若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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クリスマスプレゼントの思い出

2008年12月07日 | フルート ~私の相棒~
みなさーん

今日もまた、いいお天気ですね

そろそろ、どこのデパートも混み始めるのでしょうか


でも、やはりこの季節が一番街が華やいでいますね~

いい時期です


実はこの初代フルートは、今くらいのクリスマス前の時期に

買ってもらったんです


初めて部活ではじめた小学校4年生のときは、

まだ先輩と一つの楽器を使わなくてはいけなくて、当然、

先輩優先だったから、私が吹けるのは

短い休み時間と、借りて帰れる時だけ。


フルートがないときは、吹きたくて吹きたくて、

なぜか家にあった、おもちゃに近い竹笛を鳴らしたり、

あ、これ特技じゃないですけど、その頃に、

音の鳴りそうなものは、手当たり次第に挑戦していたので、

だいたいのビンは鳴らせるようになりましたが(笑)


本物を買ってもらったときはそれはもう、嬉しくて嬉しくて、

自分の部屋で、暖房付けるのも忘れて吹き続けて、結局

風邪引いてベットで抱えるようにして寝ていたっけ


親にしてみれば、どのくらい続くかも分からなかったので、

もっと安いものを買う予定だったらしいのですが、

お店の人に進められて、頭部管が銀製のいい楽器を買ってくれたので、

親からも取扱いの注意をされていていたのです。


特に、例の昨日の「ガキ大将」にはなるべく知られないように、

学校の部活のためにそっと持っていっていたのですが、

数日後、とうとう知られてしまい、

ダースベーダーのテーマ曲とともに近づいてきて

「その楽器、持たせろ!」と言ってきたのですが、

頑として、ぜっっったいに触らせませんでした(笑)


フルートは細長い上にパーツも繊細なので、

よく、パイプいすなどに斜めに置いたままの人がいますが、

あれはキケンです


どんなに短い時間でも、もちろん今でも、

席を離れるときは、必ずケースにしまっています。


面倒くさがる人も多いのですが、そのために誰かが

引っ掛けて壊してしまっても、お互い気分が悪い上に、

2つと同じ楽器はないので、どんな楽器でも、大切にしたいものです。


私の楽器を守る姿勢は、家族はよく知っていたのですが、

困ったのは、姉の結婚式で吹いたとき。


席を外すのに安全な置き場所がなく、いつも一時預ける

母や姉の姿も見えなくて、仕方なく(?笑?)慣れない父に、

「お父さん、いい?私、すぐに帰ってくるから、

どんなときでもどこかに置いたり、人に渡したりしないで、

私が帰ってくるまで、フルート、絶っっ対に、

お父さんが持っててねいい?絶対離さないでね


後で聞いたのですが、その時、すごい真剣な勢いでお願いしていたらしく、

ちょっと鬼気迫るものを感じたそうな・・・


しかしそのかいあってか、父がその間に撮られた記念写真

すべてが、黒い礼服に、真っ赤なフルートケースをしっかり握っている

姿だったのです(笑)記念というより、証拠写真のように


この赤いフルートケースは、最初に付いてきた物の

取っ手が壊れてしまい、小さい頃から可愛がってもらっていた

近所の方が、皮工芸を趣味でやっていたので、

お願いして作ってもらいました。


この赤色を出すのに、黄色や色んな色を重ねていくのだとか


今、この楽器でステージには立つことはありませんが、

家ではたまに吹いています


さぁ!今日も練習したら、30分歩くぞ

早めに行動しないと、今日は笑点と篤姫あるし、大忙しっ


みなさんも、楽しい日曜日を





























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