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若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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私の好きな歌手「ナット・キング・コール」

2009年01月26日 | Weblog日記 ~ほぼ毎日更新~
日本でも「モナリザ」をはじめ、


「スターダスト」、「トゥ・ヤング」、「ルート66」、


「スマイル」などの数々の名唱を残したナットキングコール



人柄がのぞくような優しい温かみのある声で、そして、


数々の名唱も多く残していて、歌手としても有名ですが、


もともとはピアニストとしてデビューしました


今日は私も大好きな歌手でピアニストの


「ナット・キング・コール」について、


すこし触れたいと思います



本名は、ナサニエル・アダムス・コール(Nathaniel Adams Coles)



ナサニエルがナットと省略され、アダムスがミドルネームで


コールがファミリーネーム。



牧師の父と、教会オルガン奏者の母の間に生まれ、


12歳まで母親にオルガンを習っていました



それにしても、この本名にはない


「ナット・キング・コール」の「キング」。


これは彼がL.A.で演奏をしているときに、


酔っ払ったお客さんが、ふざけて紙の冠を作って、


彼の頭にかぶせたときから「King」の名前がついたんだとか



そして、あの有名な「キング・コール・トリオ」は、


なんとまた、「偶然の産物」だったんですって!



初めてハリウッドのクラブ「Swanee Inn」で演奏の仕事をもらい、


契約ではカルテット(4人)で契約していたのに、


当日になったらドラマーが現れず、しかたなく、


ピアノ、ギター、ベースの当時はまだ珍しい編成のトリオが


誕生しました



そして彼のトレードマークである歌声にも、


また、エピソードがありました



やはり冠をかぶせられたこの「Swanee Inn」で、


後に彼のおはこにもなる「Sweet Lorraine」の歌をリクエストされ、


はじめは「僕らのトリオでは誰も歌わないんです」と断っていたのに、


「なじみの上客からのリクエストだから歌え」と、店の


店長から言われ「仕方なく」歌ったのが始まりだったのだとか!



またもや「偶然の産物」



わがままなお客さんと店長さんに、感謝ですね!


でなければあの声には出会えなかったかも


5人の子供がいますが、中でも、亡き父と、


映像で共演し話題を呼んだ「アンフォゲッタブル」で、


人気の出た「ナタリー・コール」は有名ですね。



彼女はキーがとても高くて、お父さんのオリジナルキーの、


1オクターブ上のキーで歌うこともよくあります


これはかなり高いです



しかし、「私の好きな曲」でもご紹介させていただいた


『I wish you love』も『Smile』も、いろんな人のを聴いても、


やはりここに戻ってきてしまうんですよねぇ~



今後は「私の好きな曲」のほかに、歌手やミュージシャンについても


ふれていきたいとおもいます



さぁ!また月曜日



元気出していきましょう
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