震災から10年、、、
ほんとうにもう10年過ぎたのだ、、、
東日本大震災、地震に津波に原発事故、、、
日本経済新聞で震災10年残された課題として、
行き場なき指定廃棄物として栃木の農家の長引く保管を取り上げている~
日本経済新聞 2021年2月25日
雪をかぶった那須連山の麓に乳牛や肉牛の牧場が広がる栃木県那須町。のどかな牧草地の一角に黒シートに覆われた盛り土がたたずむ。広さはテニスコート半面ほどで高さは1.5メートルほど。中には2011年3月の東京電力福島第1原子力発電所事故に伴い放射性物質が付着した稲わらが眠っている。 ...
福島第一原発事故でばらまかれた放射能、、、
国が責任を持って処理するとした「指定廃棄物」(放射性セシウム8000Bq/Kg以上)
2020年12月末時点の総量は10都県で33万6000トン、、福島以外はまったく手つかずで
環境省は、10年にもわたる仮置きで、セシウムの自然減衰を待って再検査で指定解除したいのか、指定解除後は市町村が一般廃棄物として処理せよでは、国の不作為、無責任体質そのまま、、、(「放射性物質汚染対処特措法施行規則の一部を改正する省令」の公布)
指定廃棄物について
指定廃棄物処理についての各県の取組
指定廃棄物の数量(令和2年12月31日時点)
※1:福島県の合計の括弧書き595件・102,530tについては、事業者・自治体に保管されている指定廃棄物を表している(事業者・自治体等の申請等に基づき指定された指定廃棄物1,517件・187,499tのうち、 922件・84,969tの指定廃棄物は焼却処理・埋立処分等するため搬出されている。)。
※2:栃木県の浄水発生土(工水)(26.0t)、は上水と兼用の施設で発生したものであり、浄水発生土(上水)に含めている。
(参考)福島県内の指定廃棄物の状況について
処理に向けた取組について
指定廃棄物の処理は、県内の既存の廃棄物処理施設をできる限り活用し、指定廃棄物の処理を進めます。しかし、できる限り早期に処理するため、指定廃棄物が多量に発生し、保管がひっ迫している県においては、国が当該県内に必要な長期管理施設を確保します。現在、市町村長会議を開催するなど、地元の方々のご意見やご意向を十分に踏まえ、その確保に向けて取り組んでいます。その一方で、国による処理体制が整うまでの間は、ごみ焼却施設や浄水施設、下水処理施設、農林業施設の施設管理者などにやむを得ず一時的な保管をお願いせざるを得ない状況です。