東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!

大量のプラスチックを古紙に混ぜて新江東清掃工場に持込 廃棄物収集運搬会社前社長を逮捕

2017年05月31日 14時31分00秒 | 東京23区のごみ

燃えずに機器に詰まった大量の廃プラスチック類の除去作業の様子(新江東工場)
23区清掃一組「持込ニュース23 第29号(PDF:651KB)(平成28年12月26日発行)」より抜粋



2016年10月に、大量のプラスチックを古紙に混ぜて新江東清掃工場に持ち込んだということで、廃棄物収集運搬会社「北信紙業」の前社長が逮捕されたというNHKの報道。そんなことがあったんだ、、、

東京都環境局の「産業廃棄物処理業者に対する行政処分について」は、発表の度に、一応開いて内容を確認しているが、、、気がつかなかった。今、見直してみると、2017年03月23日に発表されていた。行政処分としては、1ヶ月間の事業停止となっているが、、、清掃一組の持込ニュースも見直してみると、「持込ニュース23 第29」で「燃えずに機器に詰まった大量の廃プラスチック類 の除去作業の様子(新江東工場)」として写真がでていた。しかし、2日間の炉停止、清掃工場の故障週報にはでていなかったな~


■ 大量のプラスチックを不法投棄 前社長逮捕
NHK 2017年5月31日
 産業廃棄物として処理する必要がある大量のプラスチックを、都内のゴミ処理場に不法投棄したとして、収集運搬会社の前社長が警視庁に逮捕されました。不法投棄されたゴミ処理場は、プラスチックの撤去のため一部の焼却炉を2日間停止する影響が出ました。…

■ 古紙にプラスチック産廃混ぜ投棄 処理場停止させる
テレビ朝日 2017年5月31日
 不法投棄で国内最大級のごみ処理場が一時、停止する事態になりました。
 ・・・去年10月、1トン以上のプラスチックを産業廃棄物として処理せずに、古紙と混ぜて都内のごみ処理場に投棄した疑いが持たれています。警視庁によりますと、・・・・・・がごみを持ち込んだのは、東京・江東区夢の島にある国内最大級のごみ処理場で、焼却炉の一部が数日間、停止する事態になったということです。・・・

■ “産廃”を一般ごみと偽り処分か、廃棄物処理法違反の疑い

TBS News 2017年6月1日
…警視庁によりますと、ごみが投棄された処理場ではプラスチックが燃え残ったため3つある焼却炉の1つが2日間運用できなかったということです。・・・容疑者は書類送検された兵庫県尼崎市の看板製作会社から、プラスチックが使用された広告用看板の廃棄を依頼され年間およそ70万円を受け取っていて、取り調べに対し「一般ごみと偽って処分させていたことに間違いない」と容疑を認めているということです。

 

「1トン余りのプラスチック」とはいえ、、
プラスチックが燃え残る???

燃え残ったプラスチックの撤去で焼却炉を2日間停止する???
写真でみる限りでは、燃えないほどの固いプラスチックにはみえない、
シート状のプラスチックがからまりあって固まったのか? 

持込ニュースでは
燃えずに機器に詰まった大量の廃プラスチック類」となっていた、、
それにしても、燃えずに機器に詰まったって、
どこの機器に詰まったの???
焼却炉に入る前に「ごみホッパ」で詰まったのだろうか?
それで焼却炉の立ち下げや立ち上げがなかったのか、、、
2日間ごみの投入停止で、焼却デキズなのかな? 
と、いろいろかってな想像をする~

大量であるから、燃え残ったから、発覚したものの、、、
事業系のプラスチックは産業廃棄物といえども、多少の混入は、、
持ち込まれてバンカに入ったら、燃えてしまえばおしまい、証拠も残らない、
搬入物検査や、バンカの目視だけではそうそう見つからない
新江東清掃工場(1,800トン/日)は区収集ごみは30%弱、事業系の持込ごみが70%以上

