【平成25年度のごみ処理量について】☆大阪市「平成25年度のごみ処理量とコスト削減効果 ~10万トンのごみ減量となりました~」より転載
大阪市 [2014年7月18日]
■平成25年度のごみ処理量とコスト削減効果 ~10万トンのごみ減量となりました~
平成25年度のごみ処理量について
平成25年度のごみ処理量が、102万トンとなりました。
これは、前年度のごみ処理量112万トンに対し、10万トン(▲9%)の減量であり、ピーク時である平成3年度の217万トンと比較すると、115万トン(▲53%)の減量となっています。
ごみ減量に伴うコスト削減効果について
本市では、平成24年度に「平成27年度のごみ処理量を100万トン以下とする」目標を定め、各種のごみ減量施策を推進するとともに、平成25年10月からは、古紙・衣類分別収集の全市実施や資源化可能な紙類の焼却工場への搬入禁止などを実施してきました。
市民・事業者の皆さんにごみ減量へのご協力をいただいた結果、平成25年3月の森之宮工場廃止に続き、平成26年3月には大正工場を廃止することができ、大阪市の焼却工場は9工場から7工場へ削減されました。
こうしたごみ減量の進捗は、焼却工場の維持管理コストが年間8億円節約される効果をもたらしています。
また、平成25年度に分別収集した古紙等の売却益が約1億円ありました。
さらなるごみ減量を推進するために
本市では、平成27年度のごみ処理量を100万トン以下に、また、将来的には年間ごみ処理量を90万トンにする計画目標を定めています。
市民・事業者の皆さんのごみ減量・リサイクルへのご理解・ご協力により、平成25年度のごみ処理量(102万トン)は、前年度より10万トンの減量となりました。
しかし、家庭から出された「普通ごみ」の中には、未だ古紙など資源化可能なものが約27%含まれています。資源の有効利用を図るため、引き続き分別収集へのご協力をお願いします。
また、「手をつけていないまま捨てられている食料品」も約5%あります。食品ロスを減らし、より一層のごみ減量の取組をお願いします。
平成25年度のごみ処理の流れについて
平成25年度に大阪市内の家庭や事業所などから発生したごみの収集量は107.1万トンでした。そのうち、資源ごみや容器包装プラスチック、古紙・衣類などの資源回収量4.8万トンと破砕による金属回収量0.2万トンを合わせた資源化量5万トンを除く102.1万トンを焼却処理し、残った焼却灰17.3万トンを埋立処分しました。
平成25年度のごみ収集量(月別)について(前年度比較)
平成25年度のごみ収集量は前年度から8.9万トン減(▲7.7%)の107.1万トンとなりました。そのうち、家庭系ごみが、前年度比2.6万トン減(▲5.7%)の43.6万トン、事業系ごみが6.1万トン減(▲8.8%)の62.8万トン、環境系ごみが0.2万トン減(▲23.2%)の0.7万トンとなっています。
詳細は、「平成25年度のごみ処理量とコスト削減効果 ~10万トンのごみ減量となりました~」へ~
10万トンのごみ減量、すばらしい!!
よかったですね!!
大阪市も、事業系ごみがネックなのか、
ごみ収集量107.1万トン
家庭系ごみ:43.6万トン
(普通ごみ 36.8万トン、資源ごみ(※1) 2.6万トン、容器包装プラスチック 2.0万トン、古紙・衣類 0.9万トン、 粗大ごみ(※2) 1.3万トン)
事業系ごみ:62.8万トン
環境系ごみ:0.7万トン
「古紙・衣類 0.9万トン」意外と少なく感じるが、それでも、前年比、10万トンのごみ減量である。「紙類の焼却工場への搬入禁止」の効果は絶大といえる。事業系ごみ、10月以降は約5万トン減少。
家庭系ごみは「平成25年10月から・古紙・衣類分別収集(全市実施)・分別されていないごみの残置による啓発・指導」。事業系ごみは、「平成25年10月から資源化可能な紙類の焼却工場への搬入禁止」を実施している。
●過去、都道府県別で、1人1日当たりの総排出量[グラム/人日]、大阪府はワーストワンであったが、平成24年度は、ワースト4位になっている。ということは、平成25年度も、ワーストワンからの脱却は更新していくだろう。
大阪市、八尾市、松原市とのごみ焼却処理事業の一部事務組合設立、4月に設立申請、6月の設立、7月1日の事業開始を目指す…となっていたが。家庭系ごみ収集の民間委託(事業者の公募時期の延期、粗大ごみ収集は一部民間業者)など、その後どうなったのか、気になることはいろいろあるが~
大阪市、この勢いで、横浜市のようにごみ減量に力を入れると、23区などあっというまに追い抜かれる可能性あり、
東京都の956g/人日は、多摩地域の効果であって、23区だけで、環境省の計算方式(ごみの総処理量=中間処理量+直接最終処分量+直接資源化量)だと、平成24年度は1029g/人日となる。
大阪市、平成25年度で1,093g/人日かな?!
関連(本ブログ)
■環境省 一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成24年度)について (平成26年2月28日現在)(2014年06月21日)
ごみ総排出量[千トン] 1人1日当たりの総排出量[グラム/人日]
北海道 2,013 1,004
青森県 540 1,069
岩手県 455 943
宮城県 865 1,020
秋田県 396 999
山形県 387 912
福島県 791 1,094
茨城県 1,095 1,002
栃木県 706 959
群馬県 786 1,059
埼玉県 2,425 914
千葉県 2,189 960
東京都 4,582 956
神奈川県 3,057 921
新潟県 904 1,044
富山県 409 1,020
石川県 422 991
福井県 290 976
山梨県 314 991
長野県 681 862
岐阜県 702 932
静岡県 1,318 943
愛知県 2,579 944
三重県 660 976
滋賀県 454 876
京都府 889 922
大阪府 3,406 1,053
兵庫県 2,031 983
奈良県 470 914
和歌山県 381 1,022
鳥取県 218 1,009
島根県 246 939
岡山県 674 947
広島県 942 894
山口県 942 894
徳島県 277 962
香川県 330 891
愛媛県 483 914
高知県 263 944
福岡県 1,846 990
佐賀県 273 873
長崎県 493 944
熊本県 565 845
大分県 417 947
宮崎県 413 986
鹿児島県 586 939
沖縄県 448 853
合計 45,613 963
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