東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
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23区 清掃工場・下水処理施設の焼却灰等の放射能測定結果&埋立処分場での放射線量測定結果(~9月中旬)

2011年09月21日 20時25分20秒 | 東京23区のごみ

※グラフは東京二十三区清掃一部事務組合「清掃工場の放射能等測定結果」より作成


江戸川清掃工場、下降傾向ではあるが、まだまだどうなるかわからない。葛西水再生センター汚泥焼却灰もまだ26,000Bq/kgあるので~


東京二十三区清掃一部事務組合HPより
■清掃工場の放射能等測定結果を更新しました(9月20日) NEW!
焼却灰等測定結果
主灰、飛灰及び飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果(8/29~9/2採取分)(PDFファイル251KB)NEW!
表3 飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果
測定機関:中外テクノス 株式会社
測定方法:緊急時における食品の放射能測定マニュアル
(平成14年3月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)

※1 使用測定器 : 仏キャンベラ社製 ゲルマニウム半導体検出器 7500SL
※2 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。
※3 他工場で飛灰の処理を行っているため測定していません。
※4 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。
※5 放射性物質を含む焼却灰及び飛灰の埋立てについては、6月28日付けの環境省からの通知により8,000Bq/kgを基準に管理することとなっています。その後、7月2日付けの環境省からの追加説明により、飛灰についての基準は、今後は実際に埋め立てられる飛灰処理汚泥(飛灰を薬剤処理したもの)に対して適用されることとなりました。また、飛灰については、参考のため測定を行います。

1回目:試料採取期間 平成23年6月16日から24日(HP掲載 6/27)
2回目:試料採取期間 平成23年7月5日から11日(HP掲載 7/23)
3回目:試料採取期間 平成23年7月19日から26日(HP掲載 8/5 )
4回目:試料採取期間 平成23年8月1日から5日(HP掲載 8/22 )
5回目:試料採取期間 平成23年8月16日から20日(HP掲載 9/5 )
6回目:試料採取期間 平成23年8月29日から9月2日(HP掲載 9/20)

放流水測定は今回は破砕ごみのみ
放流水測定結果
放流水の放射能濃度測定結果(8/30 採取分(PDFファイル113KB) NEW!
測定機関:中外テクノス 株式会社
測定方法:緊急時における食品の放射能測定マニュアル
(平成14年3月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)
破砕ごみ処理施設(8月30日試料採取日)セシウム:不検出
※1 使用測定器 : 仏キャンベラ社製 ゲルマニウム半導体検出器 7500SL
※2 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。
※3 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。


少し高めの工場のみ抜粋
空間放射線量率測定結果
空間放射線量率測定結果(8/29~9/8)(PDFファイル124KB) NEW!
施設名:敷地境界(東西南北):工場内灰処理設備等(単位:μSv/h)
目黒清掃工場(*3)9月1日:0.07/0.08/0.08/0.08: 0.04~0.54
有明清掃工場(*2)9月1日:0.10/0.09/0.10/0.09: 0.04~0.50
足立清掃工場(*1)9月5日:0.12/0.10/0.13/0.13 :0.05~0.32
葛飾清掃工場(*1)9月1日:0.21/0.12/0.19/0.19:0.05~0.49
江戸川清掃工場(*2)9月8日:0.13/0.14/0.20/0.18: 0.04~0.43
※ 測定値は、当組合工場職員による測定によるものである。
 測定器:日立アロカメディカル㈱製 TCS-161(シンチレーション式サーベイメータ)(*1)
 測定器:日立アロカメディカル㈱製 TCS-172B(シンチレーション式サーベイメータ)(*2)
 測定器:富士電機㈱製 NHC7(シンチレーション式サーベイメーター)(*3)
 測定方法:指示値の安定を確保した後、30秒ごとに指示値を5回を読み取り、その平均を測定値とした。
 なお、測定器(シンチレーション式サーベイメータ)が調達できるようになったので、当組合職員による測定を開始した。
※ 測定値は気象条件等により変化します。
※ 敷地境界は地上高さ1m、工場内灰処理設備等は設備から5cmと1mの距離での測定結果


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汚泥焼却灰のみ抜粋
東京都下水道局HPより(平成23年9月9日)
■下水処理における放射能等測定結果
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0546.htm
 東京都下水道局で汚泥処理を行っている各水再生センター及びスラッジプラントの脱水汚泥及び汚泥焼却灰に含まれる放射能の詳細な測定結果並びに敷地境界(東西南北)・敷地中央の空間放射線量の測定結果をお知らせします。

1 放射能量測定結果
 試料採取日 8月26日~30日
(2)汚泥焼却灰

※ 汚泥焼却灰は、脱水汚泥を焼却したものであるため、放射能濃度が高くなります。
※ 放射能量の測定は、外部の専門分析機関に委託しています。
※ 測定値が検出下限値未満の場合を不検出としました。

東部:東部スラッジプラント(江東区新砂)
葛西:葛西水再生センター(江戸川区臨海町)
みやぎ:みやぎ水再生センター(足立区宮城)
新河岸:新河岸水再生センター(板橋区新河岸)
南部:南部スラッジプラント(大田区城南島)
※グラフは「下水処理における放射能等測定結果」より作成

■下水汚泥を焼却した際に発生する排ガスに関する放射能測定結果〔9月13日発表〕(2011.9.13)
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0547.htm
いずれもセシウム不検出となっている。

葛西水再生センター(江戸川区臨海町)のほうが江戸川清掃工場より敷地境界空間放射線量は低い値?!
■下水道施設における空間放射線量の測定結果〔9月16日発表〕(2011.9.16)
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0549.htm
 東京都下水道局で汚泥処理を行っている各水再生センター及びスラッジプラントの敷地境界(東西南北)・敷地中央の空間放射線量の測定結果をお知らせします。
測定日 9月12日~14日 (単位:μSv/h)
施設名 :東側・西側・南側・北側・中央
東部スラッジプラント(江東区新砂):0.13・0.11・0.11・0.12・0.11
葛西水再生センター(江戸川区臨海町):0.13・0.12・0.15・0.15・0.15
みやぎ水再生センター(足立区宮城):0.11・0.11・0.09・0.11・0.10
新河岸水再生センター(板橋区新河岸):0.08・0.08・0.07・0.09・0.09
南部スラッジプラント(大田区城南島):0.11・0.09・0.08・0.09・0.07

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東京都環境局HPより
■都廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果(平成23年8月以降)
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/attachement/result_radiation_230916.pdf

1)空間線量率測定箇所


 3)埋立処分場等放射線量測定結果(μSv/h)
処分場内及び環境局中防合同庁舎


下水汚泥焼却灰埋立エリア(A)


上水スラッジ埋立エリア(B)


清掃工場焼却灰埋立エリア

【備考】
○放射線量の測定機器は、 ”LUDLUM Model-3型” を使用
 時定数(22秒)の3倍以上経過後の、最大値、最小値を読み取り、その平均値を測定値とした。

今回も↓↓第一排水処理場脱水汚泥③でセシウム検出
4)排水処理場処理水等測定結果(Bq/kg)
試料採取日平成23年9月13日
第一排水処理場脱水汚泥③
Cs134: 95Cs137:123合計:218

とりあえず~




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