大分市は市内上戸次に計画している広域ごみ処理施設「新環境センター」に関し、整備に向けて実施する環境影響評価(アセスメント)の計画書を公表している。(参考:「大分市が新ごみ処理施設の環境アセス計画 2月8日まで意見を募集」)
ごみ焼却施設(エネルギー回収型廃棄物処理施設)の処理方式は、
現段階において、①焼却方式(ストーカ式)、②ガス化溶融方式(シャフト炉式)、③ガス化溶融方式(流動床式)を選定しています。これらの3つの処理方式のうち最終的な処理方式の決定は受注事業者決定時(令和4年度)を想定しています。
大分市 更新日:2020年12月15日
新環境センター整備に係る環境影響評価
環境影響評価の概要
大分市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後大野市、由布市の6市において計画している新環境センターの建設に伴い、大分県環境影響評価条例に基づき、計画しているごみ処理施設が、周辺地域の環境にどのような影響を及ぼすかについて、あらかじめ周辺地域の環境状況を調べ、施設の施工・稼働による影響を予測・評価し、対策を講じるものです。
また、その評価結果を公表し、住民の皆さまや関係市などからの意見を踏まえて、環境保全の観点からよりよい事業計画を作り上げ、環境と開発の調和をはかっていくための制度です。
なお、環境影響評価の手続きは、新環境センター整備事業の実施主体である大分市が実施してまいります。
※環境影響評価の詳細については、大分県ホームページの「環境アセスメント(別ウィンドウで開きます)」をご覧ください。
事業の概要
事業者の氏名および所在地 |
事業主体:大分市(構成市:大分市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後大野市、由布市) 代表者:大分市長佐藤樹一郎 所在地:大分市荷揚町2番31号 |
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事業の名称種類および規模 |
名称:新環境センター整備事業 |
対象事業実施区域 |
大分市大字上戸次769番8外 |
環境影響を受ける範囲であると認められる範囲 |
大分市、臼杵市、豊後大野市 |
縦覧の場所、期間 |
各手続段階において個別に掲載 |
計画段階環境配慮書
ごみ処理施設の建設にあたり、計画の立案段階において当該事業の位置、規模や施設の配置、構造などの事業計画を検討する段階で環境に及ぼす影響を検討するための手続きです。
検討した内容については、「計画段階環境配慮書」として作成・公表します。
◎主な内容
・事業の目的や内容
・事業実施想定区域およびその周囲の概況
・計画段階配慮事項ごとに調査、予測および評価の結果をとりまとめたもの
(公表について)
実施計画書
当該事業が環境に及ぼす影響を調査・予測するのに先立ち、「計画段階環境配慮書」に対していただいた意見を踏まえる中、事業の概要や評価項目、調査計画などをまとめたもので、今後の環境アセスメントの方法を決めるためのものです。
検討した内容については、「実施計画書」として作成・公表します。
◎主な内容
・計画段階環境配慮書に対する意見および事業者の見解
・現地調査を行うにあたっての、調査、予測および評価の手法
(公表・縦覧および住民説明会について)
公表期間 | 令和2年12月15日(火曜日)から令和3年1月25日(月曜日) |
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意見募集期間 | 令和2年12月15日(火曜日)から令和3年2月8日(月曜日) |