある暮らし~
文・白井明大、絵・有賀一広、発行・東邦出版)
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