ワインアクセサリー(ワイングッズ)徹底研究記

アクセサリーでワインはここまで変わる!?ワイングッズの効果を徹底検証したブログです。

ワインアクセサリー雑学小咄【ソムリエナイフの選び方3】

2006-02-09 13:20:44 | ワインアクセサリー
最近、中国製のコピー品が出回り、メーカーや弊社で問題となっているスペ
イン製の「Pulltap’s(プルタップス)」。
2年ほど前まで「トレロ」という名称で販売されていたこのソムリエナイフ
は、ボージョレー・ヌーボーで有名な「ジョルジュ・デュブッフ」氏(年齢
70歳代)のお薦めのオープナーです。

コルクを抜くことが大好きなスペインの発明家「ブルカルト」氏が考案した
2段階フックが特長で、 コルクを抜く際に本体に近いフックをボトル口に
引っ掛けコルクを半分程度持ち上げた後に、フックを先端に掛け直してから
最後まで抜く、使い方は至って簡単で、抜きやすさも一番だと思います。

でも先日、私の妻が友人宅でこのソムリエナイフを使用したところ、最初か
ら先端のフックをボトル口に引っ掛けて抜こうとしたから大変!
スクリューをコルクに深く入れるとフックは掛からないし、フックが掛かっ
てもコルクを抜く力が大きくて「使いづらい」と文句を言われたのです。
ソムリエナイフが入っていた箱に使い方が載ってる事を伝えると「もう捨て
ちゃったよ」との一言...
家族で使用する場合には、使い方が掲載されているパッケージも大事な存在
と改めて認識した次第です。

このソムリエナイフ、イタリアのお隣ともあってカラーも10色と豊富です
が、ボディはプラスチックではなく、ダイキャストに特殊仕上げを施した耐
久性のある製品になっています。
仕上げはシリーズ(ライン)毎に異なり、一番高価なゴールド(エリートラ
イン)は表面に光沢のある高耐久性仕上、中間価格帯のシルバーやパールな
どのクラッシックラインは表面に光沢のある衝撃に強い仕上、レッドやシル
バーグレーなどのカラーラインは表面がザラザラしたつや消しタイプのソフ
トタッチ仕上げを施したプロフェッショナルシリーズがあります。
その他に、ボディーにスチール(鉄材)とプラスチック素材を使用したお求
めやすい価格帯の通常タイプもあり、それにネーム入れをして結婚式や2次
会、パーティーや竣工式等でプレゼントするのが人気です。
 
ちなみにこの2段式フックを発明したブルカルト氏は、「ユーロプル」や自
分の名前を商品名にした「ブルカルト」というジャッキアップ式コルク抜き
も発明、これがコルクオープナーとは思えない形状から密かな人気商品と
なっています。
 
コルクが抜きやすいソムリエナイフを選ぶのはもちろんですが、比較的、軽
視されがちですが、色カラーも私は大変重要だと思います。
やっぱり無機質のなんの変哲もないナイフより、材質にしろ、単なるペイン
ティングにしろ、自分の好みに合ったナイフほうが愛着がわくのは当然です。
毎日お客様の前で、コルク抜栓する演出を見せねばならない“ソムリエ”を
職業とする方はブラックを基調にした制服を着用されることが多く、比較的
暗めの照明の中での作業になるので、色カラーもいわゆる“光りもの”系、
ゴールドやシルバー(クロームメッキ)のカラーを選ばれた方が、演出をは
るかにゴージャスに見せることができます。

以上となりますが、いかがでしたでしょうか?
単にソムリエナイフをとってみても、生産国ごとに特長やカラーがあり面白
いですよね。
この「ワインアクセサリー雑学小咄」でお好みのソムリエナイフが見つかれ
ば幸いです。

さて次週からは、グラスのお手入れ方法について説明をしたいと思います。
お楽しみに!

ワイン・アクセサリーズ・クリエイション(www.wineac.co.jp)

極寒海波乗り馬鹿

2006-02-09 13:08:57 | しゃちょうさんの日記
先週の週末サーフィンは“過酷”だった。この冬一番の冷え込みとのウエザーレポートをものともせずホーム鴨川へ。しか~し・・・。
特に土曜日は太陽も出ず南房総では考えられないほどの寒さでブーツの中の足さえかじかんでくる。波もスモールサイズで数も少ないため余計寒さが身に沁みる?
日曜日の日中は日も当たりそれほどの極寒ではなかったが夕方「ヤスキヨ」と入ったシーサイド左側ではもう・・・。でも人も少なく波もGoodな冬海サーフィンやめられないとは、馬鹿なんだろうなあ???
明日からこれまた過酷なフランクフルト買出し出張。帰国は16日朝、そのまま時差ぼけ対策に鴨川日帰りサーフィンの予定はいつも通りとこれまた馬鹿丸出し???(笑)

ワイン・アクセサリーズ・クリエイション(www.wineac.co.jp)の社長でした。