東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

JESCO 平成27年度ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会を傍聴した~

2016年03月30日 17時20分17秒 |  PCB/DXN類など

☆グラフはJESCO「各PCB処理事業の進捗状況について」より作成


中間貯蔵・環境安全事業(株)
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会
 ←開催状況や資料など
日 時 :平成28年 3月30日(水)13:30~16:30
場 所:アジュール竹芝13階「飛鳥の間」
議 題
(1)平成27年度における各部会の取組状況について
(2)平成27年度における各事業の進捗状況について
(3)北九州PCB処理事業所における排気中ベンゼンの協定値超過について
(4)その他

 

傍聴しました~
各事業の進捗状況は、トランス・コンデンサの処理は、おおむね順調に操業を行っており、処理の進捗率は,平成28年2月末現在、トランス類75%、コンデンサ類73%となっているとのこと。しかし、北九州事業は、昨年10月末の排気中ベンゼンの協定値超過で操業は止まったまま、、、この先どうなるのか、、、

各事業所の進捗率等
☆進捗率の試算の元となる「処理対象台数」は、環境省「今後のPCB廃棄物の適正処理推進について」(H24.8)表2 処理対象機器の推計台数のままなので、、、処理すべき台数の実態はまだ不鮮明、、

また、PCB廃棄物の処理進捗状況も、単純に処理台数だけでおっていても大小・難易度もいろいろあるのだろうから、、、
しかし、PCB分解量でみていくと、、毎年順調に処理量が増加し続けていたが、平成25年度で若干低下、平成26年度は北九州、大阪、北海道とかなり落ち込んでいる。

表1 平成28年2月末時点での各PCB処理事業所の処理の進捗率


 

 

 

 

現状では、事業所間の相互協力分は、受け入れて処理した事業所での処理実績に組み込んでいるようだ。進捗率の分母はどう変えているのかわからないが、今後は、その数字もみえる化させるように委員長から要請あり。

各事業所の処理開始時期
北九州事業所:平成16年12月
豊田事業所:平成17年9月
大阪事業所:平成17年11月
東京事業所:平成18年10月
北海道事業所:平成20年5月

予定では13:30~16:30 となっていたが、、、
ずいぶんはやく終了した~

午前中は「第17回PCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会」も開催されていて、、
PCBの検討委員会、環境省もJESCOも委員の先生方は7名の方がダブっておられて、、

傍聴だけでも委員会をはしごすると疲れてしまった、
午前は、PCB処理推進委員会ではなく、「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」を傍聴した。
戦略検討会の座長の細見先生もJESCOのPCB検討会の委員、

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 福島の汚染土壌等、技術開発... | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

PCB/DXN類など」カテゴリの最新記事