he xiang 

先のことは考えたくない
そんな毎日
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中学部活時代

2005-09-20 21:55:02 | 思い出
ひとを悪く言うような文章を公開すると自分の評価を下げることになりそうですが
えーい、いいや。忘れないうちに続けて語っちゃおうクラブでの暗い過去(笑)
そしてひとりですっきりだ。
中学、合唱部でした。全員何かに入るのが原則で
文化系が吹奏楽と合唱だけでした。
吹奏楽の方がお金がかかりそうだったので合唱部に(笑)
吹奏楽部は上の大会に常に行く強豪で練習も厳しく人数も男女とも多く
ときには先生の指揮棒が飛んでくる厳し~い部でした。
一方合唱部はなんか遊んでるような楽しげな少人数女子だけの
弱小お気楽仲良し部でした。先生もあんまりこない。
それでも楽しく部活してたのですよ私は。少なくともうまくいってたと思ってます。
私たちが役員にこれからなるというある時期から派閥みたいな感じになっていって。
私が部長さんにベッタリだったのもまずかったかな
でも別に部長だから好きだったわけじゃないんですけどね。
実際部長を決める投票のとき別の先輩にいれたし。
それと顧問の先生の私に次の部長をやってほしいという態度が明らかなのがつらかった。
他にいないでしょという感じだった。
それが気に入らなかったのか他にも色々気に入らなかったのか
入部した当初からあまりそりが合わない先輩がいまして(仮にA先輩とします)その方中心に色々と…
一番忘れられないのは図書館にて仲良い先輩や友達と集まってたら
別の教室でA先輩達とおしゃべりしてた同じ学年の子がやや興奮してやってきて
「和香ちゃんのことあんな真面目なやついてもしょうがないとか、邪魔だとか、やめてくれないかなとか言ってるよ」と。
一瞬頭が白くなってから今度は悔しさと怒りがわいてきて、
わざわざそんなことを伝えに来たその子のことも(告げ口なんかして味方のつもり?)と頭にきだしたとき
一緒にいた友達が非常に私より怒ってくれまして逆に冷静になり乗り込むことも無く帰宅しました。
でも、やっぱり悔しくて悔しくて、むかつくから絶対やめてやらないと誓いましたね(笑)
細かいところは違うかもしれないけど「あんな真面目なやついてもしょうがない」
だけはいつまでたっても一字一句覚えてます。
確かに当時の私は真面目でした。でもそれの何がいけないのか。それだって個性じゃないの?
その後顧問の先生が入院し不在中に部長を決める時機が来ました。
現部長「立候補いますか」シーン。
現部長「では推薦したい人はいますか」A先輩「なってほしくない人ならいるけどー」
そして私の方をチラリと見た。あの顔も忘れない。
私だってやりたくねーよ。
結局、まあなんとか無事部長、副部長が他の子で決まりまして一安心。
一時期分裂してた同学年の子とも仲良く過ごし、
後輩達に嫌われることも無く卒業しました。
ただ、部活の雰囲気に馴染めなかった事も事実でした。
先輩後輩間も愛称、呼び捨て、先生も○○リンと呼ばれ。
(私はかたくなに○○先輩○○先生で通しました。
自分が呼ばれるのは平気だけど、どうしてもその頃生理的にそんな呼び方できなかった)
朝練に部長自ら毎朝遅刻してくるし、なにかというと脱線して遊び始めるし。
そのくせ私よりずっと彼女達の方が歌の実力あるし(これはひがみ)
委員会が忙しいのを理由に部活に近寄らない時期もありました。
遅くまでずっと本の整理してたり。
考えてみれば私の方も見下した態度とってたりしたのかな。だから嫌われちゃったのかな。
楽しいこと嬉しいこともいっぱいあったのに、大人になったいま中学の部活を思い返すと
嫌な気分になるのはもったいなく悲しいことです。
こうやって色々経験して今の私が形成されてるのでしょう。
昔より周りとうまく付き合えるようになったかなと思います。多分。
ちょっといいことも思い出そうと卒業のときにもらった色紙をひっぱりだしてきました。
後輩7人しかいなかったんだなあ。
新部長「厳しい和香ちゃんが好きです。しかも優しく明るい先輩が好き!高校行ってもがんばって下さい」
あれ?私厳しかったかな?記憶にないぞ。彼女は今年のミス○○(うちの町の祭り名)に選ばれてました。新聞にて発見。
後輩b「とてもやさしくて、清楚で、明るくて、そんな先輩が好きです。
高校に行きそんな先輩をいかして彼をつくって自慢しにまたきてください。」
卒業するからってそんなにほめなくてもいいんだよ、bちゃん。ごめん彼まだできないや(笑)
後輩c,d,e「部活のときはあまりお話は出来ませんでしたが、委員会のときは色々お世話になりました。後略」
「委員会と部活でお世話になりました。後略」「部活のときだけじゃなく委員会でもお世話になりました。後略」
こんなに図書委員いたのか忘れてた。こちらこそお世話になりました。
後輩f「和香先輩いっしょに帰ってくれてありがとうございました。部活では迷惑かけてしまってすいませんでした。」
なんだこのかわいい文章は(笑)迷惑なんて覚えてません。
後輩g「ペアを組んで一緒に練習したときは大変お世話になりました。そのほかのときもよく声をかけていただいてうれしかったです。後略」
一緒に幽白の蔵馬話で盛り上がったね。
あなたがお昼の放送に蔵馬、飛影、桑原が歌うEYE TO EYEをリクエストした犯人だと知ったときはびっくりだったよ。
そして先生(女性国語教師)
「和香さんはなぜ合唱部なのだろうかと時々思います。私としてはとても助かったのですが…。
和香さんとは合唱部よりも図書の方でお世話になりました。「打てば響く」とはあなたのことです。
私が一言、言えばすぐ動く。言わなくても活動できる。すばらしい。
最後の委員会でさすがにきれましたね。ご苦労様でした。
中学生であなたのように自分で考え自分で判断し行動できる生徒はなかなかいないものです。
さて、ほめちぎるのはこの位にして卒業にあたりこの詩をプレゼントします。
私もこの位強く生きたいと思います。
和香さんにもこんな風に生きてほしいなあと思います。」
先生、自分でも書いてるけどほめすぎ。過大評価です。
ただ先生は私よりも他の子達との方がフレンドリーで楽しそうだったから。
この文章見たときはうれしかったです。そしてひとりひとり違う内容さすが国語教師。
私達卒業生10人くらいいたのに。
では、その詩でしめます。個人的にはちょっと強すぎると思うのですが
 
一個の人間
自分は一個の人間でありたい。 
だれにも利用されない だれにも頭をさげない 
一個の人間でありたい。
他人を利用したり 他人をいびつにしたりしない そのかわり自分もいびつにされない 
一個の人間でありたい。

自分の最も深い泉から 最も新鮮な生命の泉をくみとる
一個の人間でありたい。

誰もが見て これでこそ人間だと思う
一個の人間でありたい。
一個の人間は一個の人間でいいのではないか。
一個の人間。
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