
環境省「「特定廃棄物埋立情報館 リプルンふくしま」から
東京電力福島第1原発事故で出た指定廃棄物を処理する国有埋め立て処分場の情報発信施設「リプルンふくしま」が24日、富岡町上郡山の国道6号沿いにオープンしたという。(福島民友「 「リプルンふくしま」富岡開所 指定廃棄物処分場の情報発信へ」 )
特定廃棄物の埋立処分事業とは、福島県内で発生した放射能濃度10万Bq/kg以下の廃棄物の埋立処分場(旧フクシマエコテック)の埋立処分の事業である。その情報発信基地ということである。環境省は「「特定廃棄物埋立情報館 リプルンふくしま」のサイトを公開している~
「「特定廃棄物埋立情報館 リプルンふくしま」によると、
施設のコンセプトは「見て、触れて、楽しく学べる体験型情報館」ということであるが、、、
10万Bq/Kg以下の放射性廃棄物を、見て、触れて、楽しく学ぶ、、というのだろうか?
黒塗りの秘密主義から、なんでもガラス張りで公開しようというのはいいことであろうが、 、、
いかにも、なにごともなかったかのように、、「動かし」「さわり」「遊び」ながら、「知る」のはいいのだろうが、、、
安全、安心の押しつけにならないようにしないと、、原発安全神話のように、放射性廃棄物の安全神話の発信基地となっては、、元も子もない、、、
施設概要
施設のコンセプトは「見て、触れて、楽しく学べる体験型情報館」です。
リプルンふくしまのご紹介
リプルンふくしまは、特定廃棄物の埋立処分事業の開かれた情報発信の一環として設置するものです。
特定廃棄物埋立処分事業の内容や安全を確保するための取り組み、処分の進捗状況やモニタリング結果などの最新の情報を公開することで、地元の方々の疑問や不安などの軽減や安心の確保に資するとともに、広く県内外の方々に対して事業の安全性についての理解を促進します。
フロアマップ
施設内には、展示室と会議室があり、来場者が実際にモニタリングを体験できるフィールドが隣接されています。
モニタリングフィールド
来場者が実際にモニタリングを体験できるフィールドです。
空間線量率の測定、水質調査、土壌中放射能濃度の簡易測定などのモニタリング体験ができる参加型イベントを開催します。
入場時間
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9:00~16:00
閉鎖日
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月曜日・年末年始(月曜日が祝日の場合は翌平日)
特定廃棄物の埋立処分事業の概要
放射性物質汚染対処特別措置法に基づく対策地域内廃棄物と指定廃棄物のことです。
対策地域内廃棄物
汚染廃棄物対策地域(※)内にある廃棄物
※汚染廃棄物対策地域:楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村及び飯舘村の全域並びに田村市、南相馬市、川俣町及び川内村の区域のうち旧警戒区域及び計画的避難区域であった区域。
指定廃棄物
一定濃度(8,000Bq/kg)を超える放射性物質を含み環境大臣が指定した廃棄物です。
施設規模
既に埋め立てられた廃棄物等の量は約22万m³であるため、埋立地の残余容量(埋立容量から既に埋立を行った廃棄物等の量を除いた容量)は約74万m³です。そのうち土堰堤として約9万m³の容量が必要であることから、廃棄物等の埋立可能容量は約65万m³です。
施設の全体像
処分場は富岡層という強固で透水性の非常に低い地盤上にあります。
埋立地の全面に二重の遮水シートを設置しており、埋立地外部への浸出水の漏出を防ぎます。万一、シートに破損があった場合には、破損箇所を特定できる検知システムを備えています。
▼処分場
※施設名をクリックいただくと、施設概要をご覧頂けます。
維持管理 詳細は~
富岡町や国道6号沿線の放射線量は下がったのだろうか?
福島第一原発事故後、、
2013年11月に福島に行ったときの富岡町駅周辺の写真
崩れた家屋もそのままで、,,住む人のいない街並みは、、、
津波で洗い流されて、富岡の駅からは太平洋もみえたが、、、、今はどのように変わっているのか?