東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!

中国地方 灰溶融炉休廃止相次ぐ

2012年06月07日 17時00分31秒 | 溶融炉、スラグ

広島市中工場 2011年度末廃止
岡山市岡南環境センター 2011年度休止(燃料コストが重い)
下関市 焼却場建て替えに伴い3年後に廃止
呉市(溶融スラグ全量埋立)はどうなるか~


■灰溶融炉休廃止相次ぐ
中国新聞 2012/06/07
 家庭などから出るごみの焼却灰を高温で溶かし、ガラス状に固める灰溶融炉を休廃止する自治体が中国地方で相次いでいる。国が推奨したが、運営コストが高く、財政難の自治体には重荷となっている。発生したスラグの使い道がみつからず、埋め立て処分するだけの自治体もある。
 灰溶融炉は、灰をスラグ化することで容積を半分以下に圧縮。灰をそのまま埋めるより処分場を延命でき、道路舗装材などへのリサイクルが期待された。
 国は廃棄物を有効活用する手だてとして灰溶融炉の設置を自治体に推奨。誘導策として焼却場建設に補助金を交付する条件に灰溶融炉の併設を求め、全国で急増した。中国地方では、2010年度末時点で広島、呉、岡山など6市と、島根県益田、浜田両地区の広域組合で稼働していた。
 広島市は03年、ごみ処理施設の中工場に約32億円を投じて灰溶融炉を設置した。だが年間の電力消費量は1100世帯分で、維持管理費は年約8億円。国が10年3月に廃止しても補助金返還を求めない方針を示したこともあり、火災事故を機に11年度末に廃止した。
 岡山市は11年度、岡南環境センターの灰溶融炉を休止。市は「燃料コストが重い」。下関市は焼却場建て替えに伴い3年後に廃止する。
 一方、運営を続ける呉市は10年度、灰溶融炉でできたスラグ約3600トン全量を埋め立て処分した。コンクリートなどへの再利用を探るが、実現できていない。そのため、市の同年度のごみリサイクル率は目標を達成できなかった。


さすがに、環境省の「灰溶融施設を廃止にしても一定の条件が整えば交付金(補助金)の返還をしなくていい」という通知が出てからは、あらたな灰溶融施設の建設はほとんどなくなったが、そのぶんガス化溶融施設が増えている。とりあえず、今回の中国地方の灰溶融施設の休止や廃止を「全国溶融処理施設一覧」に入れ込んでみた。しかし、まだまだ全国各地に問題を抱えた溶融施設はたくさん稼働中。で、一方で、先日のJIS認証取得のように、以前調べたときに愛知県だかは、溶融スラグの利用率がかなりいい地域もあるのも事実。ただし、ガス化溶融のスラグと灰溶融のスラグとではかなり違うようだ。(実物は灰溶融スラグしか見たことがない)

参考
■全国溶融処理施設一覧(2012年6月現在)
新しい情報が整理しいれていないので後日また修正する予定

関連(本ブログ)
■自治体の灰溶融炉 相次ぐ休止・廃止(2011年01月17日)

コメント   この記事についてブログを書く
« 前の記事へ | トップ | 環境省 微量PCB汚染廃電気... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

溶融炉、スラグ」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事