容リ協会ホームページで、容リ法第18条に基づく自主回収認定状況が更新されている
容器包装リサイクル法第18条に基づく自主回収認定状況(平成29年7月25日現在)は、認定事業者は69社、素材別内訳(認定容器の件数)では、ガラスびんが198件、プラスチック製容器包装が9件、紙製容器包装が4件となっている。
容リ法第18条に基づく自主回収認定状況
平成29年7月25日付の官報告示(農林水産省による自主回収認定をガラス6件、プラスチック1件について取り消し)を反映し、自主回収認定状況を更新しました。
1.認定容器の種類・用途一覧表
認定事業者数(社) | 69 | |
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素材別内訳 (認定容器の件数) |
ガラスびん | 198 |
プラスチック製容器包装 | 9 | |
紙製容器包装 | 4 | |
合計 | 211 |
※更新履歴(更新前の一覧表)
農林水産省事業所管 (平成28年4月28日)
環境省の「我が国におけるびんリユースシステムの在り方に関する検討会」など傍聴していても、,,座長自らが、リユースびんを絶滅危惧種と言っているありさまで、リユース「びん」の存続は大変な状況なのである、、、、、
日本の容器包装リサイクル法は、欧米のような拡大生産者責任ではなく、事業者は再商品化費用の負担、自治体は、分別収集・選別保管などの役割分担となっている。従って、容器包装を製造、または容器包装を利用した中身を販売する事業者には、その再商品化の費用負担の割り分の支払い義務があるのだが、その中で、容器包装を自ら回収して再商品化する場合は、その費用を免除(?)するというもの。当然と言えば当然のことなのだが、、、この「自主回収認定」のハードルは高い、、、現状はすこし緩やかになっているのかもしれないが、以前は、おおむね回収率90%程度で認定と言うことだったので、、、
認定事業者の内訳を見てみると、
自分が利用しているパルシステム生協も掲載されているのだが、、、なんと、認定されているのは、鶏卵用のパック10個入りと6個入り、ガラスびんの900ml用だけになっている。マイ生協では長年リユースびん等の取り組みを進めている。実際には、リユースびん900ml、720ml、500ml、360ml、350ml、250ml、200mlの種類があり、しょうゆ、みりん、料理酒、酢、ジャム等など、そして卵パック、、容リ法対象外でも、トマトやイチゴの紙箱、紙パック、ABパック、プラスチック類、製品カタログなどを回収して、リユースやリサイクルしている。(パルシステムのリユース・リサイクル) しかし、たしかに回収率は余りよくない、生協商品の配達時に、空き箱に入れるだけなのに、もったいないな~ パルシステム「リユース・リサイクル回収実績」 自主認定されてないものも自主回収しているとはいえ、、、平成26年度の容リ協会への再商品化委託料金の支払額は合計で約3千561万円となっていた。
容リ協会の「委託料金事業者別リスト」「検索結果」で検索してみると、パルシステム生活協同組合連合会で平成26年度の再商品化委託料金の支払額は ガラスびん(無色)425,247円、紙製容器包装108,519円、プラスチック製容器包装35,077,071円合計約3千561万円となっていた。