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若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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秋へのプロローグ

2012年09月01日 | Weblog日記 ~ほぼ毎日更新~
みなさぁ~~~~~~ん

こんばんはぁ~~~~~~~~~~~~


9月初日、いきなり「秋へのプロローグ」を感じさせる一日でした。

突然の雨、降られませんでしたか???

でも、やっと恵みの雨が少しでも降ってくれて、

農作物にもすこし潤って、空気も洗われて、

風も少しすっきりしました。


わたしも夏からはまっている「絵画鑑賞」に刺激され、

この夏は関心がなかった分野の本にはまったりして、

少し早い「読書の秋」も楽しんでいます。


今読んでいる本は、フェルメールの「青いターバンの少女」

に対面した直後の私にとって、本当にこのタイミングで

というような偶然の出会い。


「源氏物語異聞」として、源氏物語の色々な女性もたくさん描かれているのですが、

改めてそこに描かれた「平安時代の女性たち」も、

そして昨日はじめてご対面した、オランダのモナリザとも言われる

「青いターバンの少女」も、どの時代の、どの国の女性も、

小説や作品のモデルになって後世にまで伝わるような女性は、

ただ笑っているだけではない、ということ。

それを感じました。


ただ単に、したたかさ、なのか?


それとも、苦い体験から得た、冷静さ、なのか?


いずれにしても、ここに出てくる女性は、


何でもかんでもやみくもに、


「チョーカワイイ~!!」

「チョームカツクー!!」


というような、可愛らしいあどけなさなどは感じないのです。


だまっていても、笑顔のときでも、

狂気すら感じるような独特の「すごみ」がある、というのか


男性よりも感情の起伏が激しいとされる女性だけど、

それさえコントロールさえしてしまえば、

微笑みさえもすごみに変わってしまうのか?



世の「草食系男子」たちがよく口にする言葉だけど、

彼女たちをみていると、同じ女性だけど、

「女はこわい。」といわれてもしょうがないかな

とすら思います。


女性からして男性のこわさの源は、

筋力や声の大きさなど、体格的な差から来るものが多いと思うのですが。


一方、小説の中に描かれる女性たちも、

「真珠の首飾り・青いターバンの『少女』」も、

とても筋力や声の大きさなど、比べ物にならないくらい

まったくないはずなのに、こわい。


モナリザを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチも、

フェルメールも、男性目線でそれを感じ取ったのでしょうか?


ちなみに今日の写真に写っている文章は、有吉玉青さんの(有吉佐和子さんの娘さん)、

「恋するフェルメール 37作品への旅」(光文社文庫)よりの抜粋で、

今回の「マウリッツハイス美術館」のパンフレットを写したもの。



そのまなざしは、まるで

自分の心の奥底にまで届くかのようだ。

忘れたことにしていたこと、

思い出してはいけないこと、

さらには自分でも意識できない

深層心理にまで届くほど鋭く強く、そして冷たい。

冷ややかに、こんなこと、したでしょ、

こんなこと、あったでしょ、

ほんとうは、こう思ってるんでしょ、知ってるのよ、と

言われているようで怖い。



女性の目線から、的確に青いターバンの少女を捉えているそんな言葉だと思いました。



さぁ!!


「青いターバンの元少女」の笑顔ですごんでしまったこちらの方は、

どんな週末を送られていらっしゃるのでしょうか~~~~~~~~~


クリスマスローズさぁ~~~~~~~~~~~ん


>安心していたら・・・

最後に・・・・・出た~~~~~~~!!(爆笑)



あっはっはっは

やったぁ~!やったぁ~!!

もう、本当にアノ写真を出すのはやめようと思ったんだけど

最後の最後に載せちゃった

さすがのフェルメールもここまでやられたら、

きっとひっくりかえっているんじゃないかしら

しかし、絵を「観にいった」というよりは、

フェルメールさんへの「懺悔」に近かった気持ちが隠せない、

罪深きご本人とのご対面となりました

しかしこれを良い機会に、フェルメールの作品を通して、

色々な女性像に、表現の刺激をもらいたいと思いま~~~す

クリスマスローズさんもたくさん歌って、素敵な秋をお迎えくださいね~


ミントさぁ~~~~~~~~~ん


>りえさん、こんばんは。
前述のクリスマスローズさんのコメントの通りです。
もう、爆笑しました!!
出たあ~~~~~(笑)
りえさん、19日楽しみで~~~す。


でたぁ~~~~~!!

