東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

政令指定都市の事業系一般廃棄物搬入手数料は~(仙台市 平成30年4月から改定)

2018年05月03日 13時28分22秒 | ごみ全般/環境政策

昨日、仙台市の「清掃工場へのごみの自己搬入が大変混雑しています(5月2日現在)」という情報が流れていたので、、

一昨年のブログ記事「政令指定都市の事業系ごみ搬入手数料一覧、仙台市は引き上げを検討、(焼却施設での資源化可能な紙類の受入状況は?)」を思い出し、さっそく仙台市の事業系ごみ搬入手数料の後追いをしてみた~

仙台市のホームページを開いてみると、
仙台市は、「平成30年4月にごみ搬入の手数料を改定」「事業ごみの分け方・出し方」ということで、
平成30年4月から100Kgまで1,500円(100Kg を超える分10Kg までごとに150円)と改定されていた。(これまでは1.000円/100 Kg)

といいうことで、政令指定都市の事業系一般廃棄物搬入手数料のグラフを更新した~

仙台市、キロ当たり10円から15円になったものの、政令指定都市のなかでは平均的な水準ということなのか、大都市ほど手数料が低めに抑えられている。大規模施設での大量処理というのは、処理原価計算をすると効率がいいと言うことなのか低めに単価が出てくる。

あれこれみていて、、、
23区と比較してうらやましいのは、事業系の一般廃棄物の扱い、

仙台市 事業ごみの内容物検査を実施しています-事業ごみの適正排出・減量にご協力ください
資源物の混入(平成29年5月)

 多くの政令指定都市や、全国各地の市町村で実施している、
事業系一般廃棄物の受入規制、資源化可能な紙類の搬入規制、
なぜ23区はできないのかと、、、つくづく残念に思いながら~

また、仙台市は、事業系紙類回収ステーション制度を設けている
仙台市では、事業ごみの減量とリサイクルを促進するため、古紙問屋等の民間事業者様のご協力のもと、新たに事業系紙類回収ステーション制度を設け、事業系紙類回収拠点を増設しました。
商店、飲食店、オフィス等、仙台市内の事業所で不要になった古紙(※)は、下記の事業系紙類回収ステーションへ無料で持ち込むことができます。是非お近くの回収拠点にお持ち込みください。詳しくは~

 


 

参考

●政令指定都市の1人1日当たりのごみ排出量

 

●東京都の事業系一般廃棄物に搬入手数料


奥多摩町は可燃 120円/30㍑ 180円/45㍑・不燃 15円/10㍑ 30円/20㍑ 45円/30㍑
あきる野市、日の出町、篠原村は規定なし。
グラフは多摩地域ごみ実態調査(平成26年度統計)からご作成

 

●東京都の1人1日当たりのごみ排出量

 

 

 

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