6月、7月、8月と、、
この時期、魚のへい死、多い、
水中の溶存酸素が不足したことが、魚のへい死の原因となっている~
更新日:2019年7月8日
隅田川における魚のへい死について
本日、隅田川の「水神大橋」~「永代橋」を中心に魚のへい死が確認されましたので、お知らせします。
1 発生状況
7月8日(月)午前9時00分頃、隅田川の蔵前橋付近で魚がへい死しているとの通報がありました。
環境局及び建設局は、現地に職員を派遣し、水質及び浮上魚の状況等の確認を行った結果、12時現在、「水神大橋」~「永代橋」の区間を中心に、コノシロなど約3000匹の魚のへい死を確認しました。
2 調査結果
環境局が本日11時頃に蔵前橋付近で実施した水質検査では、水中の溶存酸素量が通常の値(約5mg/L以上)より低い状態でした。
水質の分析結果(簡易分析)
・水温:22.4°C
・pH:7.3
・溶存酸素量(DO):2.3mg/L(上層)、0.0mg/L(中層(水深1m))
・シアン及び六価クロム:不検出
以上の結果から、水中の溶存酸素が不足したことが、魚のへい死の原因と考えられます。
【参考】周辺地点における平常の水中の溶存酸素量(平成29年度水質測定結果年度平均値)
隅田川(両国橋)4.8mg/L(上層)
※隅田川における溶存酸素量(DO)の環境基準値5mg/L以上(上層)
※隅田川におけるpHの環境基準値6.5~8.5
3 対応
現在、建設局がへい死した魚の回収を行なっております。