彦根市と愛荘、多賀、甲良、豊郷の4町で整備を目指す広域ごみ処理施設を巡り、建設を進める彦根愛知犬上広域行政組合の管理者となった田島一成彦根市長は26日、豊郷町で開かれた管理者会議で、微生物の力でごみを資源化する「トンネルコンポスト方式」と、導入に向けた実証実験を中止する考えを4町長に提案した。前市長からの方針転換となる。(参考「彦根市などの広域ごみ処理施設「トンネルコンポスト方式」実証実験の中止提案 前市長から方針転換」)
中日新聞の報道では、、環境省訪問で、トンネルコンポスト方式を採用する前提としていた国の交付金に関し「非常に難しいという回答を得た」とまた、「固形燃料の販売先が現状では1社のみで、資源化したごみの行き先の確保が不透明」となっている、、
昨年の報道では、「ごみ処理施設では、固形燃料の成型を行わず、フラフで外部へ搬出する形態の施設整備を目指し、国の交付金要件の拡充を要望する」となっていたが、、、、固形燃料にしろフラフにしろ、需要がなければお金をかけて手間暇かけてごみの先送り、、
また、毎日新聞や京都新聞では、「コンポスト方式中止方針」「「トンネルコンポスト方式」の見直しを正式提案」となっている~
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■彦根愛知犬上広域行政組合 新ごみ処理施設整備計画、焼却方式(ストーカ式)と並行し「好気性発酵乾燥方式(トンネルコンポスト方式)」の可能性について調査を実施、結果の公表2023年06月08日
彦根愛知犬上広域行政組合(彦根市・愛荘町・豊郷町・甲良町・多賀町)
新しいごみ処理施設について