札幌市の駒岡清掃工場更新事業、落札者はタクマグループに決まったようだ~(参考「札幌市が駒岡清掃工場更新の落札者を607億円でタクマ ...」)
札幌市初となる公設民営(DBO)方式を導入ということでか、、、
日立造船グループ、 荏原環境プラントグループ、 タクマグループの3者入札
総合評価一般競争入札
技術点は3者とも同程度で、、価格点で差がついたものの、、、
日立造船とタクマ、わずか0.03点の僅差でタクマが落札、、
グループ名、
日立造船グループ、 荏原環境プラントグループ、 タクマグループ
酉(トリ)グループ、 戌(イヌ)グループ 、巳(ヘビ)グループ
干支のグループ名など始めてみた~
関連(本ブログ)
■札幌市 駒岡清掃工場更新事業 札幌市初となる公設民営(DBO)方式を導入へ(パブコメ開始)2018年03月16日
駒岡清掃工場更新事業
令和2年2月18日 駒岡清掃工場更新事業に係る落札者の決定について
1.事業名称
駒岡清掃工場更新事業
2.事業期間
契約締結日から令和 27 年3月 31 日まで
3.落札者
タクマグループ
[代表企業] 株式会社タクマ 北海道支店
[構 成 員] 極東開発工業株式会社
岩田地崎建設株式会社
伊藤組土建株式会社
岩倉建設株式会社
株式会社田中組
丸彦渡辺建設株式会社
株式会社タクマテクノス
株式会社タクマテクノス北海道
極東サービスエンジニアリング北海道株式会社
協立設備株式会社
4.落札金額
60,716,000,000円(消費税及び地方消費税を含まない)
設計・建設業務に係る対価の内訳額:39,144,000,000円
運営・維持管理業務に係る対価の内訳額:21,572,000,000円
5.審査結果
グループ名
日立造船グループ 荏原環境プラントグループ タクマグループ
技術提案に関する得点(A)(満点:60 点)
44.73点 44.77点 45.14点
入札価格に関する得点(B)(満点:40 点)
39.00点(58,800,000,000 円)、32.43点(72,000,000,000 円)、38.62点(60,716,000,000 円)
総合評価値(A)+(B)(満点:100 点)
83.73点 、 77.20点、 83.76点
※駒岡清掃工場更新事業者選定委員会(以下「委員会」という。)が落札候補者を選定した結果を踏まえ、落札者を決定しました。
※委員会による審査の詳細については、後日「審査講評」として公表する予定です。
2020年2月28日 駒岡清掃工場更新事業 審査講評(PDF:887KB)
追記(2020.06.17)
札幌市向け ごみ処理施設整備・運営事業の受注について
株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)は、札幌市が発注する「駒岡清掃工場更新事業」(以下「本事業」)を受注いたしました。
本事業は、稼働後30年以上が経過し老朽化が進む駒岡清掃工場を「環境・エネルギー・地域融和を次世代に繋ぐ廃棄物処理施設」として再整備するため、DBO方式により新たに高効率ごみ発電施設および破砕施設を建設するものです。当社を代表企業とする企業グループは、施設の設計・建設および20年間の運営維持管理業務を受託しております。
札幌市は2018年に「SDGs未来都市」に選定され、多様な主体と連携して持続可能なまちづくりを推進しています。本事業において当社は、札幌市が目指す持続可能なまちづくりに貢献するべく、高性能ストーカ炉や高度排ガス処理技術、Solution Lab(※1)による運転支援など最新技術の導入による廃棄物の安定処理に加え、高効率発電や地域熱供給によるCO2排出量の削減により、地域の安心・安全な生活や環境を守ります。また、“平常時”は市民の方が気軽に交流したり、地域住民や地元企業と協働でSDGs未来都市の実現に向けた各種イベントを開催したりするなど地域活動・協働の拠点として、“災害時”はジャパン・レジリエンス・アワード2019最高位グランプリを受賞(※2)したノウハウを活かした避難拠点として、“平常時”と“災害時”の両方で活躍する「フェーズフリー(※3)」な施設を建設・運営します。
当社は今後も、国内外の都市ごみ焼却施設で約360施設の建設実績と多数の運営実績を活かし、このような持続可能なまちづくりを実現する施設の建設運営を通じて、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。
(※1)
当社のプラント遠隔監視・運転支援拠点
当社プレスリリース:https://www.takuma.co.jp/news/2018/20181213_2.html
(※2)
次世代に向けたレジリエンス社会構築へ向けて、強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度で、2019年に今治市、NPO今治センター、今治ハイトラスト㈱および当社が共同でグランプリを受賞
当社プレスリリース:https://www.takuma.co.jp/news/2018/20190320.html
(※3)
「フェーズフリー」は、防災に関わる新たな概念であり、“平常時”“災害時”という「フェーズ」を取り払って、平常時と災害時の両方で差がなく利用でき、日常の価値と非常時の価値の両方を同時に高めるというものです。いつもの暮らしで使うものが災害時に役立つことで、災害対応力の向上が可能となります。フェーズフリーは暮らしのすべてに広がる考えであり、現在、建築やプロダクトデザインにおいて、フェーズフリーの概念をもとにした取り組みが広がりつつあります。(詳細は、https://phasefree.org)