東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

東京 有明清掃工場(江東区)に産業廃棄物を不法投棄か、廃棄物運搬会社社長を逮捕(3年で540回くらい捨てた)

2017年12月01日 14時31分16秒 | 東京23区のごみ

毎日放送「清掃工場に産廃不法投棄か、廃棄物運搬会社社長を逮捕」から

 

あらまあ~
毎日放送で「清掃工場に産廃不法投棄か、廃棄物運搬会社社長を逮捕」のニュース

東京・江東区の清掃工場とは、新江東か、有明か、、、

今回の廃棄物運搬会社社長を逮捕の不法投棄は4月の話し、、、
5月には、「大量のプラスチックを古紙に混ぜて新江東清掃工場に持込 廃棄物収集運搬会社前社長を逮捕」というニュースもあったが、、

産経新聞をみると有明清掃工場のようだ、、、
「3年で540回くらい捨てた」とはなんたること、、、

「マニキュアの瓶」はわかるとしても、「木くず」も燃え残るのだ、、、
マニキュアの瓶などを見つけて不審に思い警戒をしていた職員は偉い、、、
しかし、それにしても、堂々と「3年で540回くらい捨てた」と言われてしまっては情けない、、、

水銀などの不適正ごみの搬入阻止のため、搬入検査を実施しているものの、、、、
今回摘発された事件も氷山の一角にすぎないのか、、

 清掃工場に産廃不法投棄か、廃棄物運搬会社社長を逮捕
毎日放送 2017年12月1日
 東京・江東区の清掃工場に産業廃棄物およそ1.5トンを不法投棄しようとしたとして、廃棄物運搬会社の社長が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは廃棄物運搬会社の社長、・・・・・・・・で、今年4月、江東区の清掃工場にプラスチックや木くずなどの産業廃棄物およそ1.5トンを不法投棄しようとしたなどの疑いが持たれています。また、井上容疑者の会社に処分を依頼した化粧品販売会社などの社員4人も書類送検されました。

大量のマニキュア瓶 違法投棄
fnn-news.com-2017年12月1日
… … 2017年4月、東京・江戸川区のごみ処理施設に、本当は持ち込んではいけない、木くずやマニキュアの瓶など、産業廃棄物およそ1.6トンを、違法に投棄しようとした疑いが持たれている。
工場長は「こちらが不適正搬入されたマニキュアなどです。うちは一般ごみ、一般廃棄物の工場なので、これだけ入れられると、焼却炉が詰まってしまう」と話した。… …

 

fnn-newsでは、江戸川区のごみ処理施設となっていたが、江東区のごみ処理施設である、、
更に正しくは、23区の清掃工場で江東区に所在する施設ということ、、

 


 

23区の清掃工場は一般廃棄物の焼却工場である。
家庭系のごみの他に、事業系の一般廃棄物も受け入れている。

家庭系からでたごみは、直接清掃工場に持ち込むことはできないが、事業系の一般廃棄物の持込みは、「廃棄物処理手数料」を支払って、許可業者による持込み、自己持込みができる。(臨時持込み・継続持込み)

今回のニュースで、有明清掃工場は「一般廃棄物のみを処理する工場です」と言っていたが、、
有明清掃工場は、バブル時のごみの管路収集輸送システの清掃工場で、地上をごみ収集車を走らせない計画であったが、、バブルははじけて、管路収集システムで清掃工場に入ってくるごみは約4%程度で、あとはすべてごみ収集車が事業系の一般廃棄物(持込ごみ)を運んでくる。

しかし、実際には、23区では、一般廃棄物の焼却だけではなく、産業廃棄物(紙くず・木くず・繊維くず)を一定の受入基準のもとに受け入れている。産業廃棄物(紙くず・木くず・繊維くず)に関しては、直接、各清掃工場への持込ではなく、粗大ごみ破砕処理施設への搬入である。破砕処理などを行った後に、これまでは破砕ごみ処理施設で焼却していたが、破砕ごみ処理施設は平成28年度で休止となったので、主に湾岸地域の清掃工場に振り分けて産業廃棄物(紙くず・木くず・繊維くず)の焼却処理を行っている。


◆23区清掃一組で受け入れている産業廃棄物◆


 

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