東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

ごみ焼却炉からダイオキシン汚染、許容基準の5000倍も/ベトナム

2015年04月14日 19時13分53秒 |  PCB/DXN類など

2014年11月にベトナム資源環境省が発表した報告書「ベトナムの環境中ダイオキンシン汚染の現状」で、
「産業廃棄物と医療廃棄物の焼却炉から排出された大気や廃水に、最も多くのダイオキシン類縁化合物(DRCs)が含まれていた。ハノイ市、紅河デルタ地方ハイズオン省ホーチミン市のごみ処理施設で採取された大気や廃水のDRCs濃度は、許容基準を数倍から最大で5000倍超えていた。」との報告、

大変なことである、、
日本の焼却炉メーカー、国内にとどまらず、、、海外へも猛烈なプラントの売り込みを行っている。これは、メーカーだけでなく、日本政府と一緒になっての海外戦略なのだ、、、日本国内が、世界的に見ても焼却依存の廃棄物処理、それを、海外にどのようにあてはめていくのか、、、地域特性に合った廃棄物処理体系があろうに、、、、、いくら性能のよい焼却炉だとしても、,,その運転技術次第では、ダイオキシン類の再拡散になってしまう、

ごみ焼却炉からダイオキシン汚染、許容基準の5000倍も 
日刊ベトナムニュース
-2015年4月14日
 2014年11月に資源環境省が発表した報告書「ベトナムの環境中ダイオキンシン汚染の現状」は、戦争ではなく産業活動を原因とするダイオキシン汚染を、政府が初めて認めるものとなった。
 それによると、産業廃棄物と医療廃棄物の焼却炉から排出された大気や廃水に、最も多くのダイオキシン類縁化合物(DRCs)が含まれていた。ハノイ市、紅河デルタ地方ハイズオン省ホーチミン市のごみ処理施設で採取された大気や廃水のDRCs濃度は、許容基準を数倍から最大で5000倍超えていた。
 この調査を指揮した専門家レー・ケー・ソン氏は「他の地域も調べれば、国内のほとんどのごみ焼却炉からDRCsが排出されていることが判明するだろう」と話し、原因は時代遅れの古い技術で焼却しているためだと指摘した。
 保健省保健環境管理局のグエン・フイ・ガー元局長によると、先進諸国ではDRCsを排出する焼却炉は以前から使用が禁じられている。ベトナムでも科学技術省や資源環境省が使用しないよう奨励しているが、禁止はされていない。


ダイオキシン類縁化合物(DRCs)?

国立環境研究所
■アジア沿岸域における未知のダイオキシン類縁化合物の検索とそのリスク評価(平成 25年度)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「有機顔料中に副生するPC... | トップ | 新日鉄住金エンジニアリング... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

PCB/DXN類など」カテゴリの最新記事