東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

彦根愛知犬上広域行政組合、 新ごみ処理施設の建設候補地(愛荘町竹原地区)の決定を白紙として、愛荘町竹原区を含めた5地域から改めて再選定

2019年04月15日 12時02分25秒 | 中間処理施設等

滋賀県彦根市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町の1市4町で構成する彦根愛知犬上広域行政組合は、、新ごみ処理施設の建設候補地(滋賀県愛荘町竹原地区)を白紙撤回したと建通新聞が伝えている、、

彦根愛知犬上広域行政組合のHPでは、平成27年から平成28年に実施した建設候補地公募にご応募いただいた地域、愛荘町竹原区を含めた5地域から改めて選定を行うとなっている、、

彦根愛知犬上広域 ごみ処理建設候補地白紙
建通新聞 2019年4月15日
 滋賀県彦根市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町の1市4町で構成する彦根愛知犬上広域行政組合は、新ごみ処理施設の建設候補地(滋賀県愛荘町竹原地区)を白紙撤回した。 ...


最近は、ごみ処理施設の建設候補地を公募して、その中から選定するという自治体が出てきている。一見、住民参加の住民自治のようにみえなくもないが、、、しかし、その実態は、やはり迷惑施設にお金をばらまくことで解決させる、それを住民側に手を上げさせるというのだから、、ひどい話しである。

この、彦根愛知犬上広域行政組合の場合も、建設を受け入れた地元区(自治会)には、3億円を限度にまちづくり支援を行うという募集だった。あからさまに協力金や環境整備交付金の名目で受入地域にお金を払うところもあるようだし、、、東京都も、かつては、清掃工場建設と引き替えにその地域に還元施設は建てていた。

しかし、日本の廃棄物行政、何しろ焼却依存でごみ焼却施設の建設は必要不可欠と思い込んでいる。住民も、迷惑施設は自分の地域は困るけど、どこかよそに建てればそれでお終い。そして、なかなかゼロ・ウエイストに結びつかない、、

 

関連(本ブログ)   ↓ ↓ 容器包装プラスチックを燃やす場合と燃やさない場合の試算もあった~
彦根愛知犬上広域行政組合 新ごみ処理施設整備基本計画(素案)に対する意見公募について(概算事業費は350億円規模を想定)2018年06月21日
【官庁】新ごみ処理施設の建設候補地を公募/応募を16年7月まで受付/彦根愛知犬上広域行政組合2015年10月16日



彦根愛知犬上広域行政組合

 彦根愛知犬上広域行政組合では、平成29年6月に新ごみ処理施設建設候補地を愛荘町竹原区1か所に決定し、施設建設に向けて取り組んでまいりましたが、この度、その決定を白紙にすることといたしました。

 今後につきましては、平成27年から平成28年に実施した建設候補地公募にご応募いただいた地域、愛荘町竹原区を含めた5地域から改めて選定を行うことといたします。詳細につきましては、随時お知らせいたします。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 環境省 産業廃棄物処理施設の... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

中間処理施設等」カテゴリの最新記事