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CO2回収・貯留(CCS)技術とは~  今、カナダのCCSサイトで野生動物大量死の問題が?!

2011年02月08日 09時54分14秒 | ごみ全般/環境政策

※図は「CO2地中貯留のイメージ(出典:経済産業省産業技術局資料
「CCS2020」)」CO2地中貯留プロジェクト 二酸化炭素地中貯留技術研究開発HPより


ドイツで、カナダ チュワン州ワイバーンのCCSで「閉じ込めたはずのCO2が漏れ出して、そのためにネコ、ヤギ、ウサギ、アヒルなどが大量に死亡している」と報道されているという。

日本のマスコミなどでは取り上げられていないようなので、あれこれ関連のサイトを取り出してみた。そうしたところ、近々、NEDO主催の、CCS 技術開発や展望についての「ゼロエミッション火力発電ワークショップ」(2/23)の開催もあるようだ。そのような場で、カナダのワイバーンのCCSの状況が問題提起されればいいのだが~ 
 

先ずはCCSについて~
二酸化炭素地中貯留技術研究開発「CO2地中貯留プロジェクト」HPにはいろんな情報がでている。
(以下、「CO2地中貯留プロジェクト」より抜粋)

■CO2地中貯留の概要
CCS (Carbon Dioxide Capture & Storage)技術とは、集中発生源からCO2を回収、輸送、貯蔵する技術です。

■新潟県長岡市岩野原におけるCO2圧入実証試験
 新潟県長岡市岩野原サイトにおいて、CO2圧入実証試験を実施しました。

■海外での動向 世界におけるCO2地中貯留技術の現状
実用化されているCO2地中貯留技術
カナダ:Weyburnプロジェクト
Weyburnプロジェクトは、カナダ連邦政府および州政府によって2000年より商業ベースで20年間の実施を予定しています。また、別途CO2モニタリングのためのプロジェクトを2000年より実施しています。
カナダでは、大量のCO2を排出しているアメリカの工場からCO2だけを輸送して、深さ1,000メートル程にある油層にCO2を圧入してます。これによって、原油の粘性が弱まって原油の回収がしやすくなると同時に、CO2を油層に貯留しています。
「CO2貯留研究グループ CO2地中貯留プロジェクト室」は(財)地球環境産業技術研究機構のなかにあるようだ~


■「ゼロエミッション火力発電ワークショップ」の開催

開催日時 2011年2月23日(水)10:00~17:30(9:30受付開始)
会場 第一ホテル東京 5F ラ・ローズ
定員 300名
参加費 無料
主催 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
共催 財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)
後援 経済産業省 資源エネルギー庁(予定)
財団法人 石炭エネルギーセンター(JCOAL)
プログラム
ドイツのCCS-技術開発と法的枠組み
* ドイツ連邦 経済技術省(BMWi) Dr. Peer Hoth
北西ヨーロッパのCCS開発/CCSハブモデル
* デルタリンクス エネルギーフォーラム 議長 Mr.Gerrrit J . Van Tongeren
豪州 商業規模CCS に向けたCallide Oxyfuel プロジェクト
* Callide Project Director Dr.Chris Spero
韓国のCCS 開発と展開
* KCCSA(Korean CCS Association) 設立委員長 ソウル大学教授 Prof.Chonghun Han
NEDO におけるゼロエミッション石炭火力発電技術開発への取り組み
* NEDO 環境部 部長 岡部 忠久
パネルディスカッション
CO2 削減に向けた高効率石炭火力発電の早期実用化と国際展開について、我が国(先進国)がなすべきこと 詳細は:http://event-info.com/zeroemi-workshop/



で、問題の
カナダのCO2回収・貯留(CCS)サイトで野生動物が大量死の問題が?!のサイト
「Weyburn animal dead」で検索すると、確かにいろんなサイトがでてくるのだが、なにしろGoogle自動翻訳でみているので、あまり理解できない。その中でも信頼できそうなサイトを~↓↓


■Carbon capture project leaking into their land, couple says  
(写真やビデオ映像などもある)
NATHAN VANDERKLIPPE
CALGARY― From Wednesday's Globe and Mail
Published Tuesday, Jan. 11, 2011 6:11PM EST
Last updated Monday, Jan. 17, 2011 1:05PM EST

First there were the strange blooms of algae on water that had pooled in a gravel pit near Jane and Cameron Kerr’s house. Then there were the dead animals – a cat, an African goat, a rabbit, a duck, a half-dozen blackbirds. Then there were the night-time blowouts, which sounded like cannons and left gashes in the side of the pit.


あまりいい翻訳ではないが~

■炭素貯蔵プロジェクトから疑惑リークが疑問視
ネイサンVANDERKLIPPE
カルガリー メールから金曜日のグローブと
公開 2011年1月13日(木曜日)7時19分午後のEST
最終更新日 2011年1月19日(水曜日)午前2時26分午後のEST

科学者たちは、知名度の高いサスカチュワン炭素回収貯留プロジェクトが漏れていることは、危険で最も破滅的な証拠を聞いている。
バーン、Sask。近くの農場を所有しているジェーンは、キャメロンカー、彼らが言うには、その財産の奇妙な一連の事件の後、温室効果ガスを葬るために大いに有名なカナダのプロジェクトの安全性に疑問を投げかけている、これらのガスは、表示エスケープ。とその周辺の家の近くに掘らアウト池藻類、見苦しいシーンズ、奇妙なバブルや動物の死骸の蓄積を見た後、カーズは、数年前に自分の財産を断念した。昨年の夏、彼らはバーンのプロジェクトから、二酸化炭素は確かに彼らの土地の上に湧き上がっていることが確認雇ったコンサルタント。

●とまぁ~ 先に話を聞いていないとほとんどぎこちない翻訳なのではあるが~ 
大変な事態ではある~ 現在の、またしても「沈黙の春」なのか、、、


■カナダ:二酸化炭素回収貯留技術(CCS)推進への取り組み
カナダ天然資源総局(NRCan)エネルギー研究開発局Frank Mourits 2010年9月

 

 

 

CO 2 を地中に貯留すると、 何が起こるか IEAGHG Weyburn - Midale CO 2 モニタリング・ 貯留プロジェクトについての Q&A

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