通常は、どんなごみであれ、ごみバンカに入れられてしまえば、燃やされてしまう、
水銀廃棄物の不法持込など、なんら排出者の特定も、原因特定もデキズに、、、
廃棄物処理法違反だけではなく、、、
焼却不適物を清掃工場に持ち込んだ場合、受入拒否のみならず、
機器の損傷や操業に支障をきせば、厳しい罰則規定が必要


☆ ☆ ☆


大量のプラスチックを古紙に混ぜて新江東清掃工場に持込、、、

なにしろ、23区の清掃工場の受入基準は甘いので、
事業系の一般廃棄物も、紙類に関しても、他都市のように「資源化可能な紙類」の搬入規制はないので、
書類、古新聞、古雑誌、シュレッダーくず、コーティング紙も搬入OKである、「清掃一組処理施設の受入れ基準・持込承認廃棄物の種類と内容」 古紙に混ぜられたらプラスチックもわかりにくい、、、
ただし、産業廃棄物の「紙くず、木くず、繊維くず」受入に関しては、「再生利用できないものに限る」となっているが、「受け入れる産業廃棄物の種類受入基準」、、 23区の清掃工場、事業系廃棄物に限らずではあるが、、、もう少し、受入を厳格化すべきである。資源化可能なものは受け入れない、焼却不適物は断固受け入れないなど、、、何でもかんでも入ってくるごみを受け入れて焼却するだけが役割ではあるまい。23区清掃一組、共同処理が故のやりにくさはあるであろうが、、、海外にまでごみ行政を展開する姿勢があるならば、、、23区の清掃行政にこそ、適正な廃棄物の搬入指導などもの申すべき、、、


東京都環境局

報道発表資料  2017年03月23日 

2017年03月23日  環境局

産業廃棄物処理業者に対する行政処分について

東京都は、本日付けで産業廃棄物処理業者2者に対して、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃棄物処理法」という。)に基づき、下記のとおり行政処分を行いましたのでお知らせします。

1 

次の産業廃棄物処理業者は、排出事業者から産業廃棄物管理票の交付を受けていないにもかかわらず、産業廃棄物(廃プラスチック類及び動植物性残さ)の引渡しを受けていました。
このことは、廃棄物処理法第12条の4第2項の規定に違反しており、その結果、当該産業廃棄物の一部が、東京二十三区清掃一部事務組合新江東清掃工場に持ち込まれ、同工場の業務に一時支障を生じさせる原因となりました。
このため、事業の全部停止を命ずる行政処分を行いました。

  • 名称
    株式会社アゼガミ(あぜがみ)
  • 代表者氏名
    ○○○○
  • 住所
    東京都墨田区横川五丁目1番3号
  • 許可の種類
  • 産業廃棄物収集運搬業の許可(許可番号:第13-10-026969号)
    産業廃棄物処分業の許可(許可番号:第13-20-026969号)
    特別管理産業廃棄物収集運搬業の許可(許可番号:第13-52-026969号)
  • 処分内容
    産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の事業の全部停止30日間
  • 事業停止期間
    平成29年4月24日から同年5月23日まで

2 

次の産業廃棄物処理業者は、排出事業者から産業廃棄物管理票の交付を受けていないにもかかわらず、産業廃棄物(廃プラスチック類)の引渡しを受けていました。
このことは、廃棄物処理法第12条の4第2項の規定に違反しており、その結果、当該産業廃棄物の一部が、東京二十三区清掃一部事務組合新江東清掃工場に持ち込まれ、同工場の業務に一時支障を生じさせる原因となりました。
このため、事業の全部停止を命ずる行政処分を行いました。

  • 名称
    有限会社北信紙業(ほくしんしぎょう)
  • 代表者氏名
    ○○○○
  • 住所
    東京都台東区松が谷三丁目3番9号
  • 許可の種類
    産業廃棄物収集運搬業の許可(許可番号:第13-00-182624号)
  • 処分内容
    産業廃棄物収集運搬業の事業の全部停止30日間
  • 事業停止期間
    平成29年4月24日から同年5月23日まで

 

 

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