ですか(爆笑)

ですよね!?

Facebookのお友達からは、

「この際、これ、ステージ衣装にすれば?」

なんて案も!!

ダメダメダメ

乗せられるとまた悪い血が騒ぐからぁ~~~~~~~

19日はいたって「いつもどおり、まじめに、おしとやかに?」

歌わせていただきあぁ~~~~~~~す

お会いできるの楽しみです


すももちゃぁ~~~~~~~~~~~ん


>「こんなこと、したでしょ、
こんなこと、あったでしょ、
ほんとうは、こう思っているんでしょ、知ってるのよ、と
言われているようで、こわい」(有吉玉青・作家)

って説明あったっけ?!
絵だけ観て満足して、気づかなかった~。
まだ美術鑑賞は初心者なもので・・・。

でもほんと並んでも観る価値あるよね♪

またごはん行こ~☆


そうそう!!私、このパンフレットを、

前回のラジオのときにディレクターのオータさんにもらって

事前によく読んでいたから知っていたの。

なんでも昔、画家の道に行こうかと迷われたこともあるそうで、

展示されていた絵についても教えていただきました。

ラジオの帰り道、頂いたこのチラシを読みながら、

有吉さんの文章を読んで、

「いったい、真珠の耳飾りの少女は、どんな女性、というか、どんな少女なんだろう?」

っていう思いが強くなったというか。


だいたい、耳飾りにしても首飾りにしても、

「少女」というには大人びているとおもいませんか

老けている、というのではなくて、人間ができあがっている、というか。


いつも、時間さえあれば、しゃべっているか、歌っているかの私をも黙らせる、

この絵画や小説の女性たちに、いろいろ考えさせられましたよ



私も美術なんかは初心者マークもいいところ!!

すももちゃんも慣れない環境で大変だと思うけど、

昔に比べたら便利な世の中だもんね!!

また新幹線でビュ~ンとやってきて、いつかは

一緒に絵も観たいね~~~~~~!!

その日を楽しみにしていまぁ~~~~~~す



とんかつさぁ~~~~~~~ん


>人それぞれで楽しい絵の解釈。
小生の知人いわく、
青いターバン女史に
眉毛がないのが
どこかニュアンスを与えている・・とのこと。
ホンマかいな???


ひょえー!!本当だ!!

あのまなざしがクールに見えるのは、

眉毛の薄さはひとつありますね

だからこそより、目力に焦点が定まってしまって、

一度絵の中の彼女と目が合うと、目の中に吸い込まれそうな、

そこを動けなくなるような錯覚になってしまうのでしょうね!!

いやぁ~、またまた考えさせられました。

音楽も舞台も絵画も、人それぞれ色々な表現が出てきて、

それを伺うのもまた楽しいですね!!


あ、ちなみにクラースゾーンなどの描く「静物画」は

「だまし絵」ともいわれていて、

贅沢な食卓を描き、逆に「贅沢や虚栄」に対しての警告を

する役割もあったのだとか。


彼らの描く「蟹」や「魚料理」をただ「オイシソ~

と観ていた、私のそれを知ったときのショックやハズカシさといったら

色々考えさせられますね~

「とんかつ」の絵がなかったことがせめてもの救いでした

でも、栄養を取ることは大事です!!

とんかつさんも季節の変わり目、

どうかくれぐれもお体ご自愛くださいね~~~~~~



さぁ!!!


エルミタージュ美術館に行った時は、

その夜に「宗教画」の絵の夢を見てしまった私


今夜は光源氏に泣かされる女になった夢なんかを見ないように、

良い夢見たいとおもいます(爆笑)

どんなしめ方だ~


明日は日曜日!!

また暑くなる予報も出ているようですから、

どうぞ突然の雨にもお気をつけながら、

季節の変わり目、元気にすごしましょう!!!


おやすみなさぁ~~~~~~~~~~~~い

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